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今月の注目音楽情報をお届け!

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古川はる香さん
ライター
新宿三井ビルの「のど自慢大会」を初観覧。今年のフェス行きたい欲が満たされました。
『SAKU』ONEW
優しく穏やかな声に包まれる花束のようなアルバム

K-POPグループSHINeeのリーダー・ONEW(オンユ)が約3年ぶりの日本ソロアルバムをリリース。芸名「オンユ」の由来になった〝穏やかで柔らかい〞歌声を存分に発揮。アルバムタイトルのとおり「(花が)咲く」から着想を得て制作され、収録5曲とも花にまつわる内容に。美しい日本語の発音で歌詞がすっと入ってくる『花のように』、シティポップ調の楽曲と温かみのある歌声がマッチする『Lily』など、個性の異なる楽曲たちで構成されるアルバムは、まるで彼から贈られる花束のよう。(ビクターエンタテインメント)
『モーテル・ドゥ・キャップ』グッド・シャーロット

2000年代にポップパンクムーブメントを起こした双子、ベンジー&ジョエル率いるバンドの7年ぶりの新作。友人の結婚式でパフォーマンスをしたことから制作に火がつき、アルバムタイトルも式が行われたホテルの名前から。バンド初期の頃のような誠実さに加え、新境地を感じさせる楽曲が勢ぞろい。(ワーナーミュージック)
『う た』灰野敬二 + 蓮沼執太

1970年代から日本のアンダーグラウンドシーンを牽引し続ける音楽家・灰野敬二と、オーケストラ「蓮沼執太フィル」を組織し多彩な音楽表現に挑むアーティスト・蓮沼執太がコラボ。蓮沼がほぼすべての楽器演奏と作詞を担当し、灰野が瞬発的にメロディを発声してアルバムが完成。新たな形の音楽世界が。(ユニバーサルミュージック)
『弓弦葉(ゆづるは)』『Yeeeehaaaaw(イーハー)』森山直太朗

コンセプトの違うアルバム2枚を同時発売する異例の試み。心のやわらかい部分を表現した内向的な『弓弦葉』と、アコースティックで躍動感あふれる外交的な『Yeeeehaaaaw』は、対局的なようでお互いを補う〝心身一如の作品〞。人間・森山直太朗の多面的な魅力を余すところなく表現。10月17日発売。(ユニバーサルミュージック)
歌、踊り、笑いに感動! 贅沢すぎるロックオペラ
大パルコ人⑤オカタイロックオペラ『雨の傍聴席、おんなは裸足…』

演劇好きから愛され続ける劇団のひとつである大人計画とPARCO劇場がタッグを組み、宮藤官九郎が作・演出を手がけるロックオペラシリーズの第5弾。テーマは「親バカ」。ミュージカル俳優と演歌歌手の夫婦が、長男の親権を巡って泥沼の争いを繰り広げるという法廷劇。それゆえ「〝オカタイ〞ロックオペラ」と銘打たれているとのこと。あの手この手でお互いの好感度を下げようとする夫婦役には、つい最近のドラマでも夫婦を演じていた阿部サダヲと松たか子。夫婦の息子役には峯田和伸と黒崎煌代が。そのほか三宅弘城、荒川良々、少路勇介、よーかいくん、中井千聖、藤井隆と爆笑を約束するキャストが大集合。さらには作・演出の宮藤も役者として登板する。歌って踊って演奏し、笑いと感動まで届けてくれる。
11月6日~30日 PARCO劇場 チケット発売中 問い合わせ=☎03・3477・5858(パルコステージ) 大阪、仙台公演あり
※公演チケットは売り切れている場合もございます。ご了承ください。
Staff Credit
イラストレーション/SAITOE
こちらは2025年LEE11月号(10/7発売)「カルチャーナビ」に掲載の記事です。
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