FASHION

スニーカーじゃない日、私たちは「ローファー」一択!

この秋、ローファーがカジュアル派にいい理由

「名作ローファー」を、今こそ!チャーチ、ジェイエムウエストン、パラブーツ、サンダース。魅力あふれる4足をご紹介!

2025.10.14

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長く愛せる名品から、気軽に履ける進化系まで

スニーカーじゃない日、私たちは「ローファー」一択!

高山 都さんとジェイエムウエストン、チャーチ、パラブーツ、サンダースの「名作ローファー」

仕事や子どもの学校行事など、きちんと感が必要なシーンはもちろん、いつものカジュアルに上品さを足したいときにも活躍するローファー。端正なルックスでいて履き心地が楽なのも、ヒール慣れしていないスニーカー派の〝次の一足〞として最適です。さらにトラッドやクラシカルがトレンドの今季は、簡単に今どき感が醸せるといいこと尽くし! いよいよ秋本番、お気に入りのローファーと一緒におしゃれを楽しみませんか?

Index
  1. スニーカーじゃない日、私たちは「ローファー」一択!
  2. この秋、ローファーがカジュアル派にいい理由
    1. 大人に必要な上品さ、コーデの格上げ力、今っぽさ。ローファーならすべてを託せる!
  3. 憧れブランドの「名作ローファー」を、今こそ!
  4. J.M. WESTON【ジェイエムウエストン】
    1. 1946年から変わらぬ姿で世界中から愛され続ける『シグニチャーローファー #180』
  5. Church’s【チャーチ】
    1. ペニーローファーを現代的にアレンジした話題の新作『オニキス』
  6. Paraboot【パラブーツ】
    1. フレンチエレガンスと無骨さが調和する『オルセーティ』
  7. SANDERS【サンダース】
    1. 着用感と扱いやすさにもこだわったロングセラー『BUTT SEAM LOAFER』

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大人に必要な上品さ、コーデの格上げ力、今っぽさ。ローファーならすべてを託せる!

高山 都さんのChurch’sのローファーコーデ
靴¥141900(予定価格)/チャーチ クライアント サービス(チャーチ) カーディガン¥37400/ル フィル ニュウマン新宿店(ル フィル) シャツ¥17600/ジャーナル スタンダード 自由が丘店(ジャーナル スタンダード) スカート¥45100/ロンハーマン メガネ¥55000/フォレストパイン・デザインラボ(パイン) ピアス¥9240(エムシー・スタジオ)・リング¥10560(チビ・ジュエルズ)/ズットホリック 時計¥31900/シチズンお客様時計相談室(シチズン キー) 帽子¥9350/メイデン・カンパニー(オールドソルジャー) バッグ¥59400/オルサ(オルセット) 靴下¥1320/タビオ(靴下屋)

いつもならスニーカーを合わせていたスポーティ&トラッドなカジュアルMIXも、上質な黒ローファーを投入すればたちまち〝大人らしさ〞が急上昇! コーデ全体で見るとほんのわずかな面積なのに絶大な効果を感じられるのも、ローファーのすごいところ。

手入れをしながら、長く、大切に履いていきたい

憧れブランドの「名作ローファー」を、今こそ!

歴史と伝統、そしてクラフトマンシップが息づく、妥協のないものづくりから生まれた老舗のマスターピースたち。履いた瞬間から唯一無二の気品が備わり、履き込むほどに自分のスタイルになじんでいく──。そんな魅力あふれる4足をご紹介。

ジェイエムウエストン、チャーチ、パラブーツ、サンダースの「名作ローファー」

Church’s【チャーチ】

ペニーローファーを現代的にアレンジした話題の新作『オニキス』

Church’sの新作『オニキス』
¥141900(予定価格)/チャーチ クライアント サービス(チャーチ)

起源はなんと400年以上前の1617年。靴産業の盛んなイギリスのノーサンプトンでアンソニー・チャーチが手作りで靴を製作したことから始まり、2世紀を経た1873年、ひ孫のトーマスによって創業されたチャーチ。そんな英国トラッドの老舗からセレクトしたのは最新作の『オニキス』。やや細身のシルエットに繊細なブローグ(穴飾り)が引き立つデザインが、足元をモダンかつエレガントに映します。

J.M. WESTON【ジェイエムウエストン】

1946年から変わらぬ姿で世界中から愛され続ける『シグニチャーローファー #180』

J.M. WESTONの『シグニチャーローファー #180』
¥156200/ジェイエムウエストン 青山店(ジェイエムウエストン)

1891年、古くから革なめしや革加工にゆかりのあるフランス・リモージュ地方で創業。牛革の最高峰と称される、ブラックボックスカーフを用いた『シグニチャーローファー #180』の誕生は1946年。伝統的なグッドイヤーウェルト製法を採用し、自社工場の職人により約150もの手作業を経て完成するローファーは、シンプルでいてとびきり優美。〝永遠のアイコンモデル〞という名にふさわしい逸品です。



Paraboot【パラブーツ】

フレンチエレガンスと無骨さが調和する『オルセーティ』

Parabootの『オルセーティ』
¥96800/パラブーツ青山店(パラブーツ)

1908年、フランスの小さな村にある靴工房で、靴革裁断師をしていたレミー・リシャール・ポンヴェールが立ち上げたパラブーツ。ラバーソールを世界で唯一自社工場で製造していることでも有名で、雨や雪に強く、優れた防滑性を発揮すると評判。人気定番の『オルセーティ』は、ビットローファーのエレガントさと無骨さ、そしてボリューム感がいいバランスに着地した一足。カジュアル派も気負いなく履きこなせます。

SANDERS【サンダース】

着用感と扱いやすさにもこだわったロングセラー『BUTT SEAM LOAFER』

SANDERSの『BUTT SEAM LOAFER』
¥78100/サンダース ジャパン(サンダース)

ウィリアムとトーマスのサンダース兄弟により、1873年に靴の聖地・イギリスのノーサンプトンで誕生。2枚の革を突き合わせて縫い上げることから由来する『BUTT SEAM LOAFER』は、メンズっぽい重厚感が印象的なモデル。オーセンティックなデザインながら、傷や汚れがつきにくいポリッシュレザーや、衝撃吸収性に優れ、履く人の体温でフィット感が向上するインソールなど、細部にまでこだわりが光ります。

この秋、ローファーがカジュアル派にいい理由

スニーカー並みの楽ちんさとパンプス級のきちんと感を両立

実は素材や色、デザインが豊富。自分に合う一足が必ず見つかる!

トレンドにフィットしつつ、ベーシックとして長く愛せる

Staff Credit

撮影/田村昌裕(FREAKS)(人物) 坂田幸一(物) ヘア&メイク/YUMBOU(ilumini.) スタイリスト/徳永千夏 モデル/高山 都 取材・文/鈴木絵美
こちらは2025年LEE11月号(10/7発売)「スニーカーじゃない日、私たちは「ローファー」一択!」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

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