長井かおりさん×岸本セシルさんのメイクレッスン♪
「“薄づきこそが正義”ではない!」【大人のためのベースメイク】下地やファンデで肌にメリハリを出すことが大事!
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長井かおり
2025.10.11 更新日:2025.11.24
長井かおりさん×岸本セシルさんのメイクレッスン♪
大人の肌が絶対キレイに見えるベースメイクのヒント

ベースメイク、アップデートしていますか? 大人こそ、進化したアイテムに更新し、塗り方を少し工夫するだけで、肌印象がぐっと洗練されるんです。初登場のジャストLEE世代モデル・岸本セシルさんのお悩みに寄り添いながら、長井かおりさん流・美肌づくりのヒントをお届けします。今回は下地やファンデの塗り方についての紹介です。
Hint 1
薄づきがいいという呪縛から解放されるとキレイの幅が広がります
声を大にして伝えたいのは、『“薄づきこそが正義”ではない』ということ。“気になる部分にはきちんと向き合い、しっかりカバー。ただし厚塗り感は微塵も出さない”。それこそが、大人の理想肌。均一に塗るのではなく、カバーすべき箇所と抜け感を出す箇所にメリハリを出すことがポイントです。Hint 2の仕上がりを参考にすると、美しさの幅がぐっと広がります。まずはなによりも、“しっかりカバーする=厚化粧で老けて見える”という意識から解放されてみて
長井かおりさん

Hint 2
なんとなく塗りは卒業。つるんと美肌、清潔感たっぷり、若々しい印象に見違えるポイントを押さえて塗って!
下地やファンデを、なんとなく顔全体に均一に塗っていませんか? 大人になると、シミやくすみなどの色ムラや凹凸による影が出てくるため、カバーすべきゾーンとナチュラルに見せたいゾーンを見極めて、メリハリ塗りをするのが正解です。中でも、トラブルが集中しがちな“頬の三角ゾーン”には、下地やファンデをのばしすぎず、あえて留めてしっかり盛ると美肌印象がぐっと高まります。シワが寄りやすいキワは薄く仕上げ、テカリは抑えるなど、ほんの少しの工夫で見違えますよ
長井かおりさん
Point
ここを重点的にカバー! 美肌見せゾーン

「目頭下からこめかみ下にかけた逆三角形、私は“おにぎりゾーン”と呼んでいますが(笑)、ここを手厚くカバーするとリフト感やハリ感まで叶う、美肌見えの肝となる部分です。ぜひ丁寧に仕上げて」
Point
キワは残りものを薄くがお約束

「よく動いて凹凸が目立ちやすい目元や口元、またテカリやすい鼻すじや小鼻まわりは、ベースメイクがたまりやすく、日中ヨレやすいので要注意! ほかの部分からのばすようにして、薄く仕上げて」
Point
ツヤも場所次第ではテカリになると心得て

「頬のツヤは美しい反面、Tゾーンや小鼻まわりに光が集まるとテカリに見え、清潔感を奪いがち。特に小鼻のキワはあか抜けなくなり、ほうれい線も目立つため、油分はスポンジやパウダーで抑えて」
Point
こめかみのぷにっと感で、若々しく

「年齢とともにこめかみ周辺のボリュームが減ると、“削げ感”が出て、お疲れ感や老け感につながりがちです。そんなときは、ファンデにピンク下地を混ぜたものを重ね塗りし、ぷにっと感を仕込むのが正解」
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ほどよい血色感に。
ピンクニュアンスでふっくら

リキッドやクリームファンデにピンクの下地を混ぜる。こめかみ部分にのみ、スポンジでポンポンと重ねて。

Staff Credit
撮影/柴田フミコ(人物) KEVIN CHAN(物) ヘア&メイク/長井かおり(MAKEUPBOX) スタイリスト/小林実可 モデル/岸本セシル 取材・原文/中島 彩
こちらは2025年11月号(10/7発売)「長井かおりさん×岸本セシルさんのメイクレッスン♪ 大人の肌が絶対キレイに見えるベースメイクのヒント12」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2025年11月号現在)です。


















