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折田千鶴子

大沢たかおさん『沈黙の艦隊 北極海大海戦』公開記念インタビュー

大沢たかおさん、主演兼プロデューサーを務めた『沈黙の艦隊 北極海大海戦』を熱く語る。おまけで“大沢たかお祭り”についても!

  • 折田千鶴子

2025.09.24

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大沢たかおさん

一気見続出のドラマ『沈黙の艦隊』の続編は映画で

もはや信頼感しかない。演じる役と相まって“何かやってくれる”と、その一挙手一投足に大きな期待と注目を集まる大沢たかおさん。今回、ご登場いただくお題は、配信ドラマのシリーズ1が破格の視聴率を叩き出し、再び映画となってスクリーンに帰って来た『沈黙の艦隊 北極海大海戦』

大沢さんが「原作の中で一番好きなブロック。どうしてもここだけは映像化を成功させたいという強い思いで現場に入った」と語るように、物語はいよいよ佳境に! シリーズ1の大成功で自らハードルを上げてしまった本作に、いかに現場で挑んだのか、大沢さんに聞きました。

艦長の制服姿が頼もしくて精悍な

大沢たかお

Takao Osawa

主演・プロデューサー

3月11日生まれ。東京都出身。87年よりモデルとして活躍。「君といた夏」(94)で俳優デビュー。主な出演作に、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』『解夏』(共に04)、『ミッドナイト・イーグル』(07)、『桜田門外ノ変』(10)、ドラマ「JIN -仁-」(09、11)『藁の楯 わらのたて』(13)、『風に立つライオン』(15)、『AI 崩壊』(20)の他、人気シリーズ『キングダム 大将軍の帰還』(19、22、23、24)など。大沢たかおInstagram【@osawa_takao.official】

Amazon Originalドラマ「沈黙の艦隊」シーズン1の大反響を、どのように感じていましたか?

大沢 配信後ほどなくAmazonさんから「とてつもない数字が出ていますよ」と聞いたんです。でも僕は、「気を遣って言ってくれているのかな」と疑って掛かっていました。そうしたら数字を見せていただいたら本当で、ビックリして。しかも多くの方が一気見しているというデータも上がって来て、本当に嬉しかったですね。僕自身、映画やドラマの大ファンとして、シリーズものを最後まで止められず一気見してしまうのって、相当、面白い時だと身をもって知っているので。それを聞いて本格的に続編にトライしたいと思うようになりました。

その成功を受けながら、シーズン2としてドラマにするのではなく、映画というフォーマットにしたのは、プロデューサーとしてどんな思惑が?

大沢 色々な大人の事情が絡み合った上ですよ(笑)。ただね、シーズン1のラスト2話分――7話と8話の配信を、1日だけファンの方たちに映画館で観ていただく上映企画を行ったんです。その時、自分たちが作ったドラマを映画館で見られるなんて経験はなかなかないからと他のプロデューサーと一緒に僕も観たんです。もう感動してしまって、「やっぱり、この作品は映画だな!」と。それがある種ショックだったんですよね。

盛り上がったのではなく、ショックだった!?

大沢 そう、逆に落ち込んでしまったくらい。もちろんシリーズ1は、映画スケールの作品をドラマでやっていることが魅力だったわけですが、やっぱり大スクリーンと大音響で体感して欲しいなと感じて……。元々、吉野耕平監督は非常に音にこだわって作ってきたので、そういう意味でも、映画館で見てもらうのが僕たちの本望だったな、と思い出しました。そういう思いを抱きながら本作に臨んだので、今回この作品を映画館で観ていただけることが、より嬉しく感じています。

『沈黙の艦隊 北極海大海戦』ってこんな映画

『沈黙の艦隊 北極海大海戦』9月26日(金)より全国ロードショー

高性能原子力潜水艦を奪い、独立国「やまと」を宣言した艦長・海江田四郎(大沢たかお)は、東京湾海戦で米第7艦隊を圧倒し、国連総会出席のためニューヨークへ針路をとる。しかしアメリカのベネット大統領は、「核テロリスト<やまと>を撃沈せよ」と、最新鋭の原潜を送り込む。時を同じくして日本では、「やまと」を支持する竹上首相(笹野高史)のもと、衆議院解散総選挙が行われることに。また、ジャーナリストの市谷裕美(上戸彩)はテレビ局を辞めてフリーへと転身し、「やまと」の運命を追いかける――。かわぐちかいじの同名コミックを実写化した映画/ドラマの続編。

そうして映画として続編に取り掛かった時の気持ちを聞かせてください。

大沢 とても嬉しく、ありがたい、と思いました。でも同時にそれは、さらに高く難しいハードルを越えなければならない、ということを意味していて。だから脚本づくりからしても今まで以上に時間が掛かりましたし、覚悟のもと各部署全員がそれぞれ工夫を重ねました。例えばテクニカルな面においても、「前作を越えていきたい」という撮影監督の意地とこだわりは、単純にカメラのアングルを変えればいい、という話ではない。潜水艦内という非常に限られた空間を、どう見せるか。どんな画をどんな風に撮るか。現場で最大限挑戦しながら、みんなで次なるハードルに立ち向かっている、そんな印象がありました。

大沢たかおさん 『沈黙の艦隊 北極海大海戦』
©2025 Amazon Content Services LLC OR ITS AFFILIATES. All Rights Reserved. ©かわぐちかいじ/講談社

しかも、『北極海大海戦』というブロックは、大沢さん自身も最もやりたかったところでもあったわけですよね。

大沢 原作でも、本当に大事なブロックなんです。まず1つ目は、北極海の戦いという最もスリルとサスペンスと緊張感があるパートで、海江田が衝撃的なほど大きな決断をします。シリーズ1では動き出しながらも、まだ戸惑いがありましたし、相手に致命傷を与えるか否かの前段階でしたよね。

また、日本という地上で繰り広げられる政治のパートでも、「総選挙」という大事が起きる。原作でも、その総選挙は非常にしっかり描かれていて、地上でも本当の意味での戦いが始まるわけです。つまり日本がどういう選択をするのか、ようやく動き出していくわけです。さらにマスコミのブロックにおいても、市谷が「メディアとは何なのか」を問う旅に出る。いよいよみんなで「変化の旅」に出るわけです。

確かに北極海大海戦に至るまでに、既に1本分の映画を観たくらいに色んなことが起きますね。 

大沢 そうなんですよ(笑)。『北極海大海戦』というタイトルをはるかに超えた世界が描かれていく。言い換えると『総選挙大作戦』とも言えるし、さらに別のタイトルも多々考えられるくらいです。それくらいこのブロックは、厚みとスリルと恐怖とワクワクが詰まった最も大事なブロックなんです。息をするのも忘れるくらいに、肉厚で重厚でズシリとした重さもあるわけです。

そんな中で、海江田という人物を再び演じるにあたり、改めてどのように向き合いましたか。

大沢 海江田という人物は主軸でありながら、実はあまり動いてない。多くの作品では主人公が変化したり成長したりしますが、海江田は基本的にはほぼ変わっていません。その代わり、周りの人々が成長していく、という構造です。そんな周りの人たちは、シーズン1までは皆悩んだり壁にぶつかったりしている最中でしたが、本作では主人公のようになって、みんなで旅に出るとも言えます。

大沢たかおさん

当然ながら、僕が前作まで演じて来た海江田と同一人物なので、基本は同じ人物であり続けたいと思いました。ただ、せっかく映画の世界になって、みんなが挑戦してるのに自分が挑戦しないでどうするのか、という思いもありました。全く同じ人が出て来て同じことをやって終わってしまったら、観客も自分も何か物足りなく感じるだろうな、と。だから変えるのではなく、もう少し掘り下げて、これまで見せていない側面を見せていく作業をしていた気がしますね。

例えば、海江田の感情のちょっとした起伏や彼が持つある種の狂気を、これまで演じた役と変わらない程度のレベルで表現しました。原作を読まれた方はご存知でしょうが、シリーズ1までは触れて来なかった、海江田に内在する「まさか…」と思われる衝撃的な一面も顔を出すわけです。



各ブロックが集結し完成するまでの道のり

潜水艦「やまと」とアメリカの原潜が戦いに至る海中・海上、永田町周辺の政治まわり、それらを見極めて報じようとするマスコミ。3つのブロックをそれぞれ撮影していったわけですよね?

大沢 そうです。僕らは潜水艦内のみでの撮影だったので、むしろ政治ブロックやマスコミブロックよりも楽だったんじゃないかな。さらに外国のブロックも加えて、それぞれが全く別の時期に、ブロックごとに撮影を進めていきました。他のブロックの現場に見学に行っても、到底同じ作品を撮っているとは思えないくらいでしたよ。もちろん内容は知っていますが、雰囲気も違えば、カメラを構えてる位置も全然違うし、監督の雰囲気まで違いますから。全く別の映画を何本も撮っていき、それらを監督が最後にまとめて濃縮し、編集して1本の映画にまとめ上げる。だからCGはじめ技術系のスタッフたちは、本当に苦労したと思います。

完成後に、「こんな映画だったのか!」と初めて知るような感覚もありましたか。

大沢 僕ら俳優は、皆そうでした。先日も試写で江口洋介さんや上戸彩さんにお会いして、「初めて映画を観て驚いたのは何だった?」と話し合いましたから(笑)。でもだから逆に、僕ら俳優もお客さんと同じレベルで感動できたりするのは楽しかったですね。作品のスケールが大きくなればなるほど、こういうことが起きるのか、と改めて感じました。

巨大な潜水艦「やまと」が、“あんな状態に…!!”という驚きのシーンもあります。撮影エピソードをひとつ明かしてくれませんか?

大沢 あの辺りの場面はクライマックスの一つと言えますね。原作を読んだ時も、僕の感情のピークはあの場面でした。「このシーンを本当に撮れる日が来るのか!?」という思いがあったほどです。詳しくは明かせませんが、だからこそ僕は“あのシーン”に大きな意味を込め、非常に大事に大事に撮っていきました。もちろんプロデューサー陣としても、この場面の映像化で映画の成否が決まると思ったくらい、絶対に失敗できないシーンだという意識もありました。かわぐちかいじ先生に対する礼儀も含め、最も難しいシーンでしたね。

潜水艦のプロ中のプロである海江田は、自信をもってあのシーンにおける選択をしたのでしょうか。指示を出す発声も含めて、どんなことを意識されましたか?

大沢 いや、僕自身は色々悩みながら(の演技や発声)でもありましたよ。多分、僕だけではなくほぼ全キャストが、あのカットを撮るまで「どうしようか」と心の中で頭を抱えて当日を迎えたと思います。乗組員たち(の俳優)とそういう話を一度もしたことがないので、みんながどういう気持ちであのシーンに臨んだのかは分からないですが……。もちろん、皆さんプロだから台本を読めば「ここが大事なところだ」と分かったと思いますし。

話をしないまでも若い乗組員たちが悩んでいるぞ、と察知されたりすることもあったのではないですか。

大沢 皆さんと現場で色んな話をしますが、基本は仕事や撮影についての話は一切しないんです。ただ個人的に、「この俳優の、この場面がとても大事」という時は、さりげなく言いに行くことはありました。今回はオーディションで選んだ方たちも少なくなく、中には芝居経験のない/浅い俳優や若い方も結構いて、「ミスしたらいけない!」と緊張してしまう人もいたので、さりげなく声を掛けにいくことはありましたね。

大沢たかおさん

それはプロデューサー的な目線で?

大沢 いや、そうすると相手からすると“言うことをきかなければいけないポジション”になってしまうので、それは良くないな、と。単に年上で経験の長い同じ立場の俳優として、「これ勝負どころだね」とか「ここ、俺はすごく好きなんだよね」と世間話程度に楽しく話す感じです。あとはご本人が考えることですから。

それぞれの乗組員に大事なカットがあるのですが、やっぱり何十人もの俳優が集合して撮影していると、段々と分からなくなってくることがあるんですよ。ついつい流れでやってしまいがちな時があるので、そういう時に感情の共有をして、本人が気づいていければいいかなと。

津田健次郎さん演じる新キャラクター

津田健次郎さんが演じられる新キャラクターが、飛び道具のように効いていました。解散総選挙にあたって、民自党を離れて独立する一匹狼の大滝という役ですが、どう海江田に関わって来るのかも本作の見どころです。

大沢 実は原作でも、大滝の登場は非常に大事なポイントで、最も面白いところなんです。だからこそ、彼の場面は非常に慎重に臨みました。もっと大きくポイントを置きたかったくらいですが、2時間程度という制約の映画では、これが精いっぱいでした。でも総選挙や北極海大海戦などの大きな動きが編み上がる太い物語の中で、大滝のような新しい登場人物も、観客の皆さんに楽しんでもらえるようにしたかったんです。

『沈黙の艦隊 北極海大海戦』
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記者会見でも、かわぐちかいじ先生が「大滝の登場の仕方や彼の顔の描き方は、とても悩んだ」とおっしゃっていたくらい重要です。もしかしたら孤立しそうな海江田を後押しするために入って来た、かつ地上(政治)側の仲間の1人でもあるので、とても大事な人物であり大きな物語展開を担っています。

今、本作を世に放つ意味

最初に『沈黙の艦隊』に着手した頃は、まだウクライナ戦争が始まる前でした。それから時間がだいぶ経ったのに戦争は終結せず、余計に世界は混とんとしています。そんな状況だからこそ、海江田の言葉や選択、また本作が訴えかける力は大きいと感じます。

大沢 確かに当時は戦争が起きる前で、まさかこんな世の中になるとは思っていなかった中で、このシリーズの映像化が始まりました。だから何らかのメッセージを作品に込めたわけでもありませんでしたが、逆に世の中が、原作が描く世界に近づいていってしまった。それは決して喜ばしいことではないし、本来ならフィクションの世界の中だけでスリルや恐怖をエンターテインメントとして楽しんで、そこから何かを考えるきっかけになるのが丁度いいと思っていました。

ところが今は、現実の方がフィクションを越えて先に進んで行ってしまう感覚があり、作る側/出演する側としても「これは映画だ。これはエンタメだ」と括れない段階になっているとも感じます。実社会で起きていることを持ち込んで映画館にいらっしゃるお客さんもいるでしょう。

そういう意味では、我々自身が未知との遭遇をしているというか、自分たちの意思で頑張ってきたことだけど、どこか(もっと何か大きなものの存在に)作らされたのではないか、たまたま我々が手足になっているのではないか、という感覚に襲われたりもします。僕らも一観客として観客の皆さんと同じような感覚で、本作を観て色々と考えさせられることになると思います。

オマケの話。「大沢たかお祭り」には悪意がない

最後に、今なお大きな話題を呼んでいる「大沢たかお祭り」についてお聞かせください。LEEwebの読者はまさに、その「祭り」を楽しみ、悩みや笑いを共有している真ん中世代です。私自身も大いに楽しませていただいたのですが……。

大沢 『キングダム』シリーズで僕が演じた王騎将軍の色んなシーンを、みなさんが切り抜いて心の叫びを当てて楽しむことが現象になっていた、ということに対しては、たくさんの方からご連絡をいただき、色々な考え方があると僕も認識しています。

ただ、あくまで僕個人の考えですが、それで誰かを傷つけているわけでもなく、むしろ皆さんが日常での辛いことや鬱憤を笑いに変えて共有し、響き合っているというのは悪いことではないのかな、と思っています。

特に主婦の方やお母さんたちの中には、世間から孤立しがちな方や、どうしても家庭に入らなければならない状況の方もいらっしゃると思うんです。そういう方は不満や不安を叫べる場所がないですよね。そんな方々が、不満や不平を笑いに変えて発散できるって、むしろ僕はいいことだと思うんです。

大沢たかおさん

王騎の表情の豊かさもさることながら、大沢さんが発されるセリフの言い回しを思い浮かべて楽しんでいた人も多そうな気がします。

大沢 王騎というキャラクターはとても強くて優しくてユーモアがあって面白い。そんな王騎の色んな面を皆さんが、自分の中の何かを王騎に投影したのかな、と。こういうエンタメの楽しみ方もあるんだな、と僕も改めて知りました。

それに、とかくSNSって悪いことが拡散しがちですよね。誰かを傷つけたり、誰かを陥れたりすることも多い。そういう“炎上”現象には全く興味がないのですが、あのお祭りのように悪意がなく、みんながそれを楽しむ現象から、「SNSってこういうパワーもあるんだな」と教えられ、勉強にもなりました。

もっとも、祭りをきっかけに『キングダム』を観た方もいるらしく、さすがにそれは逆だろう、とは思いましたが(笑)。でもそれもエンターテインメントの新しい産物であり、色んなことが生まれるきっかけになるものかもしれないな、と。だから、あまり神経質になることでもないかなと僕は思っています。

大沢たかおさん

最後は大沢さんの器の大きさを感じさせられる、温かくて優しい言葉をいただきました! だからと言って、もちろん“何でもあり”な無法地帯には絶対になって欲しくないと(きっとLEEweb読者の誰もが)思いますが、記事を読んだ皆さんも心がウキッとなったのではないでしょうか。

さて、そんな我らの大沢さんが主演・プロデューサーを務める『沈黙の艦隊』シリーズも、映画⇒ドラマ⇒映画となって、幹をどんどん太くして大樹のように育っています。実は私、“潜水艦もの”って苦手意識があったので、最初は気乗りしなかったりしたんです。でも、『沈黙の艦隊 シーズン1』はそれこそ一気見して、鳥肌が立ちました。

ドラマをチェックしてから映画に臨むと、より物語に入り込めるかも、と思いますが、映画単体でも、もちろん「日本がこんなことに!!」という驚きと、心の底が湧きたつように興奮してきます。奇しくも現実でも総裁選を控えた今。是非、『沈黙の艦隊 北極海大海戦』を観て、自分たちの国について考えてみませんか!? まずは映画館で、巨大な原子力潜水艦が“あんなことに”なる驚きに息を呑んでください!

『沈黙の艦隊 北極海大海戦』

2025/日本/132分/配給:東宝

『沈黙の艦隊 北極海大海戦』

9月26日(金)より全国ロードショー

監督:吉野耕平
出演:大沢たかお、上戸彩、津田健次郎、中村蒼、松岡広大、前原滉、渡邊圭祐、風吹ジュン、岡本多緒、酒向芳、夏川結衣、笹野高史、江口洋介
原作:かわぐちかいじ『沈黙の艦隊』(講談社『モーニング』)監督:吉野耕平
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©かわぐちかいじ/講談社


Staff Credit

撮影/菅原有希子 

折田千鶴子 Chizuko Orita

映画ライター/映画評論家

LEE本誌でCULTURE NAVIの映画コーナー、人物インタビューを担当。Webでは「カルチャーナビアネックス」としてディープな映画人へのインタビューや対談、おススメ偏愛映画を発信中。他に雑誌、週刊誌、新聞、映画パンフレット、映画サイトなどで、作品レビューやインタビュー記事も執筆。夫、能天気な双子の息子たち(’08年生まれ)、2匹の黒猫(兄妹)と暮らす。

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