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Sayaの12星座 星占い「星ごよみ」

<9月23日~10月22日の運勢/Sayaの星占い>大切な相手への依存には注意。バランス感覚を働かせて【今月の12星座運勢「星ごよみ」】

  • Saya

2025.09.23 更新日:2025.10.22

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SUN SIGN IN LIBRA(太陽がてんびん座に)

Sayaの星占い てんびん座

9月23日の秋分に太陽がてんびん座へ。毎年、秋分とともに、てんびん座が始まります。

実は、その前日の22日に、おとめ座では新月&日食がありました。そのひと月前にも、おとめ座で新月があったので、8月23日からの準備期間が終わって、新たな段階に突入するプロジェクトも、多いときだと思います。

また日食と同じ9月22日には行動や戦いの星・火星がさそり座に入っています。没入し、献身するさそり座の性質が広く世の中で見られるときだと思います。ちょっと心配なのは、さそり座に火星が入る頃、大切な相手に依存や執着をしてしまう傾向もあること。それだけ、相手に思い入れてしまいやすいのです。

とは言え、太陽の他、思考や伝達の星・水星もてんびん座に入っているので、そんな没入傾向を思いとどまらせるようなバランス感覚も働きそう。ギアを入れつつも、本当は、まだ迷っている。でも、現実は止められないほど、どんどん進んでいく……そんな感覚があるのがきっとこれからのひと月です。

10月7日のおひつじ座の満月には水星が火星のあるさそり座へ。14日には愛と美の星・金星が太陽のあるてんびん座へ入り、変容の星・冥王星が「順行」します。この頃になると、没入・献身しつつも、相手の気持ちを考える余裕が出てくるかもしれません。21日のてんびん座の新月からは、さまざまな揺らぎや過干渉を乗り越えて、新たな人間関係を築くムードに。22日には境界を溶かす星・海王星も、うお座に戻ってきます。ここには現実化とルールの星・土星もあるので、この春までのムードも再来。古い感情的な問題、不信感を乗り越えていくことが大切に。

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  • 「理想」を押し付けなければ、自分の心が平穏に
  • 別の人間だからこそ、しっかりと言葉で伝える

天にあることは地にもある。それが占星術の基本となる考え方。とくに、太陽系の惑星たちが星座を動くときは、地上のわたしたちの心も影響を受けることをお伝えしてきました。今回で7回目です。

これまでもお伝えしてきたように、2024年の11月20日に変容の星・冥王星がみずがめ座に入り切り、やぎ座に冥王星があった時代のようには多くの人ががんばれなくなったなかで、2025年を迎えています。

でも、2025年3月30日には境界を溶かす星・海王星が、5月25日に現実化とルールの星・土星がおひつじ座へ。海王星によって、一種の興奮が引き起こされるなか、土星もおひつじ座に入り、その興奮への抑制が起こりました。ただ、なかには海王星のビジョンを受け取る力が強いと、夢を夢のままで終わらせず、実現させたくなった人も多いはず。土星によって、それだけ「本気になる」と、諦めるのか、実現させるのか答えが出てくるのかもしれません。

そんななか、海王星は7月5日に、土星は7月13日に「逆行」を始め、土星は、9月1日にうお座に戻ってきました。2023年3月から、2025年5月にかけての心境を思い出してみると、〝うお座土星の感触〟がつかめるかもしれません。うお座は、人と人との境界がない、ワンネスの星座。そのため、土星が入ったこの時期は、相手の存在を自分自身と同じように感じて、信じたりゆるしたりするように求められていたはず。そうした土星の影響がまた戻ってくるのがこの秋冬。土星は、2025年の11月28日に「順行」し、2026年の2月24日にうお座を去りますが、どこかシリアスに思い詰めたようなムードが続くことになるでしょう。

ちょっと心配なのは、家族間でも、共依存的な関係が生じそうなこと。パーソナルスペースがないくらい、お互いがお互いを必要としすぎる。どちらかが欠けたら、人生が成立しないといった一種のしがみつきも起こりそうなことです。健全な関係とは、お互いが別々の行動をしていても、信頼できるもののはず。もし、不安や疑いなどが生じるのであれば、それはお互いの理解が足りないのかもしれません。

9月23日の秋分に太陽はてんびん座へ入ります。てんびん座は、「適切で、調和的な人間関係」を表しますが、行動や戦いの星・火星は前日にさそり座に入るので、適切な距離を取ろうとしつつも、没入したり介入したりしてしまう面もこれから出てきそう。大切なのは、距離感。相手が子どもでも、きょうだいや友人でもパートナーでも、「自分の理想」を押し付けていないか、振り返ってみましょう。

もし相手が人生で何か失敗したとしても、失敗する権利がその人にはあるのを忘れずに。たとえば、子どもに自分と同じような後悔を抱えてほしくないと思うと、教育熱心になってしまうこともあるでしょう。でも、「相手のためを思って」、思いどおりにしようとすると、この秋はとくに逆効果。押し付けと感じられてしまうので、家族であっても、自分とは別の人間だということを心がけると、きっと心の平穏が訪れるはず。また理解されないのは、言葉が足りないのかもしれません。別の人間だからこそ、しっかりと口に出すこと。「わかってほしい」を手放していくことで、きっと自分もラクになる。つまり、相手に押し付けてしまうときは、自分自身や自分の人生を愛せていないのですよね。他者にイライラすることが続いたら、もっともっと自分の望みを叶えてあげてくださいね。

ブーケ撮影/野口さとこ(@satoko.nog
ブーケデザイン・制作/伊賀悠里子(竹中庭園緑化


Staff Credit

text/Saya photo/岩城裕哉 cookies/and Bake

■Sayaさん著書情報

『わたしの風に乗る目覚めのレッスン―風の時代のレジリエンス』(Saya・大槻麻衣子 著/¥4400/説話社)
『占星術ブックガイド 星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集』(¥5500/説話社)

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Saya Saya

アストロロジー・ライター

1971年生まれ。おとめ座。現在は、京都で夫とふたり暮らし。雑誌連載のほか、オンライン講座や、ホロスコープ・リーディングのセッションを行う。著書に「星を味方につける生き方、暮らし方」(集英社)など多数。

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