Vol. #
114

ウォーターサーバーに憧れていても、設置場所や水の受け取り・保管など懸案事項が多々あって踏み出せない人は多いのでは? かく言う私もその一人だったのですが、7月に発表された「エブリィフレシャスミニ Produced by BEAMS DESIGN」に出合って一目惚れしてしまい、アトリエに迎えることになりました。インテリア性が高く、浄水器とウォーターサーバーの1台2役の“スぺパ家電”ともいえる、この一台。その魅力や使い勝手をご紹介したいと思います。
80年代のネオレトロを思わせる“クレイジーパターン”がおしゃれ
今回導入した「エブリィフレシャスミニ」は、天然水の製造・販売を手掛ける富士山GXホールディングスが展開する浄水型のウォーターサーバー「エブリィフレシャス」シリーズの1つで、2021年に登場しています。卓上タイプでキッチンカウンターやリビングの棚やサイドテーブルなどにも置けるため、設置性が高いのがポイント。その特別モデルとして「エブリィフレシャスミニ Produced by BEAMS DESIGN」がこの夏に誕生したのです。
フロント・サイド・トップの面を異なる素材と4つのカラーで彩る“クレイジーパターン”を採用。ヴィンテージミックスベージュとヴィンテージミックスオリーブという2カラーで展開していますが、いずれも80年代のネオレトロを思わせる仕上がりになっていて、ポップでありながら暮らしに調和するデザインに心躍ります。サンヨーやソニーのカセットレコーダーや、イタリアのデザイン集団「メンフィス」によるポストモダンの世界を思い出させるようでもあり、2025年の今の現代らしさもあり、素敵だなと思います。
私が選んだヴィンテージミックスオリーブ、正面から見るとオリーブ色ですが、側面のブルーがアトリエの冷蔵庫のグレイッシュブルーとも見事に呼応していて、壁に掛けた片山みやびさんのアートの色合いともぴったり。こんなふうにデザインやカラーが気に入ると愛着もひとしおです。

浄水型&コンパクトな卓上タイプだから手軽に使える
さて、そんなインテリア性の高い「エブリィフレシャスミニ Produced by BEAMS DESIGN」ですが、機能面も満足度が高いです。浄水型なので水道水を本体上部の貯水タンクに注ぎ入れるだけでOK。もちろんつぎ足しもできます。専用カートリッジで水道水に含まれる雑菌やウイルスなどの不純物を46種類も除去しながら、ミネラル成分は残すので水がおいしいのもいいなと思います。
これまで浄水ポットを冷蔵庫に入れていましたが、すぐに水がなくなって一日に何回も水を足すことがたびたび。しかも浄水されるまで待たなければならないしで、2Lのペットボトルの水を買うことも多かったのです。こちらの貯水タンクの容量は3.3Lとたっぷりなので、ごはんを炊いたり、料理に使ったりと残量を気にすることなくたっぷり使えるのが本当に便利。浄水機能だけでなく、サーバー内を殺菌効果のある光で照射する「UV-LED」も搭載されているから安心して使えます。
これがあればもう浄水ポットもペットボトルの水を購入する必要もなくなって、いつでもたっぷりおいしい水を飲んだり、使えたりするのだからうれしいですよね。

ミルク作りにも重宝する70度のエコ温水機能やチャイルドロックも
大容量浄水器というだけではなく、必要に応じて冷水・温水の2つの温度帯の水が使えるのもウォーターサーバーならでは。冷水は5~10℃、温水は80~85℃の設定になっていますが、温水の使用頻度が少ない季節には温度を70~75度に下げられるエコ温水機能もあり、最大60%の電気代カットができます。実はこの温度帯は調乳に最適な温度なので、ミルク作りにもぴったり。冷ます手間が省けるので子育て中の方にはずいぶん助かるのではと思います。ちなみに寒い季節にはそんなに冷たい水は不要という場合、約10~15℃のエコ冷水機能もあります。


子育て中と言えば、熱いお湯がかかったり、まわりを水浸しにするのを防ぐためのチャイルドロック機能も必須ですが、それもバッチリ。そのほか、部屋が暗くなると自動で温水の加熱を止めて消費電力を抑えるスリープモードもあるので、居住しているわけではないアトリエでも無駄な電気代を抑えられて助かっています。


3日に1回、貯水タンクを取り外して洗って水を入れ替え、給水口を除菌シートで掃除するなど日常のメンテナンスも簡単なのでストレスなく使えることでしょう。浄水用のカートリッジは年に1回ですが、これも毎月の定額料金の中に含まれています。買い上げるものではなく、いわゆるサブスク的なものではありますが、ウォーターサーバー導入の参考になれば幸いです。



製品DATA
- ブランド:富士山GXホールディングス
- 商品名:エブリィフレシャスミニ Produced by BEAMS DESIGN
「神原サリーの愛しの家電語り」は、毎月2回更新。次回もお楽しみに!
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