呉美保監督×蒼井優さん『ふつうの子ども』公開記念対談
蒼井優さんがツッコミどころ満載な「ふつうの母親」を好演!『ふつうの子ども』呉美保監督が“未完成な子どもと完璧じゃない大人”の姿に込めた想い
-

折田千鶴子
2025.08.31

『ぼくが生きてる、ふたつの世界』の呉美保監督作
LEE世代もみんな大好きな蒼井優さんが、映画『ふつうの子ども』で初恋に舞い上がる「ごくふつうの少年」の、これまたとっても絶妙な「ふつうの母親」を演じています。
主人公の少年に、思わず“子どもって、こうだよねぇ”と噴き出しながら、その母の姿にも、つい我が身を投映しながら“あるある~”と吹いてしまう、たまらなさです。
そんな愛すべき映画を作り上げた、呉美保監督と蒼井優さんにご登場いただきました!

どの作品もみんなパワフル!
呉美保
Mipo O
映画監督
1977 年、三重県出身。初の長編脚本を手掛けた『酒井家のしあわせ』(06)で監督デビュー。『オカンの嫁入り』(10) で新藤兼人賞金賞、『そこのみにて光輝く』(14) でモントリオール世界映画祭ワールドコンペティション部門最優秀監督賞受賞、米アカデミー賞国際長編映画賞日本代表に選出。『きみはいい子』(15)でモスクワ国際映画祭にて最優秀アジア映画賞受賞。産休・育休を経て短編『私の一週間(「私たちの声」より)』(23) を監督。『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(24)が上海国際映画祭コンペティション部門に選出。

相変わらずさりげなくステキな
蒼井優
Yu Aoi
俳優
1985年生まれ、福岡県出身。ミュージカル「アニー」(99)でデビュー。『リリイ・シュシュのすべて』(01)で映画デビュー。『フラガール』(06)で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、新人俳優賞W受賞。『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)でも数々の映画賞を受賞。他の主な映画出演作に『家族はつらいよ』シリーズ(16、17、18)、『斬、』(18)、『長いお別れ』『宮本から君へ』(共に19)、『ロマンスドール』『スパイの妻<劇場版>』(共に20)、『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』(25)など。産休を経て朝ドラ『ブギウギ』(23)で復帰。近年の作品に配信ドラマ『阿修羅のごとく』(25)。
本作は、『そこのみにて光輝く』『きみはいい子』に続き、脚本・高田亮さんと呉監督がタッグを組んだ3度目の映画作品です。特に『きみはいい子』から10年という記念すべきタイミングであり内容ですね。
呉 『きみはいい子』の、ある種のアンサー映画になっています。あれはあれで一つ、私が思う子どもの形であり、社会やいろんな問題点を描いた“子ども映画”。でも出産・育児で仕事から離れていたこの10年、意外に“子どもそのもの”の姿を描いた映画ってあまりないなと気づいて。子どもって目の前のことしか考えていないため短絡的ではあるけれど、でもだから情熱があり、毎日精一杯生きている。そして(疲れて)カッと寝る。そういう姿そのものを味わえる作品を、日本映画としてチャレンジしたくなったんです。
『ふつうの子ども』ってこんな映画
10才、小学4 年生の唯士(嶋田鉄太)は、両親と3人家族の、いたってふつうの男の子。最近、同じクラスの心愛(瑠璃)が気になっている。ある日、心愛が環境問題についての作文を発表し、先生にも食って掛かる姿に見惚れた唯士は、つい環境に興味があるフリをして心愛に近づく。ところが心愛はちょっぴり問題児・陽斗(味元耀大)に惹かれているらしい。陽斗も心愛の発表を聞いて、何やら面白いことが起きそうだと思ったらしく、3人は“環境保護活動”を始めることに。ところが次第にエスカレートしていく3人の行動は、想定外の事態を引き起こしてしまう。
先日の試写での挨拶で脚本の高田亮さんが、「呉監督がまたたくさん直すと思って嫌だった」と冗談を飛ばしていました(笑)。今回はどんな風に直していったのですか?
呉 高田さんが書かれてきた大きな骨組みはほぼ変えないのですが、私はいつもディテールが気になるんです。とはいえ今も昔も、高田さんとそれぞれの持ち場を生かしながら、上手くやれたと思っていますよ(笑)! ただ思い出すと、『きみはいい子』の時に妊娠していた私が、「暫く現場から離れますが、またご一緒できたら」とご挨拶したんですよ。そうしたら高田さんがメチャクチャ嬉しそうに、「どうぞ、どうぞ、ごゆっくり、お子さんとお過ごしになられてください」とおっしゃって(笑)。あれは忘れられないですね。
蒼井 (爆笑)!

呉 でもね、私は高田さんの脚本を「直す」のではなく、まさに雑談の延長上で、そこから生まれる「面白いこと」を探している感覚なんです。その面白いことを加えたり、ちょっと変えたりしていく感じなんですよ。
細かいところを現場ではなく、脚本段階で直しを入れるのが意外というか、さすがですね。
呉 例えば、「ランドセルから何々を出して、こういうセリフがあって、次に何々をする」というようなト書きがあるとします。そこで私は「ちょっとやってみて」と高田さんにやってもらって、それをするには時間が足りないとか、不自然だとか詰めていく(笑)。特に今回は順番に喋るような段取りではなく、子どものカオス感というか、みんなが口々にわーわー言って聞き取れない、みたいなことをやりたかったんです。それを脚本の段階でいちいち詰めていくので、確かに高田さんは大変だったと思います。
絶妙な匙加減が必要な役を蒼井さんに
蒼井さんにとっては、『オーバーフェンス』以来の高田さんの脚本作品ですが、呉監督と高田さんがそんな風に練りに練った脚本を読まれて、どんな感想を持たれましたか?
蒼井 「わ、面白い!」と。最初は「このタイプの子ども映画か。こういう系の作品を作るんだな」という感覚で読みました。全く悲愴感がなく、「あれ、面白いぞ!」と思って。

呉 確かに、高田さんの脚本を私がお送りしたら、組み合わせ的に悲愴感がある作品だと思いますよね(笑)。
蒼井 社会派の作品かな、みたいな。でも今回は悲愴感がなく、今の子どもたちのリアルが詰まっている印象を受けました。唯士の悩みって「だから何なんだ!?」という程度でしかない。それによって、すごく考えさせられることもないからこそ、自分の日常を見ているような錯覚、よく知っている子のような感覚があり、それが面白かったです。
唯士の母・恵子に蒼井さんをキャスティングされたのは、何が決め手でしたか?
呉 蒼井さんしか思い浮かばなかったんです。というのも、もし下手をしたら恵子という女性は、すごくステレオタイプに見えてしまう危険性がある。だから誰に演じてもらったら腑に落ちるかを考えました。恵子って絶妙な塩梅で、もちろん毒親ではないけれど、とってもいい母親というわけでもない。
蒼井 そこが絶妙なんですよね。呉監督から「いいお母さんじゃなくていいですから」と言っていただき、「なるほど」と。それこそ子どもたちが主役の作品って、子どもたちがしっかり見えるように、大人たちが壁紙化しがちというか、ステレオタイプになってしまいがちなんですよね。でも本作は、そうはならない。

確かに息子の話を聞いているような、上の空で返事をしているような。その辺りが絶妙で面白かったです。
呉 誰しも子どもの話を100%で聞くなんて、出来ないのがふつうですよね。そういうことも含めて恵子には、共感性はあって欲しいけれど、ツッコミどころも欲しい。――敢えて言えば“キュート”という言葉になるのかな。また、唯士役を嶋田鉄太君に決めた後、蒼井さんと2人の笑顔が並んだら、すごく幸せだろうなと思ったのも大きいですね。その画を撮りたいと強く思いました。並んだ時に親子に見えることも重要でしたね。
蒼井 恵子の夫を演じた少路(勇介)さんも加えて、すごく親子に見えるんですよね。
呉 そう! 3人並ぶと何か似てるというか、本当の親子みたいで。
親子・夫婦の関係性がリアル!
また恵子と夫の小競り合いが面白くて。夫がチクチク言うのを、「そんな嫌味、言わなくてよくない?」と思いながら見ていました。
蒼井 そういうシーンも、私はごくふつうに「日常のお芝居」感覚でやってたんです。演じている間は、あんなおかしな家族になっているとは気づかなかった(笑)。でも映画を見たら、この夫婦って互いに嫌いではないけど、もう恋みたいな気持ちはないんだろうな。長距離走で走り切れるように体力を温存しながら、これからも夫婦をやってくんだろうな、というのが見えて(笑)。この2人の子どもだからこそ、唯士も“ああいう表情”になるしかなかったのかと思いました。



現場では、監督からは細かな指示や調整は入るのですか?
呉 いえ、現場で深く話したり指示したりすることはないですね。キャスティング段階で絶対に納得できる方にしかお願いしないので、語らずとも分かり合えている実感がありました。
蒼井 雑談や「あるあるトーク」はたくさんしましたが。演じる側からすると、美術が考え抜かれていたのも大きいですね。恵子の家ひとつとっても、納得のいくものしか置いていない。例えば子育て法の本や便利グッズ。ちょっとした出来心で「これいいじゃん!」と買ったけど、今はもう絶対に使ってないよな、みたいなものが結構ありました。
呉 恵子は専業主婦なので、彼女の本気は家に出ると考えたんです。高価なものではないけれど、便利と思うもの、いつか使おうと思うものなど、ちょこちょこ買っているだろうな、と。だから唯士も同じように物が多い。勉強机の上なんて、そこで宿題できないくらい、たくさんモノが置いてあって。
蒼井 部屋の中もとっ散らかり過ぎてはいないけど、なんか散らかってる感じに、恵子の頭の中が現れていると感じました。そしていつもポップな感じなんです。
呉 今回はカラフルさにもこだわりました。パステルカラーを多く使い、目にも楽しい映画にしたかったんです。
主人公・唯士の情けなさが最高!
<注意>この段落は内容の詳細に触れています。鑑賞後に読むことをおススメします。
唯士を演じた嶋田鉄太君の味わい、飄々としていてダメな感じも最高でした。
呉 元々もう少し真面目なキャラクターだったんです。でもオーディションで彼の唯一無二な存在感を見て、主人公として物語を引っ張ってくれそうだな、と。(唯士が)親に守られて育てられたゆえの少々ビビりな感じをベースに、周りの子どもたちとの兼ね合いを見ながら匙加減を探っていきました。
作文をお母さんに褒められたのに、先生に怒られるくだりも笑えました。
蒼井 あの時の恵子は、息子の自己肯定感を高めてあげたい一心で。作文の中身もよくは聞いていないし、あまり深く考えず「いいよ、いいよ」って誉めていて。それが恵子なんですよね(笑)。

唯士が自分とは真逆に近い、意識高い系の女子を好きになるのも最高ですね。
呉 実際に男女の関係だけでなく、自分にはないものを求める、憧れるって結構多いと思うんです。そして、そこに入ってくるのが、陽斗という男の子で。
蒼井 あのトライアングルな関係は、唯士にとって完全に太刀打ちできる感ゼロみたいな相手ですよね。高嶺の花と、ちょいワルと(笑)。
呉 すごいベタではあるんですが、現実にありがちだし、それが面白いかな、と。
クライマックスの大団円が最大の見どころ
<注意>この段も若干、詳細に触れています。気になる方は鑑賞後にお読みください。
なんと言っても最高なのが、親たちが学校に呼び出されたシーンです。あれはもう、本当に何度も噴き出しました。
蒼井 私にとっては、すごい嫌なシーンでもありました。だって呼び出されたお母さんたちって、みんな自分が一番まともだと思って喋ってる。だから手に負えない(笑)! また、風間俊介さん演じる担任教師が妙な温度感で、子どもが好きなのか、そうでもないのか……。仕事だと割り切って全てやっている感じもして。あそこで先生の闇深さ、みたいなものも感じられたりして。
呉 風間さんは最初から、どう演じるかビジョンをハッキリ持っていて、分かりやすくプレゼンしてくれました。

蒼井 大人たちは、子どもたちの問題を解決するために集まってるはずなのに、あなたたち自身がちゃんと考えた方がいいよ、みたいな感じでもあって(笑)。
呉 誰も真っ当なことを言ったり、解決に向けてまとめられる人がいないんです。あのシーンは、本当にやっていて楽しかったですね(笑)。
蒼井 今度は、ああいうのをメインにした何かをやりたいですね! ふつうの大人のドラマというか。
呉 スピンオフをやりたいですね。まずは、この(恵子)夫婦だけでも、じっくり描きたいですし、他のママ友や母親たちについても、じっくり描いてみたいと思いました。親に対する先生のアプローチにもちゃんと向き合ってみたい。あのシーンは、やってもやり尽くせないぐらいネタの宝庫ですね。
蒼井 なにしろ問題がある人が多いですから(笑)。
その一方で、親子の組み合わせを見るのも面白い。なるほど、と思わされて。
蒼井 監督も「最後に答え合わせがある」とおっしゃってました。それまで子どもたちが繰り広げるドラマを見て来て、最後にそれぞれの親が登場して、「あぁ、これとこれね」と答え合わせができる(笑)。
呉 実は、実際に息子のお友達を見ていて、本当にそう思うことがあって。とても控えめなお友だちが遊びに来たのですが、後日、お母さんと一緒の時に出会ったんです。そうしたら、お母さんがとても激しいマシンガントークを繰り広げる方で(笑)。なるほど、と。そういう色んな発見が日常的にあって、日々のちょっとした楽しみでもあるんです。だから終盤のあのシーンは、腕まくりして臨みましたね!
ある子どもの母親として登場する瀧内公美さんが面白すぎて、何度も噴き出しました。
蒼井 あれはもう、本当にさすがでしたね!
呉 ふわ~っと部屋に入ってくる感じがね(笑)。
蒼井 あの時に監督が、「笑顔で入って来てください」と演出されたんです。そこにギャップを生む演出に、さすがだなと唸りました。
呉 瀧内さんには、「とにかくずっと笑顔でいてください」とお願いしました。「あなたの笑顔が色んな意味に取れていく」と。最後まで同じあの笑顔が、どう見えていくかという話でもある。見る側からすると段々と変わっていく、笑顔の意味の変化が面白いと思ったんです。

しかも先生が静かにと言っているのに、ずっと娘に喋ってますよね。
呉 何を言ってるのか分からないけれど、たまに「ふざけんなよ」とか聞こえてきて。
蒼井 あれ、かなりアドリブを入れているんですよね(笑)。
呉 そう、「ちょっと“間”が必要なので、(アドリブで)やってもらっていいですか?」と聞いたら、「やっちゃっていいんですか?」と言いながら、ものすごく楽しんでやってくれました(笑)。
蒼井 どんどん出てきますからね(爆笑)。ただ恵子としては、自分はちゃんとしている、しっかりしてると思っているので、そういうのを見ては「良くないよ」と思っていて。
呉 最後、ある人物に恵子が思い切って言うセリフがあるのですが、それをどう言おうか、どんな風に言葉を発するかは話し合いましたよね。セリフの温度感をどうしようか、と。
蒼井 そういうことが言えないタイプの恵子が、遂に出てしまうというのは、どういうことなのか。その匙加減がすごく難しかったです。しかも、あれくらいのトーンなら言わなきゃいいのにって(笑)。
呉 あれがいいんですよ(笑)! あれが、まさに恵子。本当に絶妙でした。その後で、自分に言い聞かせるように、子どもに必死に話しかけるシーンも素晴らしかったです。
子どもの世界、大人の世界
蒼井さんが「まさに恵子」と演じながら思われたシーンは、他にもありましたか?
蒼井 ソファでお笑い動画とかをずっと見ていたりするシーンも、本当に恵子!
呉 そうそう(笑)!! 色んな子育て本を山積みにして、その横で、どうでもいいインスタをずっと見てるのが人間だなって(笑)。しかもチューハイ飲みながら。夫から「毎日飲まないとダメなの?」とか嫌味言われて(笑)。
蒼井 また、その(夫の)言い方がイヤな感じなんですよ(笑)!
呉 それを言われた時の(蒼井さんの)表情も見逃さないで欲しいです。蒼井さんの表情を見て、私ずっとこれ撮っていたいと思いました。

最後に本作に込めた想い、お2人が母親として日々過ごしている中で、子どもの世界や子どもと大人の関係について感じていることを教えてください。
呉 子ども同士が築く人間関係とは、社会に出た大人のそれと本当に地続きなんだな、と改めて感じました。子どもは感情がダイレクトだから、好きとか嫌いをそのまま表してしまう。分かりやすい分、壊れ方も色々ある。でも感情の出し方こそ違えど、大人だってそんなに変わらない。人間関係の中で生きていくのは、いつの時代も、大人も子どもも変わらないなと思いました。
蒼井 登場する10歳の子どもたちを見て、親から離れて自分たちの世界が出来上がっていく感覚が私にもあったな、と思い出しました。なんでも親に話すわけじゃなくなり、好奇心に負けて良くないことをしてしまったり。親にバレたらどうしようとドキドキしたな、とか。そうやって自分たちの世界を作り始める時期だったと思い出しました。
呉 大人や親になったからと言って、人間、完璧になれるわけがない、ということも改めて感じました。親も大人も、みんなツッコミどころ満載ですよ! ほとんど成長なんて出来ていないけれど、子どもと一緒に過ごすことで成長させてもらっている部分もあるかもしれないな、と。本作における未完成な子どもと完璧じゃない大人たちの姿を見て、観客の方々には、ちょっと楽になってもらえたらいいなと思っています。

特に例の呼び出されたシーンのラスト。唯士の一言とそれに続く独白に、いたたまれなくなりながら爆笑必至! 昔の自分を思い出したり、今の自分をそのまま投影したり、LEE世代にとって見逃せない瞬間が詰まった映画になっています。是非、劇場で大笑いしながら「あるある」を存分に楽しんでください!
『ふつうの子ども』
2025年/日本/96分/配給:murmur

監督:呉美保 脚本:高田亮
出演:嶋田鉄太 瑠璃 味元耀大/瀧内公美 少路勇介/風間俊介/蒼井優
9月5日(金)より全国ロードショー
Staff Credit
撮影/菅原有希子 スタイリング/岡本純子 ヘアメイク/ナライユミ 【蒼井優さん衣装】オールインワン¥97,900/アキラナカ パールイヤカフ¥17,050 イヤカフ¥15,400 リング¥49,500/全てイヴェット 【お問い合わせ先】アキラナカ/03-6379-4878 イヴェット/info@yvette.jp
この連載コラムの新着記事
-
福地桃子さん「人との違いが自分にとって、どんな意味を持つかを知るのは勇気が要ること」【映画『そこにきみはいて』インタビュー】
2025.11.25
-
シム・ウンギョンさん、主演映画『旅と日々』を流暢な日本語でユーモア満載に語る「やっぱり旅って、自分探しだと思います」
2025.11.05
-
坂東龍汰さん「“いつ芝居が下手だとバレるかな”と毎日、怯えていました。自信を持って演技に臨めるようになったのは『爆弾』が初めてかもしれません」
2025.10.24
-
【池松壮亮さん】「『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』では『名犬ラッシー』みたいなことを目指していますが、全然そうなれないやり取りがとても楽しくて大好きです」
2025.10.01
-
大沢たかおさん、主演兼プロデューサーを務めた『沈黙の艦隊 北極海大海戦』を熱く語る。おまけで“大沢たかお祭り”についても!
2025.09.24
折田千鶴子 Chizuko Orita
映画ライター/映画評論家
LEE本誌でCULTURE NAVIの映画コーナー、人物インタビューを担当。Webでは「カルチャーナビアネックス」としてディープな映画人へのインタビューや対談、おススメ偏愛映画を発信中。他に雑誌、週刊誌、新聞、映画パンフレット、映画サイトなどで、作品レビューやインタビュー記事も執筆。夫、能天気な双子の息子たち(’08年生まれ)、2匹の黒猫(兄妹)と暮らす。
















