「これ読んでよかった!」LEE100人隊の推し本アワード2025<小説・エッセイ・暮らしの本・実用書>
2025.09.07 更新日:2025.09.17
LEEwebでブックレビューが大人気!
これ読んでよかった!
LEE100人隊 夏の"推し本"アワード

LEEwebでLEE100人隊の本の紹介は大盛り上がりのコンテンツ! そこで「この本、読んでよかった!」と心から思えた一冊について、心に刺さった理由や、本がくれた気づきを熱く語ってもらいました!

Novel
小説

1『スピノザの診察室』
夏川草介 水鈴社
「医療者の葛藤やライフスタイルに合わせた働き方、在宅医療の厳しさ、患者との心の通ったやりとり……。私自身が医療従事者なのですが、読むと心が洗われ、明日からまた頑張ろうと鼓舞される小説。違う職種の方にも読んでほしい一冊です」(No.035 suiさん)
2『あきない世傳 金と銀』
髙田 郁 ハルキ文庫
「今年NHK BSで実写版ドラマのシーズン2が放送された人気作。読み始めたらあっという間に自分も江戸時代へ。主人公・幸の優れた商才、縁と運を味方につけて奔走する姿に、本を閉じるときには『私も、謙虚に、全力で』と思わせてくれます」(No.017 みもざさん)
3『香君』
上橋菜穂子 文春文庫
人並外れた嗅覚を持つ少女が、活神である香君とともに世界の危機に立ち向かうファンタジー小説。「現実でも起こりうる食糧問題や国同士のかかわりなどの大すじに加え、登場人物たちの葛藤も描かれているので、視点を変えて何度でも楽しめます」(No.023 しーさん)
4『カフネ』
阿部暁子 講談社
2025年本屋大賞受賞の話題作。弟を亡くした姉が、弟の元恋人が勤務する家事代行サービス会社を手伝い、食を通じて絆を深めていく。「食事や掃除など日々の家事が生きる基礎になると気づかされました。現代の社会問題にも触れられる作品」(No.052 あおさん)
5『水車小屋のネネ』
津村記久子 毎日新聞出版
姉妹としゃべる鳥、支え合う人々の40年を描く長編小説。「18歳と8歳の姉妹を、周囲の大人たちが、押しつけがましさのない距離感で静かに見守る様子が心地いい。終盤になると物語が終わるのがさみしくて。ずっと姉妹を見ていたい気持ちに」(No.088 いちこさん)
6『木曜日にはココアを』
青山美智子 宝島社文庫
「子どもが生まれ、小説からは遠ざかっていましたが、たまたま購入したこちらは短編集で読みやすくて。喫茶店の一杯のココアから始まり、すべてのお話がつながっていくので、手を止めずに読み切れました。人が人を思うって素敵と素直に思えます」(No.091 hiroさん)
7『対岸の家事』
朱野帰子 講談社文庫
「今現在、自分が専業主婦であるという立場で感じる育児や家事の悩みにリンクする内容。働いていないことを周囲と比較してしまう自分、そんなモヤモヤとした気持ちに寄り添ってくれて。読むことで、日常も大切にしていきたいと思えました」(No.056 ayuさん)
まだまだおすすめしたい!
●「『幸福な食卓』(瀬尾まいこ・講談社文庫)。瀬尾さんの本はどれも心がポカポカして大好きですが、家族のあり方について書かれた中ではこちらが逸品」(No.016 Umiさん)
●「『店長がバカすぎて』『新! 店長がバカすぎて』(早見和真・ハルキ文庫)がめちゃくちゃおもしろい! 書店員の主人公が、理不尽な職場環境や"バカすぎる"店長に翻弄されながらも、仕事や人生に向き合っていく姿が描かれています」(No.099 aimiさん)
●「『わたしを離さないで』(カズオ・イシグロ〈著〉、土屋政雄〈翻訳〉・早川書房)。科学技術の進歩に、心がある人間がどう向き合っていけばよいか考えさせられる一冊です」(No.033 ゆかりんごさん)
Essay
エッセイ

1『からまる毎日のほぐし方』
尾石 晴 扶桑社
「ミドルエイジの家事や働き方、人とのかかわり方などのヒントを、Voicyで人気の尾石晴さんが提案。モヤモヤで自分にブレーキがかかったときは、この本でほぐしています。年をとることを怖がらず、自分に合うことを選んでいこうという気持ちに」(No.025 リエさん)
2『ふたご母戦記』
村井理子 朝日新聞出版
「双子男児を育てる著者の育児エッセイ。子はかわいいし、愛しているけど、育児ってきれいな言葉だけで語れないよなと安心。ワンオペ育児中、ブチ切れて夫のバイクに粉ミルクをぶちまける様子など、皆さんも近しいことがあるのでは?と(笑)」(No.049 yaeさん)
3『猫と生きる。』
猫沢エミ 扶桑社
フランスで暮らすミュージシャン・文筆家が猫との暮らしをつづる。「猫はただのペットではなく、心の奥深くに刻まれるかけがえのない存在なんだなと。猫沢さんと猫たちの愛情あふれる暮らしぶりと、猫沢さんの奮闘の様子に胸を打たれました」(TB icocoさん)
4『ロバのスーコと旅をする』
高田晃太郎 河出書房新社
「旅は道連れ、といいますが、ロバを道連れにすることはなかなかないのでは? イラン、トルコ、モロッコ……と、ロバとの旅を記録した一冊です。ロバと歩くからこその出来事に驚き、感動。そして、ロバとの出会いと別れに胸が熱くなります」(No.040 きなさん)
5『ちょっと不運なほうが生活は楽しい』
田中卓志 新潮社
「田中さんのユーモアと誠実な性格にほっこり。ひとつひとつのエピソードがおもしろく、田中さんが身近に感じられて、エッセイの世界に入り込めます。あとがきはラストにふさわしい内容でじんわり。疲れた日に読み返したくて、枕元に置いています」(No.073 しえさん)
まだまだおすすめしたい!
●「『祖母姫、ロンドンへ行く!』(椹野道流・小学館)。姫のような祖母と孫娘の2人旅の大変さに大いに笑い、人生の大先輩の言葉にはっとさせられ、最後はほろり」(No.088 いちこさん)
●「『ようやくカナダに行きまして』(光浦靖子・文藝春秋)。年を重ねても新しいことに挑戦する気持ちを持ち続けたいと、少し先の未来を考えるきっかけに」(No.018 キッキさん)
●「『ニッポン47都道府県 正直観光案内』(宮田珠己・本の雑誌社)。絶対に有名旅行誌に載らないであろう、ニッチな観光スポットをまとめた本」(No.040 きなさん)
●「『わたしの好きのかたち』(高垣麗子・光文社)。誠実でまっすぐな文章に、私も自分の好きと真正面から向き合いたいと思えました」(No.042 くみさん)
The book of Life style
暮らしの本

1『衣食住、暮らしに寄り添うもの選び』
内田彩仍 集英社
「内田さんの今の"もの選び"が丁寧につづられています。こちらを読むと、『今の自分に必要なものとは?』が見えてくる気がします」(No.040 きなさん) 「心地よく暮らしを変化させていく内田さん。私もこんなふうに年齢を重ねていきたいです」(No.056 ayuさん)
2『する、しない。』
伊藤まさこ PHP研究所
コロナ禍の中で50代を迎え、暮らしの中の"すること、しないこと"をあらためて考えた伊藤さんのエッセイ。「竹を割ったようなまさこさんの決断力と、センスのあるインテリアや暮らしまわりのもの、習慣を見ていると、すがすがしい気持ちになります」(TB りーぬさん)
3『テーブルの上のしあわせ』
大橋 歩 集英社文庫
「過去にLEEで連載されていたエッセイが書籍化されたものですが、今でもまったく古びることなく、おもしろいです! 大橋さんが日々を楽しむ様子がチャーミングなイラストとともにつづられていて、LEE読者ならきっと楽しめる一冊」(No.058 フジコさん)
4『今日から変わる わたしの24時間』
Emi 大和書房
「Emiさん流の効率よくこなしていく術が満載の本。時間管理の方法や物事への取り組み方を参考にしています」(No.071 くまおさん) 「時間のオンオフをどのように切り替えるかの参考に。ついダラダラしてしまう私に、喝を込めての教科書代わりに」(TB ゆかりさん)
5『hibi hibi モノを手放して暮らしを整えたら、こころも身体も楽になった』
asako 大和書房
「デザイナーで、暮らしについてYouTubeで発信されているasakoさんの生活の工夫が書かれた一冊。すっきりしたお部屋、おいしそうなごはん、猫さんなど、写真を眺めるだけでも楽しい! 外での待ち合わせの時間に持っていきます」(No.079 yunさん)
まだまだおすすめしたい!
●「『北欧時間 世界一幸せな国の人たちが教えてくれたこと』(日暮いんこ・大和出版)。自分にとって本当に大切なことは何かを考えさせられる一冊。北欧の穏やかで優しい時間。自分を大切にすることを意識するようになりました」(No.025 リエさん)
●「『旅は暮らしの深呼吸』(本多さおり・集英社)。忙しい子育て世代が旅を楽しむアイデアがたくさん掲載されいます。本多さんおすすめの旅アイテムをマネして購入したりも」(No.018 キッキさん)
●「『インテリアの基本がわかる 小さなスペースで楽しむ模様替え プロが教えるセオリー&アイデア』(能登屋英里・翔泳社)。お気に入りのスペースを作るコツが満載。少しの変化で一気に生活が豊かになりました」(No.054 さきさん)
Practical book
実用書

1『自分とか、ないから。教養としての東洋哲学』
しんめいP サンクチュアリ出版
東大卒の無職であった著者が、引きこもってふとんにいたときに出会ったのが、東洋哲学。教えを超訳して一冊にまとめた話題作。「東洋哲学ですが、お堅くなくて身近に感じられました。とにかくおもしろい! クスクス笑いながら読了しました」(No.018 キッキさん)
2『ぼくたちはChatGPTをどう使うか 14歳から考えるAI時代の学び』
東大カルぺ・ディエム(著)、西岡壱誠(監修) 三笠書房
「今かなりのスピードで進化しているAIを、子どもとどう考えていくかを対話形式で書いた本です。子どもにとっても、そして『実はAIをまだ使いこなせていないかも』という大人にとっても、優しく寄り添いながら背中を押してくれるような内容」(No.016 Umiさん)
3『子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本』
フィリッパ・ペリー(著)、高山真由美(翻訳) 日本経済新聞出版
「英国の心理療法士が、実例をもとに親子の絆を深めるための秘訣をまとめた一冊。自分の子育てが合っているのか自信を持てない日々を過ごしていましたが、この本を読み、自分の幼少期を振り返ってから変化が。子どもとの関係性もよくなった気がします」(No.004 sumiさん)
4『31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。』
なにおれ 大和出版
セミリタイアし、生活費月13万円で2人暮らしをするミニマリストが「生き方のヒント」を披露。「人生の幸せは何気ない日常から、と気づかせてくれる本。"ミニマリスト本"というだけでなく、シンプルに豊かに暮らすコツが詰まっています」(No.052 あおさん)
5『さみしい夜にはペンを持て』
古賀史健(著)、ならの(絵) ポプラ社
"書くことのおもしろさ"を感じられる、13歳から読める寓話。「8歳の娘がもう少し大きくなって、人間関係が複雑になってきた頃に贈ろうと思っています。書く楽しみと、続ける秘訣が詰まっているので、『書きたい』気持ちの大人にもおすすめです」(No.088 いちこさん)
まだまだおすすめしたい!
●「『切手デザイナーの仕事 〜日本郵便 切手・葉書室より〜』(間部香代・グラフィック社)。切手をデザインする人たちのバックグラウンドや得意分野、考えていることが分かる本」(No.020 やまやんさん)
●「『地獄の解剖図鑑』(大角 修〈著〉、地人館〈編集〉、ほしのちなみ〈イラスト〉・エクスナレッジ)。過去の人たちの想像力の豊かさに驚かされます。知識を通して広がる宗教の世界のすごさも感じました。地獄に落ちないよう真っ当に生きようと思える本」(No.023 しーさん)
●「『移動する人はうまくいく』(長倉顕太・すばる舎)。移動して環境を変えることで、物事が好転していく手法は、目からウロコ」(TB りーぬさん)
話題の本、みんなで読んでしゃべってみました!
LEE100人隊の夏の読書クラブ
課題本を3人で読み、後日感想をシェア。自分では手に取らない本を読む楽しさあり、ほかの人の感想に、新たな気づきや共感あり。
\ 読んだのは /
『ここはすべての夜明けまえ』
間宮改衣 早川書房

「SNSの読書系投稿で見かけ、装丁のかわいさに惹かれました」とフジコさんがセレクト。約100年前、父親に説得され、永遠に老いなくなる"融合手術"を受けた「わたし」。九州の山奥でひとりで暮らす彼女が、人生や家族を振り返る家族史をつづる――。
家族との接し方や、老いること、生きる姿勢を考えるきっかけに
まずは読んでみての率直な感想や、心に残ったところを聞かせてください。
フジコ 展開とか文体には不思議なところもあったんですけど、ざわざわしない、いい読後感でした。結局、「自分を助けることができるのは自分しかいない」ということだと受け止めました。
みもざ 物語は主人公が手書きした家族史の体裁で、ひらがなが多めの語りで始まるから、流し読みできず(笑)。ゆっくり読まざるを得なくて、結果的にそれで物語に入り込めました。不思議な話やなと思いながらラストまで読んで、最後にSFコンテスト受賞の文字が目に入ってきて、
「これってSFやったんや!」って(笑)。普段SFは読まないので、読書の幅を広げるきっかけになりました。

自分と向き合うことが大事!と解釈しました
aimi 私はフジコちゃんの感想と似ていて。自分で自分自身を大切にできないと、他人を大切にすることもできない、ということなのかな?と受け取りました。
物語全体を通して、親やきょうだい、甥との関係が描かれていました。
フジコ 物語終盤まで薄暗い印象で閉塞感があるんですよね。それは主人公の気持ちが自分や家族にだけ向いているせいかなと。家族以外の誰かや社会に意識が向いていれば別の結末になったのかな。
aimi 主人公がそうなったのは、お父さんの影響が大きいですよね。生きづらさを感じている娘のために"融合手術"を受けさせるとか。それは愛情でもあるんだろうけど、親が子を思いどおりにしようとしただけとも……。

「わたし」の意識が外に向いていれば、と思いました
フジコ そうですね。終盤で明かされる、ある親からされたことの連鎖もあって。私自身は娘を持つ母で、今は専業主婦ということもあって、「子どもがいる私」を自分のアイデンティティにしている感覚もあるんです。自分が無意識のうちに子どもをコントロールしていないか、振り返ってみようと思いました。
aimi 子どもによかれと思ってしたことが過干渉になることもありますもんね。子どもの選択は尊重したいと思っているけど、実際は内容にもよるなぁと。
みもざ 実は私も、娘の友達関係に口出ししてしまったことがあるんです。娘が友達と遊んでいる様子を見ていて「あの子、本当にあなたのこと友達だと思ってる?」って。それをある方に相談したら、「気持ちはわかるけど、友達を否定してはダメ。娘さんが自分で経験することが大事なんです」と諭されて。
aimi そうしたくなる気持ちはすごくわかります。でも、先回りして子どもを守るばかりじゃなくて、つらいことも含めて本人に実際に経験させないといけないってことですよね。

将棋についてのシーンも印象に残っています
主人公は老いない体を手に入れましたが、老いないこと、また老いることについてはどう感じましたか?
aimi ずっと若いままって理想のようですけど、自分だけが年をとらずにそのままってむしろつらいのかも。その年齢だからこそわかる楽しさもありますし。
みもざ 病気とかだるいのはそりゃしんどいけれど、じゃあ中学生に戻れと言われても、戻りたくない! いろいろ経験して、今はしんどいことへの向き合い方も少しはわかってきた気がするので。
フジコ LEEには上の世代の方の充実した様子が載っていますよね。それを読むのが好きで、老いを怖がることはないんだなと思えるように。年を重ねることを、前向きに経験していきたいです。
\ こちらも読んでみました /
『ゆるストイック ノイズに邪魔されず1日を積み上げる思考』
佐藤航陽 ダイヤモンド社

「スマホで入ってくる他人の情報に振り回されて、自分時間が減っているかも」と悩むみもざさん。書店で表紙を見て「ノイズに邪魔されずに過ごす方法を学びたい!」とセレクト。古い価値観を捨て、運、努力、才能のとらえ方を再定義。生き方を整える方法を伝授。
やらずに後悔したくない! 背中を押してくれる内容
――No.099 aimiさん

「この本で提案されている"試行回数を増やす"はできているかな。夫もこういった本が好きで、『気になったらやってみる』を夫婦の課題にしています。最近も、ずっとやりたかった農業に挑戦しようと、畑を借りたところなんです。月1万円ほどかかるので野菜を買うほうが安いのですが、やらずに後悔するほうがいやで。迷ったらやる、失敗したら潔く諦める。その考えに自信を持てました」(aimiさん)――「さすがやなぁ。ブログでもそのアグレッシブさを日々感じてます!」(みもざさん)
失敗が怖いタイプだけど、挑戦も大事!と思えました
――No.058 フジコさん

「私は失敗が怖くて、周りからどう思われるかもわりと気にしがちなんです。買い物するときも失敗したくないので、一度よいと思ったものはリピート買いします。レストランのメニューも、一番上にあるお店の推しを選ぶタイプ(笑)。本に書かれていた、運がいい人=試行回数が多い人、という話は自分になかった考え方で、失敗の回数を重ねることが大事というのが心に残りました。時にはチャレンジも大事だよね、と」(フジコさん)――「うんうん、周りは周りやし、挑戦しよ!」(みもざさん)
「好き」と「得意」を重要視。タイミングも大事にしたい
――No.017 みもざさん

「『好き』と『得意』を軸にニッチを探せばいいという話が刺さりました。『好きなこと、得意なことを掘り下げたらいいんや』と安心できたというか。本では、すでにある基盤に乗ることで成功しやすくなる『タダ乗り』もオススメされてますが、それはLEE100人隊であることで実現できているかも(笑)。そのうえで大事なのは、『好き』を世に出すタイミングってこと?」(みもざさん)――「しかるべきタイミングで発信できれば、多くの人の目に触れる可能性が高まりそうですね!」(aimiさん)
仕事に家事に子育てに忙しい中で
いつ、どうやって 本を読んでますか?

■一番多かったのは「夜寝る前に読む」という回答。
「夜寝る前に小学生の娘とそれぞれが好きな本を読んでいます」(TB みきちきさん) 「夜、寝かしつけと洗濯が終わってからの静かな一人時間に。スマホを触る代わりに本に向かうと、気持ちが整う気がします」(No.013 ましゅさん)
■多忙な日々の細切れ時間に読むスタイルも多数派のよう。
「あえて通勤時間に読んでいます」(No.083 inaさん) 「ちゃんと読み切ろうと思わず、手の届くところに置いてライトに読書。億劫さがなくなりました」(No.021 のずさん)
■時間確保の工夫や、読書気分を盛り上げるアイデアは?
「集中力の問題で隙間時間の読書ができないので、『明日は本を読む!』と事前に計画したり、雨の日に読むと決めています」(TB ゆかりさん) 「子どもの習い事で車中での待ち時間があるので、バッグに本を1冊しのばせてます」(No.079 yunさん) 「会社のお昼休みに。お気に入りのしおりと包装紙で包み、楽しく読書しています」(TB マッキーさん)
Staff Credit
撮影/那須野友暉 スタイリスト/西森 萌 イラストレーション/taro 取材・文/高見澤恵美
こちらは2025年LEE8・9月合併号(7/7発売)「LEE100人隊 夏の推し本アワード」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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