【最後のご挨拶】皆さん、またどこかでお会いしましょう！／スタイリスト福田麻琴

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カナダで親子留学中の福田麻琴さんから、ポッドキャスト収録最終回を経て、メッセージが届きました

カナダ・バンクーバーに親子留学中の人気スタイリストの福田麻琴さんと東京のLEE編集部内海が、大人のおしゃれについてのアレコレをゆるりとお話するこの番組。先日配信の第120回で約２年間に渡る配信は最終回を迎え、リスナーの方からも沢山の労いや、惜しむ声を頂戴しました（ありがとうございます！）。

最後に、カナダにいる福田さんから連載最終回を迎えて、メッセージが届きました。
「おしゃれって生き方そのもの」。この番組内で福田さんと何度か話してきたことです。
皆様も、おしゃれに、暮らしに、沢山悩んで、笑っていきましょう。
福田さんとともに、あらためてリスナーの皆様にお礼申し上げます。（LEE内海）

「新しいこと、これからのこと」

当たり前のことが変化する時、人は戸惑うと思うし、焦ったり、慌てたりするものだと思います。
この連載のポッドキャストが最後となり、私も例に漏れず寂しかったのだけど、それをすんなり受け入れられることができるのは、いい歳の取り方ができているんだなぁとも思ったりします。

なぜなら、歳を重ねることは基本とても素敵なことだと思っていますが、何かにこだわりすぎたり、許せなくなったり、頑なになるのだけは嫌だなぁと思っているからです。
それって軽やかじゃない。
私が目指しているのは軽やかでニュートラルなマダムなんです。
いつだって全てを受け入れて、吸収して、学んでいたい。
自分の考えと違うものと出会っても、怒るんじゃなくて、ふーん、へー、と受け流せる、寛大でいい意味で適当な！？人でありたい。
常に新しいことをして、自分自身をアップデートし続けたいんです。

数ヶ月前、カナダのバンクーバーに子供と移住しました。
キャリアは順調で、仕事は相変わらず楽しい、何も悩んでいないし、困ってもいない。
東京での暮らしは大好きでした。
だから正直迷いました。
これってもしかして無謀な挑戦！？
わざわざ今？どうして？
そう聞かれたりもしました。
そうねぇ、なんでだろうなぁ。
目に見える安定した未来よりよくわからないワクワクすることを選びたい！というフリーランス丸出しのマインドがそうさせたとしか思えません。
周りにの人にはさぞ謎めいて見えたでしょう。
ですが、私の人生は全てこの心の声に耳を傾けて進む道を選択してきました。
私が信じているものは、直感。
それだけです。きりっ。
本当に無謀な人生ですわ。
私だったらこんな娘も母も持ちたくない！（笑）
心配しすぎて具合悪くなっちゃいそうだもの。

何が言いたいのかまとめますと、「新しいものは必ず古くなり、終わりがあれば必ず何か始まりがある」ということです。
私達はその循環の中で、自分の心地いい場所を見つけることが一番の幸せだと思うし、その幸せが何なのか、自分が心地いいと感じるものは何なのかを知ることが、今できるこれからへの最大限の努力です。

ただ、時間がかかるのよねぇ。
自分の為だけに時間を使うということがどれだけ大変なことか！
とんでもなく単純な脳みそしか持ち合わせていないので、私の場合、環境を変えないとゆっくりと自分に向き合うことができませんでした。
今、バンクーバーで嫌というほど自分と向き合っています。
もう飽きたよ、自分。
いくつかのことが終わったと同時に、新しいことも始まりました。
私、ものすごくワクワクしています！

また別の形でこのワクワクをお裾分けできたらと思っています。
新しいことはInstagramで告知させてもらうと思うので、よかったら見てください。

Instagram makoto087

みなさん、ブログを読んでくださって、音声を聞いてくださって、ありがとうございました！
新しい挑戦をさせてくれたLEE編集部にも感謝の気持ちでいっぱいです！
またどこかでお会いしましょう〜(^^)

stylist　 福田麻琴

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