<7月22日~8月22日の運勢/Sayaの星占い>「自分のやりたいことって何だろう」といった悩みも。新月でリセットを【今月の12星座運勢「星ごよみ」】
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Saya
2025.07.22 更新日:2025.08.25

SUN SIGN IN LEO(太陽がしし座に)

7月5日に境界を溶かす星・海王星が、13日に現実化とルールの星・土星がどちらもおひつじ座で「逆行」をスタートしています。明るい見通しでいたものがうまくいかないとなるなど、物ごとを現実化していくためのハードルの高さを感じている人も多い時期。とは言え、多くの人がそうしたムードを感じているはずなので、自分だけではないことは覚えていてほしいな、と思います。
そんななかで、22日に太陽がしし座に入ります。太陽はしし座の守護星なので、このひと月は、わたしたちの心のなかでも、太陽のパワーがアップします。輝きたいという気持ちも増しそうですが、実は、6月28日にしし座に入った思考や伝達の星・水星は、7月18日から「逆行」を始めています。そのため、「自分のやりたいことって何だろう」と言うような悩みが生まれやすいと思いますが、客観的になれないために、答えが出にくい面も。水星は8月11日まで「逆行」を続けますが、7月25日のしし座の新月で、ある程度、リセットできると、悩み続けないでも済むかもしれません。
また愛と美の星・金星、自立や変革の星・天王星はふたご座に入っており、これまでとはコミュニケーションの考え方やルールすら、変えたいという気持ちが出てきているかも。31日には金星がかに座へ入ります。ここには拡大と保護の星・木星も滞在しているので、かに座の象徴する「住まいの安全」「落ち着くインテリア」などに関心が出てきそうです。生活雑貨や家具などを新調してみては。
8月7日にはおとめ座に滞在していた行動や戦いの星・火星がてんびん座に入ります。おとめ座は、さまざまなオーガナイズをひとりでがんばる世界ですが、てんびん座での火星は多くの人の意見を調整していくように働きます。ひとりで決めるというよりは、意見の違う人たちをどのようにまとめていくかがカギに。その分、判断の遅れが出やすい面もあると思いますが、9日にはみずがめ座で満月があります。みずがめ座では合理性が求められるので、迷いすぎるとチャンスを逃してしまうかも。先々を見越した冷静な対応が求められるときです。
Column
がんばらないで運気up。
Sayaのご自愛レッスン_05

今月のレッスン
- 素敵に遊ぶことで、豊かに休養する
- 「家族と自分の笑顔」を優先する
天にあることは地にもある。それが占星術の基本となる考え方。とくに、太陽系の惑星たちが星座を動くときは、地上のわたしたちの心も影響を受けることをお伝えしてきました。今回で5回目です。
6月21日の夏至からのひと月は、例年、太陽がかに座に滞在するのですが、この時期は心を内側に向け、あまり無理をせず、心身と生活を整えていくことが大切だと前回、お話ししました。また2025年の場合は、6月10日に拡大と保護の星・木星もかに座に入っているので、ことに「休養」が運気アップの秘訣となる1年に突入している。それもお伝えしましたね。
夏至からのひと月で、あまり予定を詰め込まず、自分のペースで動けていた人ほど、7月22日に太陽がしし座に入ると、体力、気力ともに自然と復活してきて、遊びたくなるはずです。太陽はしし座の守護星でもあるので、しし座にある時期は活発に働きますから。子どもたちは夏休みに入る時期ですが、「遊び」は何も、子どもの特権ではないんですよね。長いヴァカンスを取るなど、大人も素敵に遊んでいる国ほど、成熟さや豊かさを感じるものだと思います。そう、「遊ぶことで休養する」のがこれからのひと月のテーマです。日本でも伝統的に、立秋前の18〜19日間は「夏の土用」に当てられ、暑さから体調を崩さないよう、身体を休めることが推奨されていましたよね。それにちょっと「遊び」の要素を加えてみてください。

自立や変革の星・天王星は、7月7日におうし座を去り、ふたご座に入っていますから、「知性のアップデート」もこれから、とても大切になります。しし座の太陽だけなら、身体性も解放し、歌ったりダンスしたりなどをおすすめするところですが、ふたご座の天王星も相まっていると、知的な刺激も欲しくなるでしょう。しし座はエンターテイメントとも関係のある星座なので、今までは小難しいと敬遠していたフランス映画を見てみるとか、心理学や神秘思想の本をひも解いてみるとかでもよさそうです。
理想は、海辺の小屋などで寝そべりつつ、小説でも読むことですが、そんな暇はないという方がほとんどでしょう。でも、この夏は、ほんの少しだけでも、「まじめ」や「ねばならぬ」「すべき」を手放してみてほしいところです。子どもの手が離れたママなら、ひとり旅に出かけたり、近場でもひとりホテルステイでおこもりしたり。子育て真っ最中、フルタイムでそんな暇がないという方も、半日でも2時間でも、パートナーに子どもを預けて、自由時間を楽しんでみる。週末は溜まった洗濯や掃除に追われているなら、家事代行を頼んで、その間にテーマパークに家族で出かける。そんなふうに、「義務や役割」より、「家族と自分の笑顔」を優先する時間を作れるといいな、と思います。

ブーケ撮影/野口さとこ(@satoko.nog)
ブーケデザイン・制作/伊賀悠里子(竹中庭園緑化)
Staff Credit
text/Saya photo/岩城裕哉 cookies/and Bake
■Sayaさん著書情報
『わたしの風に乗る目覚めのレッスン―風の時代のレジリエンス』(Saya・大槻麻衣子 著/¥4400/説話社)
『占星術ブックガイド 星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集』(¥5500/説話社)
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Saya Saya
アストロロジー・ライター
1971年生まれ。おとめ座。現在は、京都で夫とふたり暮らし。雑誌連載のほか、オンライン講座や、ホロスコープ・リーディングのセッションを行う。著書に「星を味方につける生き方、暮らし方」(集英社)など多数。
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