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古川はる香さん
ライター
気がつけばライター歴は成人年齢超え。参加したファンミで韓国語ヒアリング力上達を実感。
『アイ・クイット』ハイム
心地よいサウンドで後押しする「自分で選んだ自由の謳歌」

カリフォルニア出身の3姉妹エスティ、ダニエル、アラナによるバンド。4枚目のアルバムは、自分たちが経験した恋愛・失恋から学んだ「自分で選んだ自由を謳歌すること」がテーマに。セレブのパパラッチ写真をオマージュしたジャケ写が話題になった先行シングル『Relationships』『Everybody’s trying to figure me out』『Down to be wrong』も収録。「アイ・クイット(=もうやめた)」というタイトルのもと、困難でも前進しようとする心情を心地よいテンポのロックサウンドで。(ユニバーサルミュージック)
『THE ORIGIN』INI

2021年デビュー以来、勢い止まらぬ11人組グローバルボーイズグループ。『Potion』は作詞にメンバーの池﨑、作曲にRed Velvet『Psycho』やaespa『Supernova』を制作したK-POPのヒットメーカー・KENZIEが参加。日韓の枠をも超え、新しい音楽性を切り拓いていく決意を感じる全12曲収録。(LAPONE ENTERTAINMENT)
『Otowonous』工藤大輝

Da-iCEのパフォーマーかつリーダーである工藤が、作詞・作曲を多数手がけるクリエイターとしての側面も見せつける。『ハプニング』(for Nissy)など他アーティストへの提供楽曲に加え『スターマイン』などDa-iCEの楽曲もセルフカバー。タイトルは「Autonomous+音を成す」の意味を持たせた造語。(エイベックス・トラックス)
『GREATEST FIVE』RIP SLYME

今年4月、期間限定で5人体制での活動再開を発表したRIP。期間は、メジャーデビュー25周年になる2026年3月22日までの約1年間。その中リリースされるのが全48曲(!)収録のベストアルバムなのが自由奔放な彼ららしい。新曲『Wacha Wacha』など楽しく踊れるRIPスタイルは健在。7月16日発売。(ワーナーミュージック)
「舞台俳優」を描く名作 親交の深い二人が挑む
『ライフ・イン・ザ・シアター』

1977年にシカゴで初演。ブロードウェイはもちろんロンドンでも上演されてきた現代アメリカ演劇の名作を、堤真一と中村倫也の二人芝居で。タイトルのとおり、物語の舞台は「劇場」。舞台上のみならず楽屋や舞台袖、廊下などさまざまな劇場空間で、堤演じる大御所俳優ロバートと中村演じる若手俳優ジョンが対峙する。時間とともに変化していく、二人の男性のさりげないやりとりや関係性を濃密に描いた人間ドラマ。日本では1997年が初上演だったが、そのときジョンを演じたのが当時30代の堤。それから約30年を経て、満を持して堤がロバート役を務める。2009年の舞台共演以来親交を深めてきた中村との掛け合いで、二人ならでは、そして2025年ならではの作品が出来上がる。
9月5日~23日 IMM THEATER 7月19日チケット一般発売 問い合わせ=☎03・5423・5906(シス・カンパニー) 京都、愛知、大阪、愛媛、宮城公演あり
※公演チケットは売り切れている場合もございます。ご了承ください。
Staff Credit
イラストレーション/SAITOE
こちらは2025年LEE8・9月合併号(7/7発売)「カルチャーナビ」に掲載の記事です。
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