LIFE

私、このままじゃ終わらない!

自分の道を切り拓く“アグレッシブ先輩”インタビュー

ワンオペ育児→ママの学びの場を主催【LEE100人隊acchaさん】「母親の学ぶ姿が刺激に。一歩目は気軽に、まず始めて」

2025.08.10

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自分のことを後回しにしてきたけど、動くなら今!

私、このままじゃ終わらない!

私、このままじゃ終わらない!

もう何年も、家庭や仕事が優先。本当はやりたいことがあっても、「いつか落ち着いたら」と先延ばしにしてきたLEE世代も多いのでは。復職や学び直し、趣味などで、〝自分の人生〞を取り戻した先輩を見習って、今こそ一歩踏み出しませんか?

Index
  1. 私、このままじゃ終わらない!
  2. 自分の道を切り拓く“アグレッシブ先輩”インタビュー
  3. acchaさん
  4. はじめの一歩は深く考えず気軽に。自分の学びが家族によい影響も
  5. 活発なママに感化され、やりたいことが次々に発動!
  6. 母親の学ぶ姿が刺激に。一歩目は気軽に、まず始める
  7. acchaさんが実践したこと
    1. ・活動的な周囲のママに刺激を受け、姉とワークショップを開催
      ・学生時代から興味があったカラーコーディネーターの資格を取得
      ・娘のサポート目的だったバイオリンを始め、練習の時間が楽しみに
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LEE100人隊No.031  acchaさんインタビュー

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LEE100人隊No.031  acchaさん

acchaさん

LEE100人隊No.031

40歳、ワークショップ主宰&カラーコーディネーター、長女12歳・次女10歳。専業主婦から、生涯続けたい仕事と趣味を見つける。

専業主婦にとどまらずWS主宰&カラーコーディネーター

はじめの一歩は深く考えず気軽に。自分の学びが家族によい影響も

LEE100人隊No.031 acchaさん



活発なママに感化され、やりたいことが次々に発動!

夫が単身赴任、自身も仕事をしながら2歳差姉妹をワンオペで育てていたacchaさん。次女が保育園から幼稚園へ移るときお弁当作りのタスクが増え、保護者の活動が積極的だったことを機に、退職して専業主婦にシフト。そこで出会ったママたちが盛んにサークル活動をしていたのに感化され、ワークショップを主宰するように。

「子連れで参加できるママの学びの場、おしゃれなワークショップが少ないと感じていました。近くに姉が住んでいたこともあり、“習い事のつまみ食い”のようなワークショップをやってみようと一緒に始めました。ヨガやハンドマッサージ、梅や季節の果物のシロップ作りなど、生活が楽しみになって、ママの交流の場になるような場所づくりを目指しました」

そのワークショップで出会ったのがカラーコンサルティングでした。ファッションが好き、大学時代に色彩検定3級を取得したこともあり、3年かけて養成講座に通い、資格を取得します。

「下の子が小学校に入り“寂しくなるかも”という時期に始めたので、空いた時間がそのまま勉強の時間に。母親でも妻でもない、一人時間を学びに使えることがうれしかったです。週末に授業があるときは夫に育児をお願いしましたが、おかげで単身赴任でできた娘たちとの溝が埋まりました。父娘だけで遊園地に行くほどに仲よくなれたのもうれしいおまけでした」

acchaさんのカラーコーディネーターの道具一式
カラーコーディネーターの道具一式。ファンデーションを肌の上に塗り、肌色ごとに似合う色の違いを見ていく。
acchaさん姉妹主宰のワークショップ
acchaさん姉妹主宰のワークショップでは、果実シロップなど季節を楽しむ手仕事を隔月で開催。

母親の学ぶ姿が刺激に。一歩目は気軽に、まず始める

始めたのをきっかけにacchaさんも習い始めます。子どもの練習サポートが目的だったのが、気づいたら自分の楽しみが大きくなっていました。

「バイオリンって上達がゆっくりで“本当に弾ける日が来るのかな”と思っていたのですが(笑)子どもが一緒なら“子どもの練習もあるし、じゃあやろうかな”と自然に向かうようになります。一度先生が変わり指導法が変わったことで、音楽の基礎や理論から教わりました。音楽のおもしろさを知り練習が楽しくなり、もっとうまくなりたいと思うようになりました」

母親が学ぶ姿をacchaさん自身も見ていました。華道と書道を学ぶ母の姿は、子どもながらにいいなと感じていたそう。

「私が大人になってからですが、母が“字がうまいといいわよね”と書道を始めました。親が学ぶ姿は、子どもの自発的な学びにつながりますし、大人になっても学ぶことができることを知るきっかけにも。娘には“お母さんもやるから、一緒に練習やる?”と声かけができるし、相手がいることで自分もサボることなく頑張れています(笑)」

下の娘さんが4歳のときに親子で始めたバイオリンは、6年目に突入
下の娘さんが4歳のときに親子で始めたバイオリンは、6年目に突入。

現在はカラーコーディネーターの仕事を月1〜2回、手仕事ワークショップを隔月で1回、バイオリンのレッスンは隔週1回ペースで継続中。将来の計画も考えつつ、楽しみながら続けています。

「子どもが巣立った後はカラーコーディネーターの仕事をメインにできたらいいですね。バイオリンは地元のオーケストラで演奏できるくらいに上達するのが夢。子育て中はブレーキをかけがちですが、私の場合あまり深く考えずに、カジュアルに始めたことが後につながり、広がっていきました。少しでも興味があることは気軽に挑戦するのが吉。出会いがあるということは縁がある証拠、一歩踏み出すきっかけかもしれません」

このままで終わらない!ために

acchaさんが実践したこと

・活動的な周囲のママに刺激を受け、姉とワークショップを開催
・学生時代から興味があったカラーコーディネーターの資格を取得
・娘のサポート目的だったバイオリンを始め、練習の時間が楽しみに

Staff Credit

撮影/田村伊吹 取材・文/武田由紀子
こちらは2025年LEE7月号(6/6発売)「私、このままじゃ終わらない!」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

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