<5月21日~6月20日の運勢/Sayaの星占い>理想と現実のギャップが生まれやすいとき【今月の12星座運勢「星ごよみ」】
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Saya
2025.05.21 更新日:2025.06.20

SUN SIGN IN GEMINI(太陽がふたご座に)

ふたご座には拡大と保護の星・木星が滞在中ですが、5月21日に太陽が、26日には思考や伝達の星・水星がふたご座へ。さらに27日にはふたご座で新月が起こります。ふたご座に木星、太陽、水星、月と集まり、その性質が活性化していくときなのです。
ふたご座が象徴するのは、「コミュニケーション」。ただ、表面的な会話に終わりやすいところもあるのですが、今回は、木星が滞在して1年あまりになることから、それぞれの本音が見え隠れすることもありそう。たとえば、「この人、本当は、何が言いたいのかな」「何だか感じ悪いけれど、何か怒っているのかしら」と思うことってありますよね。そうした、その人だけが感じている「真実」が出てくることもありそうです。それはきっと、「事実」とは違うものなのです。
その一方で、25日には現実化とルールの星・土星がおひつじ座に入ります。おひつじ座には3月30日に境界を溶かす星・海王星が、5月1日には愛と美の星・金星が入り直しています。金星と海王星が夢や期待をもたらしているところに土星が入ることで、理想と現実のギャップが生まれやすいときです。
6月は6日に金星がおうし座へ。9日に水星が、10日に木星がかに座に入ります。金星はおうし座の守護星ですし、木星は今後、約1年間、かに座に滞在することになるので、おうし座の「食」やかに座の「住まい」「インテリア」といった分野にはポジティブな流れ。ただ11日のいて座の満月では「高みを目指したい、遠くへ行きたい」気持ちになることもありそうですし、15日には木星と土星がハードな角度に。がんばりたいと思いつつ、疲れて動けないことも。休んだほうがよい流れを呼び込めるでしょう。
そのうえで、17日には行動や戦いの星・火星がおとめ座へ。おとめ座は、「段取り」の星座です。たとえば、これまでは方針が決まらずに、動くに動けなかったとしても、何かきっかけがあって、どんどん事態が動いていき、現場レベルで実務的な仕事を進めることになるかもしれません。
Column
がんばらないで運気up。
Sayaのご自愛レッスン_03

今月のレッスン
- ゆっくりと実現させたい夢の全体像をノートに書く。
- 夢の実現のために必要な手段を調べて、ノートに書きつける
天にあることは地にもある。それが占星術の基本となる考え方。とくに、太陽系の惑星たちが星座を動くときは、地上のわたしたちの心も影響を受けることをお伝えしてきました。今回で3回目です。
5月21日に太陽がふたご座に入るのですが、ふたご座には拡大と保護の星・木星が滞在中。ふたご座の象徴する「言葉」「コミュニケーション」が広がるなかで、5月25日には現実化とルールの星・土星がおひつじ座に入ります。
ここで、土星が入るおひつじ座について、復習してみましょう。
2月4日〜3月27日に愛と美の星・金星が、3月3日〜30日に思考や伝達の星・水星がおひつじ座に滞在。3月2日〜4月13日は金星が、3月15日〜4月7日は水星が「逆行」し、4月16日に水星が、5月1日に金星がおひつじ座にもう一度、入りました。つまり、愛情やコミュニケーションがこの春、大混乱したあとで、ようやく正常化してきたのが5月なのです。
またこの春の混乱を助長したのは、3月29日におひつじ座で新月&日食があり、3月30日には境界を溶かす星・海王星もおひつじ座に入ったこと。〝おひつじ座祭り〟の状況を呈するなか、水星のおひつじ座への2度目の滞在は、4月16日〜5月10日、金星のおひつじ座への2度目の滞在は、5月1日〜6月6日まであります。おひつじ座の象徴する「個人」「わたし」の感覚が際立つなかで土星が入ることで、行きすぎた自己主張にはメスが入りそうです。また「自分らしさ」を大切にしたいと思っているだけなのに、「ワガママ」と言われる。思ったように進まずに「停滞」を感じるなどもあるかもしれません。

少し先の話をすると、土星は2025年9月1日にいったんおひつじ座を去り、うお座に戻りますが、2026年の2月14日におひつじ座に入り切り、2028年の4月13日まで滞在します。海王星は、2025年10月22日におひつじ座からうお座に戻りますが、2026年の1月27日におひつじ座に入り切り、その後は2038年まで滞在します。今感じているモヤモヤは、土星の滞在だけでも3年近くあり、海王星となると13年……。つまり、「自分らしい価値の確立」を焦る気持ちにはなりますが、実現にはなかなかの時間がかかるというわけです。
大切なのは、結果を急がないこと。「素敵な自分になりたい」という気持ちは大切にしつつ、そのプロセスを楽しみましょう。「新幹線どころか飛行機で、目的地までジャンプしたい」という気分の人もいるかもしれませんが、わたしたちの成長ペースは鈍行列車に近いものがあるのです。目の前に咲いているお花、頬を撫でる風、太陽の光などを楽しみながら、少しずつ夢に近づいていきませんか。今月のレッスンは、これからの10年、あなたがゆっくりと実現させたい夢をノートに書いてみること。そのために必要な手段を調べて、それもノートに書いていくこと。できるだけ詳細に描き出してみましょう。絵を添えたりしてもいいですね。これらは手書きにすることで、身体がより記憶しやすくなるでしょう。

ブーケ撮影/野口さとこ(@satoko.nog)
ブーケデザイン・制作/伊賀悠里子(竹中庭園緑化)
Staff Credit
text/Saya photo/岩城裕哉 cookies/and Bake
■Sayaさん著書情報
『わたしの風に乗る目覚めのレッスン―風の時代のレジリエンス』(Saya・大槻麻衣子 著/¥4400/説話社)
『占星術ブックガイド 星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集』(¥5500/説話社)
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Saya Saya
アストロロジー・ライター
1971年生まれ。おとめ座。現在は、京都で夫とふたり暮らし。雑誌連載のほか、オンライン講座や、ホロスコープ・リーディングのセッションを行う。著書に「星を味方につける生き方、暮らし方」(集英社)など多数。
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