こんにちは。ライター川口ゆかりです。
休日のアウトドアといえば山派でしたが、最近はすっかり海モードのわが家です。きっかけは、同じマンションのママ友家族たちと出かけた漁港近くのキャンプ場。
新鮮な魚介を囲んでのキャンプがあまりにも楽しくて、「次も絶対ここがいい!」と全会一致。それ以来、漁港近くのキャンプ場に出向くようになりました。
そこで今回は、家族連れにこそおすすめしたい! 漁港近くのキャンプ場の魅力を5つのポイントにわけてご紹介します。
point 01
新鮮な魚介がリーズナブルに手に入る

いちばんの魅力はなんといっても、朝獲れの新鮮な魚や貝類が漁港直売ならではの価格でゲットできること! 私がよく利用しているのは、茨城県ひたちなか市にある「那珂湊おさかな市場」。
旬の魚介類や地元で水揚げされた地魚が豊富に取り揃えられ、関東を代表する観光市場として、県内外からも多くの人々が訪れています。ここに10時ごろ集合して食材を買い込み、そのままキャンプ場にチェックインするのがお約束。

お店の人たちもどこか温かくて、魚の調理方法を教えてくれたり、おまけしてくれたり…。旅先のあたたかい触れ合いがキャンプの思い出をより濃くしてくれます。
point 02
食育にぴったりな体験ができる

子どもたちにとっても、漁港近くのキャンプは学びの宝庫でもあります。
どこで、どうやって、どんなお魚が獲れるのか。どんなふうに食べるといいか。直接、漁師さんやお店の方のお話を聞くことで、命をいただくことの大切さを肌で感じられるメリットも。
珍しい魚の名前を覚えたり、さばく様子をじっと見つめたり。スマホの画面だけでは得られないリアルな体験を楽しむことができます。
point 03
地元の海産物市場や食堂も魅力的

漁港周辺には、新鮮な魚を扱う市場や漁師さんが営む海鮮食堂が点在しており、キャンプついでに地元グルメを堪能できるのも魅力のひとつです。
鉄板の上でジュウジュウと音を立てるタコ焼きやイカ焼きといった定番の味に子どもたちは大はしゃぎ。大人たちの目を引くのは、殻ごと炭火で焼き上げたぷりぷりのエビや、生のままレモンを絞っていただく濃厚な岩ガキ! 旬のおいしさをその場で贅沢に頬張ることができます。
point 04
切るだけ・のせるだけでキャンプ飯が豪華に!

そして、漁港近くのキャンプ場の魅力は、なんといってもキャンプ飯が豪華になること。写真は、切って薬味をたっぷりのせただけのカツオです。
刺身や味付け済みの切り身を使えば、ご飯を炊くだけで立派な海鮮丼や焼き魚定食に。手間いらずで見た目も味も抜群! 洗い物も少ないぶん後片付けが簡単で、ファミリーキャンプにぴったりです。
せいろを使って食材を蒸すだけ!

私にとってキャンプに欠かせないアイテムのひとつがせいろ。
市場で見つけた新鮮なカニも、せいろにかかれば、味付けなしでたちまち食卓の主役に。身はぷりぷり、旨みたっぷり。調味料も余分な洗い物もいらない。そんなラクちん贅沢が詰まっているのです。
子どもには手巻き寿司が人気


用意するのは酢飯と海苔、そして市場で調達したお好みの海鮮ネタたち。
まぐろ、サーモン、いくら、ウニ……色とりどりの食材が並ぶだけで、気分はもう最高潮に。あとは、それぞれが思い思いに巻くだけのセルフスタイルで。澄んだ空気と、心地よい風。キャンプで味わうごはんは、なぜこんなにもおいしいのでしょうね。
余った魚介で、朝からちょっと贅沢スープ

残った魚介をどうするか? ですが、いちばん簡単なのはスープにしてしまうこと。
余った食材にトマト缶を加えて鍋でコトコト煮込めば、旨みたっぷりのブイヤベース風スープに早変わり。焼いたパンを添えれば、それだけで立派な朝ごはんに。難しいことはしていないのに、体も心も満たされるおいしさ。こんな朝ごはんができるのも、漁港近くのキャンプ場ならでは!
point 05
潮干狩りも楽しめる

初夏にかけて、漁港近くのビーチでは潮干狩りのベストシーズンが到来。小さな熊手とバケツを片手に、砂浜をほりほり…子どもも大人もつい夢中になってしまう、自然とふれ合う時間です。

採れたてのアサリやハマグリは海水で砂抜きをしたら、キャンプサイトでそのまま調理。シンプルに酒蒸しにしたり、炭火で焼いてみたり。調味料なんてほとんどいらない。潮の香りと旨みが、食卓を豊かにしてくれます。自然のなかで自分たちの手で採り、自分たちで調理して食べる。
この体験そのものが、何よりのごちそう。自分の手で収穫した海の恵みは、格別の価値があるということを体が自然と覚えていく。そんな体験、都会ではなかなかできないと思っています。
思う存分楽しみながら、たくさんの学びも得られる漁港近くのキャンプ。
今度の週末は、にぎわいと潮風に誘われて漁港近くのキャンプ場へ出かけてみませんか?
check!
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川口ゆかり Yukari Kawaguchi
ライター
1977年生まれ。LEEでは私服コーデや収納企画など、登場するたび話題に。2児の母としてトレンドをプチプラと賢くMIXしたスタイルが大好評。
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