私たちだって、“毛穴レス肌”は目指せる!
【30代・40代からの毛穴ケア】あなたのタイプはどれ?たるみ、詰まり、開き。専門家が解説!
2025.05.08
始めよう!「大人の毛穴ミッション」

昔やっていた毛穴ケアが効かなくなり、いつしか毛穴がデフォルトに。そんなLEE世代は「大人の毛穴管理」の始めどき。これからが毛穴ミッション、本番です!

教えてくれたのは
田路めぐみ先生
松倉クリニック表参道形成外科医
美容全般に精通し、毛穴トラブルの治療も評判。生活習慣や栄養指導なども丁寧に行い根本解決を目指す。
大人が管理すべき 3大毛穴はコレ!

毛穴ケアというと、皮脂を取り除いたり毛穴の中をお掃除することと思いがちですが、実はタイプによってするべきケアが異なります。特に30代後半から40代にかけては毛穴に変化が起こり、20代までと同じケアではかえって目立たせてしまうことも。「今の」毛穴タイプを見極めて、大人の毛穴ケア、始めましょう。
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詰まり毛穴
額、鼻、あごに出現。角栓が毛穴に詰まり、黒ずんでいることも

年齢とともに肌の生まれ変わりのスピードが落ち、古い角質が毛穴にたまって、角栓に。さらに日々のクレンジングや洗顔が不十分だと、メイク汚れや酸化した皮脂が古い角質と混ざり合い、放置すれば頑固な角栓となって黒ずむことも。
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開き毛穴
頬の広い範囲に、ポツポツと赤黒い「穴」が目立つ

皮脂の出すぎが原因。皮脂が多い肌質だけでなく、ストレスで皮脂が増えるケースも。普段の食生活が糖質過多だと毛穴まわりに炎症が起こり赤みに。また緑黄色野菜をあまり食べず、ビタミンAが不足している人にも起こりやすい。
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たるみ毛穴
鼻のわきの頬、ほうれい線のあたりに出現。 涙形の毛穴

タンパク質の摂取量が減り、肌がたるむことで毛穴が涙形に。日々のストレスが体内のタンパク質を分解してしまい、たるみ毛穴につながっていることも。加齢によって立毛筋という毛穴を引き締める小さな筋肉が衰えることも原因。
大人には大人の毛穴タイプがあるんですね

毛穴の伝道師 Dr.田路×美容ジャーナリスト小田ユイコ
毛穴の管理こそ、究極の「わたしケア」
大人の毛穴は、仕事や家事、育児などに追われてつい自分のことが後回しになってしまうLEE世代に目立ちがち。心がけていきたいのは、自分に向き合って、年齢にともない変わっていく肌に寄り添うスキンケアに切り替えたり、肌や体に負荷をかけている生活のクセを見直すこと。毛穴管理は一過性のケアではなく、生涯にわたって肌を大切に扱う、究極の「わたしケア」です。
大人の毛穴目立ちは大切なサイン。毛穴レス肌は、今のスキンケアとライフスタイルが正解である証です

田路めぐみ先生
「毛穴の状態は、自分に合ったスキンケアができているか、メンタルも充実して栄養バランスのいい食事ができているかの、総合的な『答え合わせ』。意外かもしれませんが、大人の毛穴目立ちの根本原因に、毛穴のタイプを問わず『糖質のとりすぎ』があります。忙しさやストレスからおにぎりやパン、お菓子だけで空腹を満たしているとタンパク質など栄養が不足し、毛穴目立ちに。今は大人の毛穴をケアする優れたスキンケアコスメがあるので、食事やストレスケアとあわせて日々きちんとセルフケアをすれば、誰でも毛穴レス肌は目指せます!」(田路めぐみ先生)
エイジングケアコスメは優秀な毛穴ケアコスメの宝庫!毛穴タイプに合わせて選べば未来の美肌が見えてきます

小田ユイコさん
「毛穴ケアというと、毛穴に特化したコスメでケアすることと思いがちですが、大人の毛穴は『エイジングそのもの』。エイジングケアコスメの中に、結果として優れた大人毛穴ケアアイテムがたくさんあります。そういうコスメの中から自分の毛穴タイプに合ったものを選んでお手入れすれば、毛穴以外の肌悩みもトータルでケアでき、未来の美肌も見えてきます」(小田ユイコさん)
20代までとは違う毛穴に戸惑っていたけれど…あきらめなくていいんですね!
LEEキャラクター 副島晴夏さん

Staff Credit
撮影/天日恵美子(人物) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/野口由佳(ROI) モデル/副島晴夏(LEEキャラクター) イラストレーション/田中麻里子 取材・原文/小田ユイコ
こちらは2025年6月号(5/7発売)「始めよう!『大人の毛穴ミッション』」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2025年6月号現在)です。
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