<4月20日~5月20日の運勢/Sayaの星占い>新たな楽しみを見つけるのにぴったりな時期【今月の12星座運勢「星ごよみ」】
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Saya
2025.04.20 更新日:2025.05.21

SUN SIGN IN TAURUS(太陽がおうし座に)

4月20日に太陽がおうし座に入ります。春分に太陽がおひつじ座に入って以来、おひつじ座では新月&日食、境界を溶かす星・海王星の到来、「逆行」していた思考や伝達の星・水星の再来など星のイベント続きで、荒れ模様でした。
でも、太陽がおうし座に入ると、多くの人が「安定した状態」を目指し始めるでしょう。もちろん、海王星や水星はまだおひつじ座にあるので、考えがどんどん広がっていくところもありますが、ここで、もう一度立ち止まってみるとよさそうです。ただ自立や変革の星・天王星もおうし座に滞在しているので、このまま行くかなと思うと、突然のアクシデントが起こる可能性も。とは言え、28日にはおうし座の新月も。さまざまな波乱要素を取り込みながらも、方向性が見えて、新たな船出となっていくでしょう。アイデアに過ぎなかったものがまとまっていくときなのです。
5月1日には愛と美の星・金星がおひつじ座へ。金星は、2月4日におひつじ座に入り、3月2日から「逆行」し、27日にうお座に戻って、4月13日に「順行」していました。2月頃から、何か新しく楽しいことをしてみたいと思っていた人は、ここでやりたいことを見つけられそうです。今までより少しアクティブに動いたり、ひとりで気軽にできたりというものがおすすめ。
5日には変容の星・冥王星がみずがめ座で「逆行」。これまでは人と人とのつながりがうまくいっていたとしても、見えないところでヒビが入り始めるかもしれません。そして、10日には水星がおうし座に入ります。4月28日の新月頃からのプランに具体性が出てくるでしょう。
5月13日にはさそり座で満月が。見えていなかったものが見えてくる、深い変容が起こる、洞察力が働くなどが考えられます。そのうえで、21日には太陽がふたご座へ。ふたご座には拡大と保護の星・木星が滞在しています。この1年、伝えようと模索してきたこと、取り組んできたことの成果が見え始めるとき。
Column
がんばらないで運気up。
Sayaのご自愛レッスン_02

今月のレッスン
- 旧暦で、自然のリズムを意識しながら暮らしてみる
- アロマトリートメントなどで普段よりラグジュアリーに
天にあることは地にもある。それが占星術の基本となる考え方。とくに、太陽系の惑星たちが星座を動くときは、地上のわたしたちの心も影響を受けるのです。
3月20日の春分に太陽が、30日に境界を溶かす星・海王星がうお座を去り、おひつじ座へ移りました。前日の29日にはおひつじ座で日食が起こり、4月7日までは思考や伝達の星・水星、13日には愛と美の星・金星が「逆行」。おひつじ座が象徴する「個」とうお座の「情」の間で、わたしたちの心が揺さぶられるような時期でした。
そんなせわしないひと月のあとで、4月20日には太陽がおうし座に入ります。おうし座は、占星術で使われる4大元素では「土の星座」。さらに、性質は、「不動」。卒入学などでせわしない年度替わりのスケジュールをクリアしたあとで、わたしたちの心が休息を求め始めるのがこの時期です。「二十四節気」の「立夏」前の4月17日〜5月4日はまた、「春の土用」に当たります。昔から、季節の変わり目には身体を労ったものなのですね。

現実には「休みたい」ばかりで、なかなか休む時間がないと思いますが、意識だけでも自然のリズムに合わせてみると、交感神経のスイッチが入りっぱなしの状態が少し落ち着いてくるのではないでしょうか。昨年、知人に教えてもらい、今年から使っているのが「新月から始まる、旧暦カレンダー 感じるこよみ」。トイレの壁に掛けてあるので、否が応でも目に入るのですが、新月から始まる旧暦に、新暦の日付が併記されているので、直感的に自然のリズムを感じられておすすめです。
わたしたちが使う新暦のカレンダーでは4月も下旬。2025年も3分の1が過ぎてしまうことに圧倒されている人も多いかもしれません。でも、旧暦ではまだ「弥生(3月)」なのです。そう思うと、心にゆとりがもてる気がしませんか。しかも、2025年は旧暦閏年なので、1年は13ヶ月とか! 1年がかりのプロジェクトなどは立ち上げやペースを急がず、旧暦の大晦日に当たる新暦の2026年2月16日までに終わればいいとゆったり構えてみるのもよさそうです。
2025年の話に戻ると、4月28日にはおうし座で新月があります。おうし座に太陽があるこれからひと月は、「自分を大事にする」ことで運気がアップします。五感を満たし、いつもよりちょっとラグジュアリーな気分で過ごしてみてくださいね。あちこちお出かけするGWも楽しいものですが、少し休みたいという気分だったら、そこは遠慮なく。パパと子どもたちだけで出かけてもらって、ママはアロマトリートメントを受けに行くなどもいいですね。ガチガチに、鉄板のようになった背中を優しくほぐしてもらうだけで、明日からまたがんばれる気分になると言うものです。

ブーケ撮影/野口さとこ(@satoko.nog)
ブーケデザイン・制作/伊賀悠里子(竹中庭園緑化)
Staff Credit
text/Saya photo/岩城裕哉 cookies/and Bake
■Sayaさん著書情報
『わたしの風に乗る目覚めのレッスン―風の時代のレジリエンス』(Saya・大槻麻衣子 著/¥4400/説話社)
『占星術ブックガイド 星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集』(¥5500/説話社)
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Saya Saya
アストロロジー・ライター
1971年生まれ。おとめ座。現在は、京都で夫とふたり暮らし。雑誌連載のほか、オンライン講座や、ホロスコープ・リーディングのセッションを行う。著書に「星を味方につける生き方、暮らし方」(集英社)など多数。
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