出生ホロスコープを確認することで、目指すべき方向がクリアに！【真木あかりさん“運気と占い”】

かつては恋愛運やラッキーカラーをチェックしていたものの「最近は占いから遠ざかっていた」との意見も多いLEE世代。けれど「最近、なんだかうまくいかないな」と感じるとき、占いは心を整理し、次の行動を起こすために役立つ、心強いツールなのです！

真木あかり

まき・あかり

占い師

フリーライター兼会社員を経験したのち占いの道に転身、占星術や四柱推命、タロットなどの占術を使用し、執筆・鑑定を行う。LEEweb連載「星占い×タロットで開運！ 真木あかりの『今週の運勢』」も大好評。

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働き方や育児に悩みが尽きないLEE読者のAさん。出生ホロスコープを確認することで、目指すべき方向がクリアに！

Profile 
39歳。夫と8歳、5歳の息子と4人暮らし。特殊な職業で泊まり勤務や休日出勤も多く、育児との両立が厳しく悩む日々。

長男出産の年、2017年頃から試練の時期が続いている星回り。子ども2人を抱えながら、不規則でハードな仕事。勤め先は古い体質の大企業で、女性が働きやすい環境への改善はいまひとつ。もがく様子がホロスコープにも表れていました。

「子どもがまだ幼くて、保育園の送り迎えなど夫の負担も多い。ずっと日勤職への異動を希望していますが、コロナ禍で会社の経営状況も思わしくなく、少子化で以前より新入社員も減り、異動が少ない状態。転職活動もしたけれどうまくいかなくて。自分の努力不足なのだろうかと落ち込むことも」

そう語るAさんの出生ホロスコープを早速確認する真木さん。

ホロスコープに刻まれた今がAさんの試練の時期

「Aさんの太陽星座は蠍座で、コツコツ努力し、我慢強く耐え忍ぶ性質。何か問題が発生すると『自分が至らなかったから』と考えてしまうタイプ。そして『キャリア』を表すところに、試練の星である土星が入っています。特に2017年からご苦労が多かったのではないでしょうか？」

その年は、最初の出産があった時期。育児と仕事の両立がつらかったことも、ドンピシャでホロスコープに表れていると聞き「本当ですか」とAさんもびっくり。

「でも安心してください。今年の5月末あたりから来年にかけて、長い長いトンネルからようやく抜け出せます。それとともに、今までのように我慢強く耐えるのではなく、『しんどいです』と言える自分に少しずつ変わっていく時期でもある。実は周りは、Aさんがそんなに我慢していることに気づいていないかも。ご自分が変わることによって、周囲も変化していく可能性があります」

「つらい時期もあと少しと聞いたら、心構えが違います。もうちょっとだけ頑張れそう」とAさん。

運を持っている人は自然と星の動きと連動している

「今までコツコツと努力してきた分、40代に入ればもっと楽しくなると思いますよ。この先『自己表現』を表すところに、拡大発展の星・木星が入ります。何かご自分を表現するベースになることに取り組まれるといいと思います」と真木さん。

「実は……」とAさん。学生時代は英語を専攻しており、落ちていたTOEICの点数を以前に戻そうと、最近勉強を再開していたとか。社内でもその能力を生かした職種変更ができないか、再挑戦しようと考えていたそう。真木さんの見立てによると、Aさんは「何でも屋」のジェネラリストではなく、ある種の能力を極めるスペシャリストタイプ。何かひとつの技能を極めたり深めることによって、運が上がるタイプだとか。

「それは素晴らしいですね！　運を持っている方って、知らず知らずのうちに、自然とご自分の星の動きに合わせた行動を取っていることが多いのです」

逆に言うと、『今は不運な時期』と感じたら、自分のホロスコープに沿った行動を起こしてみるのもひとつの手。その行動が実を結ばなくても『これは自分には合わなかった』という経験が残ります。

「『不運』と思っても、そこにとどまるのではなく、何かしらアクションを起こし、運を動かす。そうして不運に対処できるような自分になることが、今後不運を寄せつけず、運気を上げる秘訣なんです」

長く続いた試練の時期は終わり。今後、ラクになる時期に突入！

我慢するのではなく、しんどいと周囲に発信することを心がけて

ひとつのことを極めて運気が上がるタイプ。何を極めるかを探して

『「ツイてない」 「もう無理」に効く占いと技術 〜不運の救急箱〜』
より〝使える星占い〞を目指し多くの人に寄り添ってきた真木さんが、長年の経験や学びを総動員し「不運」に向き合う知恵を伝授。不運の対処法や予防法がわかる「占い」と「技術」が満載！　集英社より好評発売中。￥1980