<3月20日~4月19日の運勢/Sayaの星占い>冬の間に縮こまった心や身体を解放させていきましょう【今月の12星座運勢「星ごよみ」】
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Saya
2025.03.20 更新日:2025.04.20

新コラムスタート!
column「がんばらないで運気up。Sayaのご自愛レッスン」を読む
SUN SIGN IN ARIES(太陽がおひつじ座に)

3月20日の春分に、太陽がおひつじ座に入ります。おひつじ座は、12星座の始まりの星座。春の訪れとともに、新しい挑戦をしたくなる時期ですね。
ただ今年のおひつじ座は、何とも荒々しい雰囲気。2月4日におひつじ座に入った愛と美の星・金星は、3月2日に「逆行」を始めていますし、3日には思考や伝達の星・水星もおひつじ座に入ったのですが、こちらも15日に「逆行」を始めています。つまり、金星や水星が「逆行」中のおひつじ座に太陽が意識の光をもち込むので、バタバタと進んだことが現実にはうまくいっていないことに、多くの人が気づき始めるときです。
27日に金星が、30日には水星がうお座へと戻るので、おひつじ座はちょっと穏やかになるかと思いきや、29日にはおひつじ座で新月&日食もあります。「個人の意思」というものがとても大きく現れてくるときです。さらに、30日には境界を溶かす星・海王星もおひつじ座へ。海王星が動くのは2012年以来のこと。わたしたちの夢や憧れがおひつじ座の世界へと向かっていきます。よりリアルで、活動的なものに目覚めていくことでしょう。
4月7日に水星が、13日のてんびん座の満月に金星が「順行」すると、混乱は多少収まり、調和的な雰囲気が戻ってきそう。16日には水星がもう一度、おひつじ座に入るので、感情的な痛みは落ち着いた状態で、「自分の意思」というものに向き合えそうです。
18日には行動や戦いの星・火星がしし座に入ります。2024年12月上旬にしし座で火星が「逆行」し、年明けにはかに座に戻っていましたが、これからは多くの人が生命の喜びを感じたいという気持ちになり、実際に動いていくことに。エンタメの世界などは盛り上がりそうですが、一般の人も歌ったり、踊ったり、楽しみたくなりそう。新しく、身体を動かす習いごとなどしてみてもいいですね。冬の間に縮こまった心や身体を解放させていきましょう。
Column
がんばらないで運気up。
Sayaのご自愛レッスン_01

今月のレッスン
- 他者承認を求めるマインドをリセットすること
- ワクワクするものを身のまわりに置くこと
ファーストステージは、2023年3月から6月。セカンドステージは、2024年1月から9月。そして、サードステージは、2024年11月から何と2043年まで。2044年に去るまで約20年続く……。
これは、変容の星・冥王星のみずがめ座入りの物語。「ホップ、ステップ、ジャンプ」とでも言うように、2023年と2024年、以前のやぎ座とみずがめ座の境界を行き来していたのが昨年11月20日、みずがめ座に入り切りました。
つまり、地上に生きるわたしたちは全員、冥王星がみずがめ座の扉を開けるというダイナミックな変化の時期を体験しているわけなのですね。
冥王星は、「入った星座の性質を極限まで高め、その結果、星座の性質を変容させてしまう」という性質をもちます。そのため、以前、冥王星が滞在したやぎ座では、やぎ座の「ピラミッド社会や序列意識」が高まり、マウンティングやハラスメントも横行していました。また、ひとりひとりの心のなかでも、「序列の上のほうに行きたい」という気持ちが働いていたので、「ゴールに向けて、ひたすら努力する」ことがゲームのルールのようになっていました。
でも、冥王星がみずがめ座に入ったことで、上るべき序列が崩壊するような事態も、世界の、日本のあちこちで起こっています。古い秩序が崩れるなか、「がんばらない」「がんばろうと思っても、がんばれない」人も増えてきた気がします。
この春には、2012年からうお座に滞在していた境界を溶かす星・海王星も、3月30日におひつじ座に移動します。冥王星、海王星、そして、自立や変革の星・天王星というのは外惑星と呼ばれ、ジェネレーションを作る星でもあるのですが、実は、2025年は7月に天王星も動くのですね。半年ちょっとの間に、冥王星、海王星、天王星が動く。とてもダイナミックな時代をわたしたちは生きているのです。
さらに、5月25日には現実化とルールの星・土星もうお座を去り、おひつじ座へ。おひつじ座は、「誰よりも早く新しいことをやりたい」「好きなことをやりたい」という星座ですが、土星がやってきて、その勢いを制限することもあります。「がんばれない」自分のままでは行動できなくても当たり前ですよね。
「がんばれない」自分から「行動できる」自分にシフトするには、うお座的な「ケア」が大切になるのですが、うお座ではそのケアが他者に向きがちです。おひつじ座が象徴するのは「自分」ですから、「自分」をたっぷりケアする。そんな1年にできたら、どんどん運気もアップしていくのでは……そんな思いから、新年度は、「がんばらないでも運気がアップするような、ご自愛のためのコラム」を書いてみることにしました。

ビジュアルは、眺めているだけでも気分が上がるように、お花の癒しのパワーを借りて。ブーケデザインは、毎月、「星座のブーケ」を提案させていただいている竹中庭園緑化の伊賀悠里子さん、写真は野口さとこさんにお願いしました。
こんなことを書いているわたしも、実は、年末に発熱。熱はすぐに下がったものの、年明けはだるさが残って、3週間ほど寝たり起きたりしつつ、なんとか締め切りをこなすていたらくでした。「がんばらない」と書きつつも、実は、自分もまだまだがんばっていたからこそ、強制終了させられたんだなと気付かされました。身体の声を聞けていなかったのかもしれません。
この春、大切なのは、「親や上司に認められたいから、がんばる」といった他者承認を求めるマインドをリセットすること。自分の心がワクワクするものを身のまわりに置くこと。この2点を頭に置いて、生活してみませんか。
わたしが今、いつになく惹かれるのはアイシャドウ。ここ数年、アイメイクをするようになって、普段はシャネルが多いのですが、今年はナーズ、アディクション、スック、スナイデルビューティなどもパトロール中です。年齢とか気にすることなく、自分の好きな色を自分の顔に乗せてみたくなったのですね。おひつじ座が象徴する身体の部位はフェイス(顔)ですから、やっぱり星どおり! と思うところです。また1年、よろしくお願いします。

ブーケ撮影/野口さとこ(@satoko.nog)
ブーケデザイン・制作/伊賀悠里子(竹中庭園緑化)
Staff Credit
text/Saya photo/岩城裕哉 cookies/and Bake
■Sayaさん著書情報
『わたしの風に乗る目覚めのレッスン―風の時代のレジリエンス』(Saya・大槻麻衣子 著/¥4400/説話社)
『占星術ブックガイド 星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集』(¥5500/説話社)
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Saya Saya
アストロロジー・ライター
1971年生まれ。おとめ座。現在は、京都で夫とふたり暮らし。雑誌連載のほか、オンライン講座や、ホロスコープ・リーディングのセッションを行う。著書に「星を味方につける生き方、暮らし方」(集英社)など多数。
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