FASHION

【ポッドキャスト】Stylist福田麻琴の「おしゃれって何さ!?」# 101

【カナダ滞在】暮らしとおしゃれの新しい関係/スタイリスト福田麻琴

  • 福田麻琴

2025.03.15 更新日:2025.03.26

  • 音声

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週末の夜のお供に、福田麻琴さん&LEEweb副編集長内海のゆるトーク

人気スタイリストの福田麻琴さんとLEEweb副編集長内海が大人のおしゃれについてのアレコレをゆるりとお話するポッドキャスト、毎週土曜日20時配信です。本日配信第101回は、福田さんが遅めのお正月休暇で訪れたカナダ・バンクーバーのファッション事情をお届けします。さらに福田さんの書き下ろし収録裏話+バンクーバーで激写したファッションスナップを本ページ下部に掲載(スクロールして読んでください)、番組とともにお楽しみください!

福田麻琴さんの書き下ろし収録裏話

バンクーバーにもオシャレがあった!

カナダ、バンクーバーに遅めのお正月旅行として家族で二週間ほど滞在しました。
都会と自然が隣り合わせのバンクーバーは物価は高いけど人が優しくて、過ごしやすい街でした。
正直、これは恒例の家族旅行なわけで、みんながハッピーならそれが一番いいのだけど、職業柄、せっかくどこかへ行くならその土地土地のファッションやアートを見たい。
家族にファッションやアートに興味のある人はいないけど、私の旅行でもあるわけで、ならばそれぞれがそれぞれのカナダを楽しもうじゃないか!
というわけで、街でお見かけした素敵な方をスナップ!
 
寒い時期なので、アウターは必須。
ダウンを着ている人が一番多かった気がするけど、私の目にとまったのは、バブアーやラベンハムのようなボリューム系ではなくどちらかというと薄軽トラッドアウター。
日本より気温は低いけど、家や建物の中は四六時中暖かいので、なぜか日本より暖かく感じました。
だからちょっとしたお出かけなら薄軽アウターでも問題なしってことなのね。
北海道の人も冬も家では半袖だって聞いたことがあるから、もしかしたらこれって寒いところあるあるなのかもしれないなぁ。

そして一番驚いたのが、カナダにもファッションがあるということ!(カナダ在住の方、失礼しました!)
私が知っているファッションと言ったら、大好きなフレンチシック、イタリアのリッチなカラーリング、そしてNYの機能的コンサバスタイルやらLAのリラクシーカジュアル…。
王道とも言えるこの4つのスタイルに新たなカテゴリーが加わりました。

カナダのリアルライフウェア。
そしてもしかしたらもしかしてだけど、このライフウェアが一番新しいのかも。
(Life Wear、ユニクロさんのキャッチコピーでもありますね)

着心地のいいスウェットに、スニーカーやトレッキングブーツやビルケンシュトック。
もちろんバンクーバー発祥のルルレモンのレギンスを履いている方も多数。
無理せず、自分らしいオシャレ。
ここ数年、ずっとそういうファッションを追いかけてきました。
ここにあったのか〜。
都会と自然がすぐ近くにあるバンクーバーだからこそ叶う心地良いオシャレ。
誰かに見せるためではなく、自分のライフスタイルに合った心地よいオシャレ。
全くオシャレに期待していなかったカナダという地で、私は新しいファッションの選び方を知りました。

これって今の私たちに一番必要な要素かもしれません。
春夏はどうなっていくのかしら?
これからも注目していきたいファッションであると同時に、なんだか生き方まで考えさせられた気がしています。

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福田麻琴 Makoto Fukuda

スタイリスト

1978年生まれ。パリ留学に裏打ちされたフレンチテイストに、今どきの抜け感を加えたベーシックスタイルが得意。LEEマルシェでのコラボ企画も大人気。1児の母。

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