2月22日「猫の日」記念!つむじちゃんのママ・LEEwebディレクターなつお特別インタビュー
猫との暮らしをスタートする前に、準備しておくと良いことって?【Instagramが大人気!LEE編集部の猫「つむじちゃん」のママがレクチャー】
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LEE編集部愛猫家チーム
2025.02.22

Instagramのフォロワー数が1万人を超え、LEEwebでもファンの多い、猫のつむじちゃん。飼い主のLEEwebディレクター・なつおは、子どものころから夢だった「猫との暮らし」を実現して5年目に突入したところ。
念願を叶えて、今では、「うちの猫がかわいすぎて、みんなに見せたい!」と猫愛炸裂が止まらないなつおに、つむじちゃんとの生活を教えてもらいました。

隙あらば猫を見せたい
なつお
NATSUO
LEEwebディレクター
30代。大人になってから、子どものころから夢だった猫との暮らしを実現。パートナーと猫のつむじちゃんの2人+1匹暮らし。LEEwebの連載「キレイをつくるコスメ暦」では、コスメのお試しレポートにも登場。
大人になって実家を出て、転職をして、ずっと夢だった「猫との暮らし」を叶えました!
インスタでもLEEwebでも大人気の「つむじちゃん」ですが、飼い始めたきっかけは?
子どものころからずっと猫のいる暮らしに憧れていたのですが、うちは父が動物全般にアレルギーがあったので、飼うことができなかったんです。だから、実家を出て独立したら、いつか絶対に猫と暮らそうと心に決めていました。でも、社会人になったら仕事が忙しく、ほぼ家にいないような生活だったので、なかなか実現できずにいました。

2020年に転職をしたことで、在宅での仕事もできるようになり、ライフスタイルを変えるチャンスがやってきました。ちょうどコロナ禍で家にいる時間も増えたことも大きなきっかけになり、つむじとの生活がスタートしました。
ずっと猫と暮らしたいという気持ちがあったから、転職をする前から、「パートナーとの同居&猫をお迎えすること」を前提にペット飼育が可能な賃貸物件を探し、着々と準備を進めていたんです。いつ運命の猫に出会ってもいいように「猫ちゃん貯金」もしていました。
キュンなポイントは、ピンクの鼻と肉球、口元の白い毛! ひと目見て「この子だ!」と思いました
つむじちゃんとの出会いは?
ブリーダーさんをネットで探したり、猫歴の長い友達に色々と情報を教えてもらったりしている中で、あるとき「絶対、この子がいい!」と思ったのがつむじでした。
アメリカンショートヘアなのに赤茶色なのが珍しくて、やわらかい雰囲気でかわいいというのが第一印象。さらに、私は鼻や肉球がピンクの猫、そして、毛に柄があるけれど白い部分がある猫が好きだったんですが、すべて当てはまっていたんです。この出会いを逃したら…と思い、即決でした。

初めて猫を飼うための準備は大変でしたか?
まったく初めてのことだったので、まずは猫の飼い方や育て方の本を買って、勉強するところからスタートしました。本を読んで、最低限必要なものをリストアップして、トイレやケージ、ハンモック、ヒーター、ごはん用のお皿、自動給水器などを購入しました。
最初は、家を留守にするときに、家の中で猫を自由にさせるのが心配だったので、そんなときのためにケージは大きめのものを用意しました。
あとは、近所の動物病院をリサーチ。そして、住んでいる賃貸物件の管理会社に、猫を飼うことを正式に申請。事前の準備はそんなところでした。通院用のキャリーは猫の種類によって大人になったときの体格も違うので、つむじをお迎えしてから揃えました。
生後2カ月の赤ちゃん猫がわが家に! 最初はちゃんと大きくなれるか心配で…
つむじちゃんを迎え入れて、最初からすぐに慣れてくれましたか? 大変だったことはありますか?
生後2カ月後半のときにわが家にやってきて、当時はすごく小さい赤ちゃん猫でした。初めての場所で緊張するかな…と思い、ケージを毛布で覆って落ち着かせてあげました。心配していたトイレは、用意していたトイレにすぐに慣れてくれて、なんの問題もなしでした。
つむじはあまり食事にがっつかないタイプだったので、キャットフードを食べさせるのがちょっと大変でした。赤ちゃん猫だったので、カリカリのキャットフードをお湯でふやかして、さらに猫の赤ちゃん用のパウダーミルクを少しかけて、食べてくれるように工夫しました。仔猫用のシロップも一緒にあげて栄養を補ったり…。そのうち、お湯を沸かしてごはんの準備をすると、「ごはんだ!」というようなうれしそうな反応をするようになって、私もうれしかったです。

あと、家に来てからわりとすぐ、病院で予防接種を受けたのですが、その外出がきっかけで風邪をひいてしまったときはすごく心配で……。風邪が治って元気になってからも、遊んでいるときに口呼吸をしながら「ハーハー」と喘鳴のようなものがあって、「肺や呼吸器か、心臓が悪いの?」と心配に。近所のクリニックで検査してもらうと、「これという異常はないけれど、心配なら精密検査ができる二次診療専門の病院で診てもらっても」と言われ、紹介状を書いてもらい受診しました。
家から遠い病院だったので、また風邪をひいたり公共交通機関でストレスがかかるのも心配でタクシーに乗って専門の病院へ行ったのですが、結果は「異常なし」。「はしゃぎすぎかも…」とのこと。移動と精密検査費で7万円ほどかかりましたが、これで不安なまま過ごさずに済む!とホッとしました。このとき作っていただいたカルテの困惑した写真がおかしくて、「はしゃぎすぎの猫だ(笑)」と時々見返しています。最初のころは心配ごとも多いから、医療費は思っていたよりもかかりました。ペット保険に加入しておいてよかったなと早々に実感しました。

つむじちゃんってかわいいお名前ですが、すんなり決まったんですか?
それが、結構悩んで、お迎えすることが決まってから名前が決定するまでに1週間ほどかかりました。同居するパートナーとは、「おしゃれすぎる名前だと、呼ぶときにちょっと照れくさいような…。素朴な響きで、ほかとかぶらない名前がいいよね」と話していて。
それで、いくつか候補を挙げて、最終的には、おなかの横にある渦巻き模様が決め手となって、「つむじ」に決定しました。つむじのおなかには、コーヒーにミルクをたらしたような、デニッシュパンのような、渦巻き模様があるんです。

最近は腕力やジャンプ力がついて、行動範囲が広く! 私にあまりなついてくれないのが悩み(笑)
飼い始めてから、丸4年が経ち、最近のつむじちゃんの様子は?
小さかったつむじも、今ではすっかり大きくなって、体重は5㎏に。病院で以前「アメショの女の子で5㎏は大きいね。今は健康な範囲内だけど、これ以上増えると太りすぎかも」と言われ、少しずつ運動量を増やしています。
一方で、腕力もジャンプ力も強くなっていて、最近では部屋の引き戸を上手に開けるようになったり、玄関に近い廊下にも進出できるようになってしまって。家から出てしまうのが心配なので、廊下には進出を防ぐためのゲートをつけたのですが、最近はそれもジャンプで飛び越えるようになってしまいました。自分で飛び越えたのに、ゲートの向こうの進入禁止エリアから「締め出されました。早く入れてください」という顔で見つめてくるのは若干面白いのですが、さらなる対策を考えなくては…。

あとは、もっと私になついてほしいというのが本音。パートナーにはなついているのに、私には塩対応なんです。おそらく、爪を切ったり、耳掃除をしたりと、つむじが嫌なお世話をするのが私だからだと思うのですが…。私のほうがちょっかいを出したりまとわりついてしまうから鬱陶しいのかな…。毎朝、パートナーを叩き起こして「おはよ~撫でて~!」とおねだりしているつむじのお尻のどアップを、歯ぎしりしながら見つめるだけの私。完全にのけ者です。でも、私が仕事に集中しているとおもしろくないのか、視界に入ってアピールしてきたりして、それはそれでかわいいんですが(笑)。
「つむじのかわいい写真を残したい!」という思いで、写真が上達。インスタでは海外からのコメントも来るように
つむじちゃんの写真、とてもきれいにかわいく撮っていますが、もともと写真は得意だったんですか? 何か工夫していますか?
カメラは、以前、旅行のために購入したミラーレス一眼レフを使っています。写真はあまり得意なほうではなかったんですが、つむじの写真をきれいに残したくて、あれこれレンズを買ったり工夫しているうちに上達してきました。すべて自宅で撮っているので、背景用のペーパーや小物など、撮影アイテムがどんどん増えています。

天気がいい日に自然光で撮るのがこだわりで、あとは、じっとしてくれないから、とにかくたくさん撮ります。撮影用小物には、季節のお花やかわいいぬいぐるみなど、つむじに見せたいものを購入しています。ひもや枝以外には、そんなに興味なしですが…。被り物は基本嫌がるので、一瞬で撮るか、諦めて合成したりしています。
インスタのフォロワー数が、1万2千人(2025年2月現在)と大人気ですが、フォロワーが増えたのは何かきっかけが?
つむじが家にやってきて、すぐにインスタを始めました。小さいときの成長記録を残したくて、そして隙あらば猫を見せたいという想いがおさえられず(笑)張り切って頻繁に投稿していたんです。そうするうちにフォロワーが増えていきました。動画を上げた直後は、とくにアクセス数やフォロワーが増えるような印象。私も茶トラの猫のインスタを見つけるとすぐフォローしたくなるので、同じように茶トラ好きの人が見つけてフォローしてくれるのかな…と思っています。

海外在住のフォロワーさんからもコメントがくることも。「赤毛の猫ちゃん」とか、「オレンジにゃんこ」「ジンジャーキャットちゃん」など、茶トラの表現が様々なのも面白いです。翻訳して「“赤毛の猫”って、スペイン語ではこう言うんだ~」などと勉強に。ただ、しばらく「男の子」と勘違いされていたようなので、翻訳アプリを駆使してさりげなく「女の子」アピールをしました。そうやって、写真や動画がきっかけで海外の猫好きの人とやりとりできるのは、インスタならでのおもしろさだと思います。
たしかに、つむじちゃんって、少し凛々しい顔立ちだから、男の子っぽく見えることもありますよね。「ネコと暮らせば」の新連載が始まりましたが、読者へのメッセージをお願いします!
名前の由来になっている、おなかの渦巻きと、ピンク色の鼻と肉球がチャームポイントです。あと、ゴールドにほんの少しグリーンが混ざった宝石みたいな瞳の色も…。これからも猫バカがさく裂するかもしれませんが、ぜひ一緒につむじの成長を見守っていただけるとうれしいです!
Q&A
まだまだ聞きたい
LEEwebなつおに一問一答!
1
猫と暮らして幸せな瞬間は?
1
眺めているだけで癒されるので、嫌なこともどうでもよくなります。ただ、猫を見ていると仕事に遅れそうになることがあるので、注意が必要。仕事で外出したときは、webカメラでつむじを見てニヤニヤしています。
2
つむじちゃんといて、うれしかったことは?
2
「これ、つむじが好きそう」と思って買ったおもちゃやおやつを気に入ってくれると、つむじの気持ちを少しでも理解できているのかもと思えてうれしいですね。あとは、実家の母が遊びに来たときに隠れてしまった姿を見て、「あ、私は近くにいてもいいと心を許されているんだ」とうれしくなりました。私より塩対応をされている母を見て安心したというか…(笑)。
3
つむじちゃんに一言!
3
抱っこさせて~(笑)。つむじは抱っこがあまり好きではないので、一瞬しか抱っこさせてくれないんです。抱き上げると肩によじのぼって、背中に乗って、抱っこは拒否。もっと抱っこしたいな…

Staff Credit
取材・文/渡辺有紀子
LEE編集部愛猫家チーム
猫と暮らし、猫に尽くし、猫を愛するLEE編集部内の愛猫家たち。そんな愛猫との暮らしぶりをレポートする連載です。かわいい写真+猫バカぶり炸裂のテキストを温かく見守ってください。
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