〝きれい色+地味色〞がベストマッチ!
冬はコーデに「きれい色」を1点プラスで華やかに!蛯原友里さんの着こなしをチェック!
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蛯原友里
2025.01.11
地味色派こそ、1色投入で浮かずに華やか!
蛯原友里さんの「冬の私に、きれい色をひとさじ」
普段は地味色だけでも十分におしゃれを楽んでいる私たちですが、季節が深まるにつれて恋しくなるのが、きれい色の高揚感。そのあふれるポジティブなパワーは、いつもの地味色コーデに1色投入するだけで十分に威力を発揮してくれます。今季おすすめの〝きれい色+地味色〞のベストマッチを、蛯原友里さんの着こなしでお届け。色の力を味方につけて、冬本番のおしゃれを満喫しましょう!
STYLE #
01
ボーイッシュなレイヤードを甘やかなピンクでアップデート!
●BABY PINK(ベビーピンク)
●MOCHA(モカ)
●BEIGE(ベージュ)
大人に似合うピンクとして注目される桜の花びらのようなベビーピンクは、柔らかいブラウン&ベージュとあわせてまろやかに仕上げるのが今冬の最適解。フェミニンさがふんわりと漂い、カジュアルがぐんと上品な仕上がりに。
カフェオレカラーのファーべストとロンTの間に、ベビーピンクのシャツをはさみ、レイヤードスタイルに甘さをひとさじ。あえてメリハリをつけずに全体をマイルドな色調でまとめると、女性らしさときれいめ感が急上昇!
STYLE #
02
コートがひるがえるたびに覗く鮮やかなピンクに心弾ませて
●MAGENTA PINK(マゼンダピンク)
●DARK GRAY(ダークグレイ)
目にした瞬間から気分が上向く、ポップでキャッチーなマゼンタピンク。地味色派にとっては少々ハードルの高い色ですが、シックかつ引き算効果のあるダークグレーと一緒なら、気負い感ゼロ!平常心で楽しめます。
黒と同等の引き締め効果がありつつ、黒より柔和に映るダークグレーは、鮮やかなマゼンタピンクを〝大人にちょうどいい華やかさ〞へ落とし込むのにベストな地味色。タートルニットの上に重ねたロングコートでひざ下までをおおい、その隙間からマゼンタピンクのフレアスカートをちらり。地味色派も照れずに挑戦できて、日常がちょっぴりドラマティックになるバランスが完成!
STYLE #
03
トラッドでもフレンチでもない、〝ハンサムに着る赤〞って新鮮!
●CLEAR RED(クリアーレッド)
●CAMEL(キャメル)
LEE読者にとってなじみ深い赤。安心感のある鉄板カラーだからこそ、この冬はこれまでと違う地味色合わせで新しい風を吹き込んで。おすすめは、エレガントなキャメル。着こなしもきれいめに寄せたら、洗練感もひときわ!
ざっくりとした編み地と、ふんわり柔らかな起毛感が印象的な赤ニットに合わせたのは、キャメルのオーバーサイズコートにスラックス、ハットといったメンズ顔のアイテムたち。カジュアルに着ていたこれまでの赤とは一線を画すスタイリッシュさ&華やぎ感は、年末年始のイベントシーンにもぴったり。
STYLE #
04
ブルー小物と2色の地味色で作るこなれ感満点のトリコロール配色
●CERULEANBLUE(セルリアンブルー)
●NAVY(ネイビー)
●BROWN(ブラウン)
大好きな上品ネイビーのコーデに鮮度たっぷりなセルリアンブルーを小さくちりばめて。この2色だけでも十分素敵ですが、旬色でもあるブラウンを追加して、奥行きある装いに。
この小粋な配色のカギを握るのは、ニット+ミニスカートによるネイビーのワントーン。アームウォーマーとバッグのブルーを着こなしになじませ、ブラウンとの新鮮な組み合わせの橋渡し役も兼任。ほかのアイテムでも応用できるので、覚えておいて損なし!
STYLE #
05
スポーティなライトグリーンで洗練モノトーンに遊び心をプラス
●LIGHT GREEN(ライトグリーン)
●BLACK(ブラック)
●GRAY(グレー)
季節のイメージに引っ張られ、ついついダーク系を選びがちなグリーンですが、地味色コーデのさし色にするなら断然フレッシュなライトグリーン!モノトーン配色に小面積できかせるバランスが今の気分にマッチします。
ストイックに見えがちな黒+グレーの着こなしに、ライトグリーンのアノラックパーカで大人の遊び心を加えて。タートルニットにシャカシャカパーカ、端正なジャケットと、素材もテイストも異なるものを重ねることで、こなれた雰囲気が高まります。ブローチやパールブレスで仕上げて女性らしさも忘れずに。
STYLE #
06
最新のフレンドリーカジュアルは、この配色におまかせ!
●YELLOW(イエロー)
●KHAKI(カーキ)
●BLACK(ブラック)
イエローとカーキの相性のよさは周知のとおり。今までならここにブラウンやベージュを足し、アースカラーでまとめることが多かったけれど、この冬はシャープなブラックに変えてキレよく!気軽さはそのままに、〝大人化〞が叶う配色パターン。
イエローのリブタートルニットは、少しオレンジがかったマスタードっぽい色合いをセレクト。カーキブルゾンの衿元と無造作にまくった袖口から、ほんの少し覗かせるだけでもハッとする存在感を発揮します。ブルゾンの衿やスカート、靴、バッグでちりばめたブラックで、さりげなくシャープな印象に引き寄せて。
STYLE #
07
ラベンダー色のダウンジャケットで〝冬限定の華やぎ〞を満喫して
●LAVENDER(ラベンダー)
●BROWN(ブラウン)
●GRAY(グレー)
上品さと洒落感が共存するラベンダーは、最旬の地味色・ブラウンと掛け合わせるとより女性らしく! なじませ役として選んだのは、どちらの色とも好相性なグレー。全体がきれいにまとまるうえ、カジュアルに振り切ったスタイリングでも、冬らしいシックな雰囲気が漂います。
この冬いよいよLEE世代にも定着したカラーダウンジャケットで、ほんのりダスティなラベンダー色を投入。ブラウンのロンTと杢グレーのニットフレアスカートのきれいめなワンツーコーデとなら〝行きすぎないおしゃれ感〞が楽しめます。スニーカー&バッグもブラウンでまとめれば、より洗練された印象に。
STYLE #
08
愛着あるチェック柄ストールでオン。顔映えも取り入れやすさもパーフェクト!
●ORANGE(オレンジ)
●BLACK(ブラック)
●BEIGE(ベージュ)
赤にごく近い発色でいて、ひと味違う新鮮な華やぎが叶うオレンジは、地味色配色の王道コンビであるブラック+ベージュを相棒にクラシカルにまとめるのが今季流。小物の1点投入でも、効果は絶大です。
小面積でも十分に魅力を発揮するオレンジは、慣れ親しんだチェック柄ストールで取り入れ、トラッドなアクセントに。エレガントなウールのロングコートにスポーティなライン入りパンツ、そして端正なボストンバッグ&ポインテッドトゥのパンプス。テイストミックスも難なくまとまるブラック+ベージュのコーデなら、きれい色も浮かずに引き立ちます。
Staff Credit
撮影/東 京祐 ヘア&メイク/林 由香里 スタイリスト/徳原文子 モデル/蛯原友里 取材・原文/鈴木絵美
こちらは2025年1・2月合併号(12/6発売)「蛯原友里さんの「冬の私に、きれい色をひとさじ」」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2025年1・2月合併号現在)です。
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