ダウンサイジングやってはみたものの、途中で断念…。

そんな読者に向けて、整理収納アドバイザー・まあちさんが具体的な打開策を教えてくれました！

実践

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過去や未来に縛られていない？ “今”に焦点を当てて判断する

「なぜ『もったいない』と感じるのか、自分の気持ちの深掘りを。『買ったとき、高かったから』『いつか使うかもしれないから』だとしたら、過去や未来に意識が向いているのかも。

大切なのは、今それを使いたいかどうか。〝今〞にフォーカスして考えてみてください」（まあちさん）

一度使ってみてそのときの自分のテンションをチェック！

「もったいなくて手放せないものは、すぐに一度使って、そのときの自分の気持ちと向き合ってみて。例えばホットプレートなら、それを使って実際に料理をしてみましょう。

『扱いにくい』『焦げつく』など、気分が乗らない理由がはっきりしたら、手放せるはず」（まあちさん）

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いつどこのスペースを片づけるか、予定をスケジュール帳に書き込んでFIXする

「『時間がないから』『面倒で』つい後回しに…という場合は、まず時間を作り、予定をFIXすることから始めましょう。『この日の午前中は空けられる』とわかったら、その時間を手放し作業のために確保して、どのスペースを片づけるかまで決め、スケジュール帳に書き込んでしまうと◎。

事前にSNSや友人に片づけ宣言をして、結果を報告するところまでセットで行えると、なおいいですね」（まあちさん）

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手放すべきものの条件はコレ！

⚫︎使わない、壊れている
⚫︎用途が重複している
⚫︎使いづらい
⚫︎ほかで代用がきく

「使わないものや壊れているものは、すぐに処分の対象に。使いづらいものも、イライラするなど気持ちよく使えないのであれば、手放すべき。同じ用途のものをいくつも持っている場合は、使いやすいものだけを残して。

ただし、ボールペンやハサミなど、いろいろな場所で使うアイテムは、複数持っていたほうがいいことも。ほかで代用がきくものも、なくても困らないと判断していいでしょう」（まあちさん）

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それでも迷ったときは…

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「購入金額～半額で、もう一度買う？」と自分に問いかけ、YESなら残す

「決断が難しい場合は、『買ったときと同じ金額～半額で、もう一度買いたい？』と自分に質問を。YESなら、残すのもあり。NOの場合は、さらに『無料なら欲しい？』と問いかけてみて。

ここでYESなら、売ったり譲ったりする価値はあるかも。NOなら、潔く捨てるのが正解です」（まあちさん）

どこまで？

⚫︎ものの適正量は空間の80%
⚫︎ハンガーの数は、パイプの長さ÷3
⚫︎「必要なものを取り出しやすくなった」「探し物がなくなった」が、いったんのゴール

→手放す頻度は下げてOK。ただしやめずに続けよう！

「目指すべき持ち物の適正量を設定するなら、収納する空間の8割程度。わが家では、押し入れの上部と引き出し1段は空に。クローゼットは、パイプの長さ（cm）÷3のハンガー数（本）を目安にしています。

このようにして、ものを出し入れしやすくなったり、探し物がなくなったと感じられたりしたら、いったんのゴール。頻度は下げてもいいので、状況に応じて手放しを続けていきましょう」（まあちさん）

教えてくれたのは？

まあちさん

整理収納アドバイザー。2020年より活動開始。
Voicy『まあちの暮らしが整うラジオ』を配信中。著書に『片付けは思考が9割！』（宝島社）。

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次回は「『暮らしのダウンサイジングで、やっぱり人生が変わった！』まとめ」をご紹介。

こちらは2025年LEE1・2月合併号（12/6発売）「暮らしの『ダウンサイジング』で、やっぱり人生が変わった！」に掲載の記事です。

※商品価格は消費税込みの総額表示（2025年1・2月合併号現在）です。