LEE100人隊の質問に回答!
【高山都さんに質問!】その日のコーディネートはどうやって決めますか?休日、打合せ、お出かけの日
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高山 都
2024.12.23
ALL私服!
モデル 高山 都さんのセンス磨きの極意とは?
"自分軸"によって選び抜かれた、感度の高いファッションスタイルが常に注目を集める高山都さん。進化を続ける彼女のセンスの源とは? LEE100人隊から寄せられた質問を通して、都さんのセンス磨きの極意に迫ります!
高山都さんにLEE100人隊から「その日のコーディネートについて」の質問です!
1
「コーディネートはどうやって決めますか? その日の気分? 洋服から? 小物から?」(LEE100人隊 No.082 ひでみんさん)
2
「甘辛やはずしのコーデがとってもお上手な都さん! いつもどんなふうにコーデを組み立てているか聞きたいです」(LEE100人隊 No.084 たわさん)
1.2
“会う人・行く場所に似合う”ことを大切に
コーディネートを考えるときは、必ずその日に会う人と行く場所を思い浮かべます。例えば撮影の日であれば、その媒体らしい服を選ぶようにしているんです。モデルはすぐに着替えちゃうわけだから、私服を着ている時間が30分しかないとしても、"TPOに合っている"ということが、一番気持ちが落ち着くんです。
高山都さん
Case 1:
夫婦で過ごす休日のキーアイテムは「古着のTシャツ」
好きなものを好きに着ていい休日の、都流・鉄板カジュアル
T-shirt:vintage
Jacket:outil
Hoodie muffler:Scye × Curensology
Skirt:BABYLONE
Leather bag:JIL SANDER
Stole:Joshua Ellis
Shoes:SANDERS
「私のTPOの中でも、一番カジュアルなスタイルがこれ。電車にも乗らない半径2km以内の、夫と過ごす休日シーンをイメージしました。題するならば〝好きなものを好きに着ていい日のコーデ〞かな。古着のTシャツを主役に白のロングスカートを合わせたシーズンレスのマイ定番。寒い季節には気温に合わせたアウターを重ねます」
Case 2:
クライアントと打ち合わせには「きれいめサロペット」
きちんとした装いが求められる場では清潔感を心がけて
Salopette:MY WEAKNESS
Coat:MACKINTOSH
Blouse:12closet
Glasses:EYEVAN
Watch:Cartier
Bag:J&M DAVIDSON
Shoes:MANOLO BLAHNIK
「仕事の顔合わせやクライアントとの打ち合わせでは、清潔感のある着こなしを心がけます。マイウィークネスで見つけたきれいめのサロペットは、どこか賢さを感じる一着。フリルのブラウスで甘さを加え、ベーシックなトレンチコートで上品さを重ねて、自分らしい装いと相手に失礼のないきちんと感のバランスが整ったスタイルに」
Case 3:
友人とお出かけには「パワショルジャケット」
おめかしして出かける日のとっておきのコーディネート
Jacket & Shoes:AKIRANAKA
Cut & sewn:Baserange
Pants:Curensology
Pierced earrings:BARJEWELLERY
Bag:JACQUEMUS
「勇気がなくて手を出せなかったパワーショルダーに初挑戦。髪を切ったせいもあってか、パワショルの強さに負けなくなった気がします。友人との食事など、おめかしして出かけたいとっておきのシーンのための着こなしです。〝この服が着たい〞って、コーデありきで予定を立てることもあるんです。それだけで気分が上がりますよ!」
長所も短所も、自分自身を知ることがセンスを磨く第一歩
センスがいい人はみんな、自分自身をよく知っています。たとえ高級な服や、名品と呼ばれるもの、流行のアイテムを身につけていたとしても、自分自身に引き寄せきれていなければ、それらはただの"モノ"。センスがいい人って、服と自分が一体化していて、その人らしくなっているって思うんです。そのためには、自分の長所や短所に向き合うことが不可欠です。例えば私は、背が高いほうではありません。だったら、衿の出し方とか肌を見せる分量とか、Vネックの角度に至るまで、バランスよく見える技をとことん研究すればいい。10年以上着続けることで、自分の得意アイテムになったオーバーオールやワンピースは、年齢やトレンドに合わせて、少しずつ変えていくといい。そんなふうに時間をかけて、ひとつひとつ丁寧に考えていったんです。
今回、読者の方からたくさんの質問が届いていると伺いました。私の経験が、その人らしいセンスを磨くきっかけに少しでもなれたらうれしいです。
モデル 高山 都さん
高山都さん
Miyako Takayama
モデル
1982年生まれ、大阪府出身。19歳で上京後、本格的にモデル業を開始し、雑誌や広告等で活躍。執筆やブランドディレクションにも才能を発揮。11月には4年ぶりのエッセイ本『高山都、もの語り ひとりごと、ふたりごと』(宝島社)を上梓
Staff Credit
モデル・スタイリング/高山 都 撮影/須藤敬一 ヘア&メイク/森野友香子(Perle Management) 取材・原文/磯部安伽 撮影協力/小林真珠 ※掲載アイテムはすべて高山さん私物です。
こちらは2025年1・2月合併号(12/6発売)「一生もののおしゃれセンスの磨き方」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2025年1・2月合併号現在)です。
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