<11月22日~12月20日のあなたの運勢>極限までがんばる時代は終わり、「自由・平等・博愛」に欲求の対象が移っていく【Sayaの星占い 今月の12星座運勢「星ごよみ」】
-
Saya
2024.11.22
SUN SIGN IN SAGITARRIUS(太陽がいて座に)
太陽は、11月22日にいて座に入ります。ひとつ前のさそり座が深く潜るようだったのに比べると、いて座ではジャンプするような感じです。前しか見なくなる、過去はどうでもいいと思うというところがあるでしょう。ただ、26日には思考や伝達の星・水星がいて座で「逆行」。一度、見切りをつけたことに気持ちが逆戻りするところもありそうです。
その直前、11月20日には変容の星・冥王星がやぎ座を去り、みずがめ座に入り切りました。冥王星がやぎ座に入ったのは2008年のこと。2023年と2024年は、やぎ座とみずがめ座の境界を行き来していましたが、11月20日に3回目の正直で、みずがめ座に入り切りました。これからは、やぎ座に戻ることはなく、わたしたちが生きている間はやぎ座にめぐってくることもありません。
やぎ座の本質である「努力」は今後も変わらないのですが、この16年の、「極限までがんばるような感じ」は過去のものに。一世を風靡したような人も、表舞台から消えていくでしょう。みずがめ座の冥王星では「自由・平等・博愛」に欲求の対象が移っていきます。今までより自由な時間が欲しい、自分も平等に扱われたいといった権利意識も強まっていくでしょう。
そんな時代の変わり目のなかで、12月1日のいて座の新月では潜在していた問題があふれてきたなかで、その方向性が見えてくるでしょう。そして、7日には行動や戦いの星・火星がしし座で「逆行」を始め、愛と美の星・金星がやぎ座を去り、みずがめ座に入ります。自分らしくありたいという気持ちが混乱を起こすこともありますし、みずがめ座的な「自由」への欲求も強くなっていきます。
8日には境界を溶かす星・海王星がうお座で「順行」。不安な気持ちも落ち着いていくなか、15日にはふたご座で満月が。16日には水星がいて座で「順行」。ふたご座には拡大と保護の星・木星もあります。ニュースが入ってくるなど明らかになることがあり、混乱のなかに光が見えてくるような、希望が感じられるタイミングです。
_
index
12星座別 2024年11月22日~12月20日の運勢/星占い
Sayaさんの著書発売中!
おひつじ座 2024年11月22日~12月20日の運勢/星占い
自由に生きたくなるとともに、次のドアが見えてくる
20日に変容の星・冥王星が入ったのは、おひつじ座さんにとっての「仲間や未来」のエリア。22日に太陽が入るのは、「ステップアップ」のエリアです。会社に属すより、フリーランスなどで、自由に生きたくなるときです。ただ26日に思考や伝達の星・水星が「逆行」するので、慌てたり、前のめりになったりしないことです。
12月1日のこのエリアの新月を経て、方向性が見えてきますが、7日には守護星の行動や戦いの星・火星が「逆行」。やりたくないという抵抗心が生まれることも。ただ翌日からは不安はだいぶ落ち着きそう。15日には「環境や伝達」のエリアで満月が起こり、16日には水星が「順行」。新しく進みたい方向のためのドアが見えてくるとともに、これまでがんばってきたことに関して、答えが出てくるときでもあります。
今月のおすすめ記事
イケアのマガジンスタンドがおしゃれで使える!「FAGNING ファーグニング マガジンファイル」が大活躍中です♪
おうし座 2024年11月22日~12月20日の運勢/星占い
対等に責任を引き受け、前に出る機会も増えてくる
20日に変容の星・冥王星が入ったのは、おうし座さんにとっての「キャリアやライフワーク」のエリア。自信のなさから誰かに頼るのではなく、対等に責任を引き受けるような時代に入ります。前に出る機会も、これまでより増えてきそう。22日に太陽が入るのは、「潜在意識」のエリア。スピーディに結果を出したくなりますが、26日に思考や伝達の星・水星が「逆行」するので、視野を広くもち、ひとり合点しないで。
12月1日のこのエリアの新月を経て、ペースがつかめてくるなか、7日には行動や戦いの星・火星が「逆行」。家庭ではあまり強引に進めないこと。15日には「経済や豊かさ」のエリアで満月が起こり、16日には水星が「順行」します。この頃にはお金に関する悩みに答えが出たり、焦りもやや緩和されたり。落ち着いた心地になりそう。
今月のおすすめ記事
【ユニクロ×アニヤ・ハインドマーチ】2024年冬の新作を試着!ニット、エコバッグ、手袋…キッズも合わせて全アイテムご紹介
ふたご座 2024年11月22日~12月20日の運勢/星占い
ともに進む意識が強くなる。水星「逆行」には要注意
20日に変容の星・冥王星が入ったのは、ふたご座さんにとっての「ステップアップ」のエリア。「自分が主導権を握らなくても、ともに進んでいけばいいのだ」という気づきが訪れるなか、22日に太陽が入るのは、「人間関係」のエリアです。26日に守護星の思考や伝達の星・水星がここで「逆行」することもあり、パートナーシップではすれ違いも多くなる一方で、おしゃべりや情報交換も、さまざま行われそうです。
12月1日のこのエリアの新月を経て、変化の全貌が見えてくるなか、7日には行動や戦いの星・火星が「逆行」。強い主張をしてしまうこともありそうな反面、愛と美の星・金星の位置から、未来へのワクワクも出てくるとき。15日にはふたご座で満月が起こります。16日には水星も「順行」。待っていたメッセージがやってくるかも。
今月のおすすめ記事
【カルディコーヒーファーム】2025年福袋の気になる中身や発売日、購入方法を徹底紹介!
かに座 2024年11月22日~12月20日の運勢/星占い
しがらみから自由になりたくなる。現実には多忙を極める
20日に変容の星・冥王星が入ったのは、かに座さんにとっての「潜在意識」のエリア。これまで役割に忠実に、がんばって生きてきた人も、しがらみから自由になりたくなりそう。相手に対しても、少し冷淡な気持ちになってしまうかもしれません。
そして、22日に太陽が入るのは、「ルーティンワークや日常生活」のエリア。26日に思考や伝達の星・水星がここで「逆行」。さまざまな用事が入ってくるので、乗りこなすことで精一杯に。12月1日のこのエリアの新月を経て、状況は、整理されてきそうですが、7日には行動や戦いの星・火星が「逆行」。お金の面でもちょっとトラブルが。
この頃からは疲れが出て、家にひきこもりたくなるかも。15日にはひとつ前のエリアで満月が起こり、16日には水星が「順行」。ようやく息をつけるようになりそう。
今月のおすすめ記事
【吉田恵里香さんインタビュー】作品のことと子育てのことが頭の中でせめぎ合い
しし座 2024年11月22日~12月20日の運勢/星占い
人間関係は今後、様変わり。自分のやり方にこだわらないで
20日に変容の星・冥王星が入ったのは、しし座さんにとっての「人間関係」のエリア。今後、しし座さんの人間関係は様変わりしていく予感。古いご縁とことごとく切れていくこともあり得ます。その分、新しい縁が芽生えていくのですが、22日に守護星の太陽が入るのは、「恋愛や創造、子ども」のエリア。26日に思考や伝達の星・水星がここで「逆行」することもあり、憂さばらしに飲みに行きたくなりそう。
12月1日のこのエリアの新月を経て、気持ちの整理がついてくるなか、7日には行動や戦いの星・火星がしし座さんの頭上で「逆行」。今までの自分のやり方を相手の要望に合わせて、変えていくことが求められそうです。15日には「仲間や未来」のエリアで満月が起こり、16日には水星が「順行」。信頼できる人たちとつながれそう。
今月のおすすめ記事
冬の「赤」を効かせた、洒落見えコーデ4選!『差し色使いの名手』山本香織さんが伝授
おとめ座 2024年11月22日~12月20日の運勢/星占い
時間的、空間的制約から解放され、もっと人生を楽しみたくなる
20日に変容の星・冥王星が入ったのは、おとめ座さんにとっての「ルーティンワークや日常生活」のエリア。時間的、空間的制約から解放されたくなりそう。そして、22日に太陽が入るのは、「居場所」のエリア。26日に守護星の思考や伝達の星・水星がここで「逆行」。遠方からゲストが大勢訪れるなどして、大混乱になることも。
12月1日のこのエリアの新月を経て、居場所では新たな流れが生まれるなか、7日には行動や戦いの星・火星が「逆行」。もっと人生を楽しみたいという気持ちが湧いてきます。15日には「キャリアやライフワーク」のエリアで満月が起こり、16日には水星が「順行」します。この頃、拡大と保護の星・木星の恩恵もあり、キャリアでは活躍の暗示があります。水星「順行」後、居場所での混乱も徐々に落ち着きそうです。
今月のおすすめ記事
即美髪になれるアイテム5選【高機能なドライヤー&ヘアアイロン+枕カバー】パサつき、広がり、うねり
てんびん座 2024年11月22日~12月20日の運勢/星占い
創造的な人生を生きたくなり、次の目標も見えてくる
20日に変容の星・冥王星が入ったのは、てんびん座さんにとっての「恋愛や創造、子ども」のエリア。しがらみを逃れて、創造的に人生を生き切りたいという気持ちが強くなりそうです。22日に太陽が入るのは、「環境や伝達」のエリア。26日には思考や伝達の星・水星がここで「逆行」。さまざまな情報、人脈が錯綜しそうなタイミング。
12月1日のこのエリアの新月を経て、新しい環境に身を投じることもあるなか、7日には行動や戦いの星・火星が「逆行」。この頃からは友人関係も混乱含み。周囲がわがままを言ってくるような感覚も。15日には「ステップアップ」のエリアで満月が起こり、16日には水星が「順行」。次の目標が見えてくるなか、やるべきこともわかってきます。たとえば、大学院に進学する等、大人の学びも視野に入ってきそうです。
今月のおすすめ記事
映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』スカッと痛快な復讐&犯罪映画
さそり座 2024年11月22日~12月20日の運勢/星占い
移住や二拠点居住も視野に。売り上げアップも課題
20日に守護星の変容の星・冥王星が入ったのは、さそり座さんにとっての「居場所」のエリア。あなたの影響力が今後、さまざまな場所に浸透していきそうです。たとえば、移住や二拠点居住なども視野に入るので、怖がらずに挑戦したいもの。22日に太陽が入るのは、「経済や豊かさ」のエリア。26日には思考や伝達の星・水星がここで「逆行」します。売り上げアップのために、あちこち動いていくことになるかも。
12月1日のこのエリアの新月を経て、新しい仕事もスタートの予感。7日には行動や戦いの星・火星が「逆行」し、クリエイティヴなチャレンジも始まりそうです。15日には「潜在意識」のエリアで満月が起こり、16日には水星が「順行」します。自由でありたい気持ちが高まるなか、迷いは落ち着き、とるべき選択がわかってきそう。
今月のおすすめ記事
【愛用せいろ15人分!】無印良品、照宝、かごや、かっぱ橋…暮らし上手の「リアル購入品&実際に作ったせいろメニュー」を拝見♪
いて座 2024年11月22日~12月20日の運勢/星占い
いて座で水星が「逆行」! 焦りや前のめり感に要注意
20日に変容の星・冥王星が入ったのは、いて座さんにとっての「環境や伝達」のエリア。今までのコミュニティが変わりゆくなかで、変化に対応していくことが必要に。一方、22日には太陽がいて座に入ります。思考や伝達の星・水星もいて座にあるなか、26日には「逆行」を始めます。そのため、気が急いたり、混乱したりということが続き、疲弊することも多いかもしれません。
でも、12月1日にはいて座で新月があり、再生の感覚が。7日には行動や戦いの星・火星が「ステップアップ」のエリアで「逆行」し、自分らしく生きようともがくなかで、壁にぶつかることも。15日には「人間関係」のエリアで満月が。16日には水星が「順行」。この頃になると、前のめりなところはなくなりそう。
今月のおすすめ記事
80代の父との「朝日岳」登頂断念&那須観光をしてみた話【LEE DAYS club clara】
やぎ座 2024年11月22日~12月20日の運勢/星占い
やぎ座冥王星時代が終わり、水星「逆行」で混乱も
20日に変容の星・冥王星はやぎ座さんの頭上を去り、「経済や豊かさ」のエリアへ。2008年以来のやぎ座さんの「自分らしさ」や「自分の能力」を証明するための戦いが終わるときです。愛と美の星・金星はまだやぎ座に滞在していますが、22日に太陽が入るのは、ひとつ前のエリアです。26日には思考や伝達の星・水星がここで「逆行」することもあり、期待の割にはうまくいかないこともまだ多いかもしれません。
12月1日の新月を経て、ある程度、気持ちが穏やかになるなか、7日には行動や戦いの星・火星が「逆行」し、金星もやぎ座を去るため、自分らしくありたいという気持ちが増してきそう。15日の満月、16日の水星「順行」を経て、平穏さが取り戻されてきます。今の状況を受け入れ、しなやかに対応していくことがとても大切なとき。この間、15日には守護星の現実化とルールの星・土星が「順行」し、16日には満月も。過去への愛着を手放し、だんだんと現実を受け入れられるように。
今月のおすすめ記事
【ティファニーで50歳の自分へのプレゼント】ティファニー メトロ フル エタニティリングを。~50代からのわたし【LEE DAYS club なお】
みずがめ座 2024年11月22日~12月20日の運勢/星占い
冥王星が到来! 劇的な変容が始まるなか、人間関係は混乱
20日に変容の星・冥王星がみずがめ座へやってきました。今後、約20年、頭上に滞在することになり、みずがめ座さんの人生は劇的に変容していきそう。そして、22日に太陽が入るのは、「仲間や未来」のエリア。26日には思考や伝達の星・水星がここで「逆行」することもあり、仲間うちでは混乱が。さまざまな情報が入り乱れそう。
12月1日の新月後、それまでの混乱は落ち着いても、今度は7日に行動や戦いの星・火星が「逆行」します。ただ、この日には愛と美の星・金星がみずがめ座へ。相手から反抗心のようなものを感じつつも、あなた自身は楽しく、また人気もあるため、なんとか乗り切れるでしょう。15日の満月、16日の水星「順行」を経て、やりたいことにも前向きに。また人間関係の混乱も収まり、よい流れが生まれてくるはずです。
今月のおすすめ記事
【専科・瀬央ゆりあさん】「スペインで見た未完成のサグラダ・ファミリア」【宝塚スター|ココロの景色】
うお座 2024年11月22日~12月20日の運勢/星占い
無理難題を言われがち。12月後半になると状況は落ち着く
頭上で現実化とルールの星・土星が「順行」し、抱えていたプレッシャーがやわらぐなか、20日に変容の星・冥王星がひとつ前のエリアへやってきました。信じるものが変わり、世界を見る眼が変わるようななかで、22日に太陽が入るのは、「キャリアやライフワーク」のエリア。26日には思考や伝達の星・水星がここで「逆行」することもあり、仕事の場面ではコミュニケーションの混乱が。無理難題を言われることも。
12月1日の新月を経て、新しく責任のある企画がスタート。8日には頭上で守護星の境界を溶かす星・海王星も「順行」。不安感は落ち着くものの、直前の7日には行動や戦いの星・火星が「逆行」するので、壁にぶつかることも。その後、15日の「居場所」のエリアの満月、16日の水星「順行」を経て、混乱は落ち着いてくるでしょう。
今月のおすすめ記事
【綾瀬はるかさんインタビュー】はじめての長期休暇。作品と離れることで気づいた、本当の思い
11.22up!
「わたしのきものSTORY」17
お茶席に呼ばれることが増える秋冬。茶道に便利なきものって?
今年の京都の暑さは尋常ではなく、10月下旬まで30度に近い有様だったので、随分長く、裏地なしの単衣(ひとえ)を着ていた気がしますが、11月も中盤になって、袷(あわせ)のきものが活躍するようになりました。
11月からはお茶では炉の季節。口切りと言って、新茶の詰まった茶壷の口を切る行事もあり、先生がお茶会を企画してくださることも増えます。そのため、色無地や江戸小紋などお茶席に着ていける裏地付きの袷のきものが重宝するのですね。
改めて、茶道を習うなかで必要なきものについて考えてみると、先生にもよるのでしょうが、わたしの先生は、「日々のお稽古にはカジュアルな小紋で十分。紬でもいい」というお考え。またハリがあり、裾が乱れがちになる織りのきものは、お稽古ではNGという先生もいらっしゃるようですが、わたしはマンツーマンのプライベートレッスンをお願いしているため、そこまで裾まわりを気にしなくてもい。それで、月2回のお稽古には自分好みの紬を着ていくことが多いです。もちろん、きものでないといけないということもなく、グループレッスンでは洋服でお見えになる生徒さんもたくさんおいでのようです。ただ、帛紗や懐紙を胸元に懐中するために、きもののほうがやりやすいのですね。洋服なら、練習用のエプロンを使う方も多いですが、わたしの場合はきものを着るのが楽しみであり、着る練習もしたかったので、毎回、きものにしていました。
千總さんの小葵の色無地と洛風林さんの袋帯の組み合わせで、お茶席にも着ていけるような取り合わせに。
また京都ではイベントにお茶席がかかることも多いのですが、祇園などでの大人数のイベントは、茶席と言っても、紬で行って問題ないと思います。夏の祇園茶会、5年ごとの擬祇園甲部歌舞練場での百味会など、お祭りのような場ではわたしは紬や小紋を着ていきます。
けれど、茶室のあるような場にお招きいただくとなったら、大寄せと言って、何十人もお呼ばれするようなお茶会でも、一つ紋の色無地や江戸小紋などセミフォーマルなものを着ていきます。江戸小紋は、三役と言って、「鮫・行儀・角通し」など無地に近い細かな柄は、色無地に準じるものとして茶席に着用できると言われていますし、それ以外の柄でも、細かなものなら、うるさく言う方はほとんどいないと思います。
これら色無地や江戸小紋をリユースショップなどで買う場合ですが、未使用品だとしても昭和の時代のままの、朱色とか黄緑とかだと古くさく見えてしまう危険性もあります。程よい色めのものは意外とないですし、欲しいものが定まっているなら、お誂えもいいでしょう。また手元に安くても質のよいものがあったら、いっそ染め直しに出すのもいいのかもしれません(嫁入り支度で、両親が色無地をあつらえてくれたけれど、今となっては色が気に入らないという方なども、リサイクルショップに売ってしまう前に、染め直しにトライするのはおすすめです。せっかくの思い出の品ですものね)。
お茶席では簡素な美しさが好まれることから、アクセサリーなども原則しないため、合わせる帯は、金銀糸を使っていない落ち着いたものを選びます。目が慣れてくると、「これなら、お茶っぽい」というのがわかるようになるのですが、有職文様など古典的なものが基本です。
でも、新年の初釜など特別な席にお呼ばれしたときは、みんな張り切り、金銀糸が使われた友禅の訪問着や袋帯でご挨拶に参じることになります。社中のみなさんのお話によると、毎年違ったものを着たいからとレンタルすることもあるそうで、とくにお金をかける方ばかりでもないようです。お茶会ではみなさんのきものを見るのも楽しみのひとつですが、学生さんなどは、おばあさんやお母さんのきものを着ているということもあり、代々着られるきものの魅力を感じる機会にもなっています。
それから小物類。セミフォーマルのバッグやストール、草履なども2つ3つあれば、それで事足りるものですが、お茶席に入るときに意外と使えるのが風呂敷です。道中着やストールなどを風呂敷でまとめて置いておくものなので、可愛らしい、お気に入りの風呂敷をもっておくと、それだけで気分が上がったりします。
いずれにしろ、京都のお茶のシーンでは着ているきもので競い合うような感じはまったくなく、みんなマニアックにお茶の世界そのものを楽しんでいる気がします。わたしはお茶もきものも、まだまだ初心者。お茶についてもようやく許状を申請し、盆略点前ができるようになったというレベルですが、社中のみなさんにならって謙虚に学び、先生の背を見ながら、少しずつでも成長していけたらなと思う日々です。
二十四節気のきものワードローブ「小雪」
きものコーディネート撮影/野口さとこ @satoko.nog
協力/きもの丸洗い・着付け 石原かおり @kao_rin616
二十四節気では小雪。
今回のきものは、中村勇二郎さんという作家ものの江戸小紋です。
古代菊という勇二郎さんの代表的な柄らしいのですが、ブルーグレーの優しい色めが本当に好みで、また軽い格式のお茶席なら着ていってよいということで、社中の茶会など肩肘張らない機会に愛用しています。
きものをひとりで着られるようになってからすぐ、確か、バイセルさんのセールで格安で購入しました。
未使用品で、美しい状態でしたが、もう10回くらいは袖を通して、何回も丸洗いに出しているので、十分、元は取った気がしています。
バイセルさんで買ったのはこのときだけですが、探すと掘り出し物が絶対あると思います。
合わせたのは「あらいそ」さんの吉野間道の袋帯。
「あらいそ」さんは有職文様が得意な京都のメーカーさん。
吉野間道とは立体感のある畝を、浮き織りの技法で、縞や格子に表した柄のこと。
「銀座かわの屋」さんで購入しましたが、これも、初期に手に入れたものなので、初めは袋帯が難しく思えて、本や動画を確認しては、なんとか着ていたのをこの帯を見ると懐かしく思い出しますね。
帯揚げは、憧れの月日荘さんで買った、「和小物さくら」さん。
名古屋の瑞穂区にあるので、まだ一度も訪問できていないのですが、いつもオンラインショップをうっとりと眺めています。
帯締めは千成堂着物店さんで。帯揚げ、帯締めは、千成堂着物店さんのもの。
バイセルオンライン
https://www.buysellonline.jp
銀座かわの屋
https://www.kawanoya.co.jp
千成堂着物店
https://www.sennarido-kimono.com/
Staff Credit
photo/岩城裕哉 cookies/and Bake text/Saya
■Sayaさん著書情報
『占星術ブックガイド 星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集』
Saya・著 ¥5500 説話社
■SNS
Instagramでも、星のこと、暮らしのこと、新刊情報etc…を更新中
こちらもCheck!
「LEEの占いコンテンツ」
Daily
鳳凰数術で開運アクション! 暮れの酉の「私を癒す毎日占い」
Weekly
星占い×タロットで開運! 真木あかりの「今週の運勢」
2024年下半期の運勢
9タイプの守護動物で占う!【暮れの酉さんの鳳凰数術占い】
この連載コラムの新着記事
-
<10月23日~11月21日のあなたの運勢>より「自由」で、「自分らしい生き方」への欲求が強まっていきそう【Sayaの星占い 今月の12星座運勢「星ごよみ」】
2024.11.07
-
<9月22日~10月22日のあなたの運勢>「他者対自分」で比べながら、自分を振り返る人も多くなりそう【Sayaの星占い 今月の12星座運勢「星ごよみ」】
2024.10.07
-
<8月22日~9月21日のあなたの運勢>「日々の仕事」に本腰を入れるタイミング【Sayaの星占い 今月の12星座運勢「星ごよみ」】
2024.09.06
-
<7月22日~8月21日のあなたの運勢>「自分らしく、個性を発揮したい」という気持ちが強く湧き上がってくるとき【Sayaの星占い 今月の12星座運勢「星ごよみ」】
2024.08.08
-
<6月21日~7月21日のあなたの運勢>「休みたい、リラックスしたい」という願望が強くなりそう【Sayaの星占い 今月の12星座運勢「星ごよみ」】
2024.07.05
Saya Saya
アストロロジー・ライター
1971年生まれ。おとめ座。現在は、京都で夫とふたり暮らし。雑誌連載のほか、オンライン講座や、ホロスコープ・リーディングのセッションを行う。著書に「星を味方につける生き方、暮らし方」(集英社)など多数。
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。