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LIFE

私の脳内図

仕事と推し活が半分ずつ!

【ホラン千秋さんインタビュー】ノートを“外部メモリ”として使うことで頭の中を整理

2024.10.27

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マルチタスク時代の頭の中は忙しい!

私の脳内図

ニュースキャスター、バラエティ番組、俳優としてもドラマに出演し、ますます活躍の幅を広げるホラン千秋さん。仕事との向き合い方や、エネルギーの充電方法など、彼女ならではの“頭の中”を覗かせてもらいました!

ホラン千秋さん〈タレント・キャスター〉

思考がうるさくなったら、ノートに書き出してアウトプット。“外部メモリ”として使っています

ホラン千秋さん
シャツ¥19800・パンツ¥23100/ウィム ガゼット ルミネ新宿店(ザ ポーズ) イヤリング¥14300(イリスフォーセブン)・ブレスレット¥19800(クイップクエイント)/フーブス

ほらん・ちあき●1988年9月28日、東京都生まれ。活動は多岐にわたり、キャスターとして『Nスタ』(TBS系)に出演。『出川一茂ホラン☆フシギの会』(テレビ朝日系)などバラエティ番組でも活躍。10月からのドラマ『放課後カルテ』(日本テレビ系)など、俳優業も。

Instagram:chiakihoran_official
公式サイト:https://www.amuse.co.jp/artist/A8312/

ドラマ『放課後カルテ』

ドラマ『放課後カルテ』

ホランさんが出演予定の10月12日からスタートする新ドラマ。小学校の保健室に学校医として常駐することになった小児科医の牧野先生(松下洸平)。ぶっきらぼうだが、鋭い観察眼で生徒の異変を見抜き、子どもやその家族、時に周りの教師も救っていく。ホランさんは、牧野が赴任する小学校で1年生を受け持つ優しい先輩教師・芳野先生を演じる。毎週土曜夜9時~、日本テレビ系で放送。

ホラン千秋さんの脳内図

仕事と推し活が半分ずつ。ほかにも料理、家族、将来のことなど、いろいろと考えを巡らせています

ホラン千秋さんの脳内図

「無理なく楽しく働けるよう、仕事とのつき合い方は常に考えています。また、これからドラマ撮影が始まるので、セリフ覚えなど、慣れない作業に不安も……。『海外に住んでみたい』『学び直しもいいな』などと空想したり、家族ともよく連絡を取っていてふるさと納税の返礼品をお裾分けしたり。YouTubeを見て資産形成について考えることもけっこう多いんです」

ホラン千秋さん

報道番組では安定感抜群のキャスターとして、バラエティでは気さくで自然体な一面を見せ、多方面で存在感を発揮するホラン千秋さん。頭の中も、その活躍ぶりと重なるかのように実にバリエーション豊か! さまざまなことに思考を巡らす時間が好きなのだと言います。

「頭の中の半分ぐらいは仕事のこと。平日はほぼ毎日ニュース番組『Nスタ』に出演しているので、日々触れるニュースについて『私だったらどうコメントするかな?』と考えることも。トークに自信がなかった頃は、短くわかりやすく話す練習もしましたし、今もそうして意見を言うシミュレーションは続けていますね。とはいえ、私は怠惰なところがあって、情報収集しよう、努力しようと目標を高く設定しすぎると続かないんですよ。20代の頃、アクセルべた踏みで頑張ってしんどかった時期もあったので、自分の性質をよく理解して、今のままで楽しく仕事を続けるにはどうすればいい?と発想の転換をするように。不得意なことは得意な人にまかせるなど、いかに仕事を自分にとって最適化するかはいつも考えています」

キャパオーバーしそうになったら、書き出して整理することも。

「思考がうるさくなったときはノートなどに書くと、頭の中にスペースができて、また新たなことを考えられるんです。書くことを“外部メモリ”として使っている感じですね。特に怒りやイライラの感情は抱え込むと眠れなくなったりするので、ネガティブなことほど書いてアウトプットすると、スッキリして頭の中が整理される。正直、人に見せられないような内容もあるので、それはいらない紙に書いて、そのままシュレッダーにかけることも(笑)」

肩の力が抜けていて、等身大の魅力あふれるホランさん。撮影の日は「朝、食べきれなくて」と、フルーツとヨーグルトを入れた食器にラップをかけて、そのままスタジオに持参。地に足のついた生活ぶりに、親近感大!

「現場ではお弁当が多いので、生の野菜やフルーツも食べたいなと思って持ってくることがあるのですが、自分が食べるだけだから見た目は気にしなくていいかなと。以前、ブログにお弁当の写真を載せていたときも、映えることより、ただ残り物をなくしたい一心で、保存容器でそのまま地味なおかずを持ち歩いたりしていました。やりたいこと、やらなきゃいけないことをたくさん抱えていても、疲れはたまるし時間もない。すべてに100%の力はかけられないと30代で気づいて。自分にとって優先順位が低いものは潔く諦めていい。私にとっては、お弁当の彩りはあまり重要じゃないから気にしません(笑)。誰でも手を抜くと罪悪感を持ってしまうこともあると思うのですが、自分の心やタイミングと向き合って、時には“手放す”という選択肢があってもいいんじゃないかなと思いますね」

オフの時間には、自分の好きなことにどっぷりひたり、エネルギーを充電しているそう。

「大好きな韓国ドラマを見たり、以前番組のドッキリ企画でお会いしたアン・ボヒョンさんなどの推しの俳優さんに思いを馳せたりする時間が至福! 料理も好きなのでインスタグラムで見つけたレシピをまねして作ることも。普段食べるのは時短でできる家庭料理が多いのですが、余力があるときは、海外の方がSNSに載せていた、焼いた桃をのせたごちそうサラダにトライしたり、ひよこ豆をペースト状にしてヨーグルトと混ぜたディップの上に野菜を盛りつけてみたり……とチャレンジすることも。あと、1年を振り返ったときに『今年は何もできなかったな』と思うのがイヤで、今年は月に1回は楽しいことをする!と意識しています。旅行も好きでたくさん行っていて、今年はマネージャー陣と一緒に訪れた韓国や、スイスの『愛の不時着』のロケ地に行けたことが、いい思い出です!」


Staff Credit

撮影/須藤敬一 ヘア&メイク/麻生ヨウコ(ilumini.) スタイリスト/徳永千夏 イラストレーション/オザキエミ 取材・原文/野々山 幸(TAPE)
こちらは2024年LEE11月号(10/7発売)「私の脳内図」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

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