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長く愛せる「黒バッグと黒ローファー」徹底研究

最旬ハンドバッグ&ショルダーバッグ

【黒い品格バッグ6選】憧れブランドから厳選!アニヤ・ハインドマーチ、ポロ ラルフ ローレン…2024秋

  • 高垣麗子

2024.10.13

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自信をくれる、ずっと愛せる! 憧れブランドで指名買い

手元に“品格”を添える「黒バッグ」6選

高垣麗子さん 黒バッグ

流行が移り変わっても、決して揺らぐことのない上品さと存在感。フォーマルにもカジュアルにも寄り添う対応力の高さ。そんな魅力あふれる黒のハンドバッグとショルダーバッグを、憧れブランドから厳選。誕生の背景、デザインへのこだわりとともに深掘りします。

クラシカルな雰囲気が漂うミニマルデザインにフォーカス

HAND BAG

Item

01

from UK

ANYA HINDMARCHの Mortimer 【¥297000】

高垣麗子さん バッグ¥297000(19×26×9)/アニヤ・ハインドマーチ ジャパン(アニヤ・ハインドマーチ) ニット¥28600/プラージュ 代官山店(プラージュ) カットソー¥23100/インターリブ(サクラ) パンツ¥23100/デミルクス ビームス 新宿(デミルクス ビームス) ピアス¥165000/マリハ リング¥24200/プラウ ネックレス¥22000/ピモンテ(ミホコ&サカイ)
バッグ¥297000(19×26×9)/アニヤ・ハインドマーチ ジャパン(アニヤ・ハインドマーチ) ニット¥28600/プラージュ 代官山店(プラージュ) カットソー¥23100/インターリブ(サクラ) パンツ¥23100/デミルクス ビームス 新宿(デミルクス ビームス) ピアス¥165000/マリハ リング¥24200/プラウ ネックレス¥22000/ピモンテ(ミホコ&サカイ)

デザイナーの想いが詰まったエレガントで機能的な新定番

昨秋のコレクションでデビューし、今や入荷待ちが絶えないほどの人気を誇る「モティマー」は、アニヤ・ハインドマーチの〝完成度の高いバッグへの強い想い〞が込められた逸品。かっちりとしたスクエアフォルムのボディには、自然なエイジングが楽しめるラムレザーを採用しています。

金具留めのフラップを開くと、内側はドラマティックな深い赤。中央に仕切りファスナーポケットを配し、前後がオープンスペースに。前面のスペースを手前に引き出せる仕様や、〝PHONE〞、〝CARDS〞、〝EARPHONES〞の刻印入りの専用ポケット、ペン用ホルダーと、整理しやすく取り出しやすい工夫も充実。長さ調節と着脱が可能なショルダーストラップ付きです。

Item

02

from Netherlands

WANDLERの Hortensia medium hand bag 【¥177100】

¥177100(24×36×7)/ブルーベル・ジャパン(ワンドラー)
¥177100(24×36×7)/ブルーベル・ジャパン(ワンドラー)

アートピースを彷彿とさせるアイコニックなラウンドフォルム

2017年にエルザ・ワンドラーによって立ち上げられた、オランダのラグジュアリーレザーグッズブランド。モダンアートや自然、日々の生活の中に垣間見る〝異世界〞をインスピレーション源にしたデザインは、エレガントでいて大胆。デビュー作でありアイコンモデルでもある「ホルテンシア」も、他とは一線を画す優美で印象的なラウンドフォルムです。

メイン収納部には、オープンポケットがひとつ。裏面にはサッと取り出したい小物の収納に便利なファスナーポケットとオープンポケットを。ボディとハンドルをつなぐゴールドカラー金具が、小粋なアクセントになっています。



Item

03

from Italy

ZANCHETTIの ERA 【¥181500】

高垣麗子さん バッグ¥181500(22×23×18)/八木通商(ザンケッティ) ニット¥26400・ワンピース¥64900/ギャルリー・ヴィー 丸の内店(ギャルリー・ヴィー) カチューシャ¥6050/フーブス(イリスフォーセブン) ピアス¥15400・ネックレス¥17600/フラッパーズ(メラキ)
バッグ¥181500(22×23×18)/八木通商(ザンケッティ) ニット¥26400・ワンピース¥64900/ギャルリー・ヴィー 丸の内店(ギャルリー・ヴィー) カチューシャ¥6050/フーブス(イリスフォーセブン) ピアス¥15400・ネックレス¥17600/フラッパーズ(メラキ)

愛らしさと、ラグジュアリーさ。横顔に遊び心を忍ばせた最新作

デザイナーのジャコモ・ザンケッティが、生まれ育ったイタリアのフォッソンブローネにて2011年に設立。この街の18世紀の建築様式や、特産である皮革製品をアイデアソースとした、ヴィンテージモダンなデザインが魅力のブランドです。

慈愛に満ちたギリシャ神話の女神・ヘーラをモチーフにした新作の「エラ」は、ふっくらと丸みを帯びたフォルムが、とってもチャーミング。さらにマリッジリングを想起させるキューブ形の留め具や、ハートマークに見える横顔と、愛のモチーフをちりばめ、高揚感たっぷりに。

付属のチェーンストラップをつけると、ドレッシーな雰囲気が高まります。

特別感を醸しつつも日常使いしやすい、ひと技きかせたショルダーバッグに着目

SHOULDER BAG

Item

04

from France

PIERRE HARDYの ALPHA DAY MISS TEXAS 【¥213400】

高垣麗子さん バッグ¥213400(24×27×12)/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ) スウェット¥22000/ノーベルバ(ノマディス) スカート¥39600/インターリブ(サクラ) ピアス¥34100/マリハ 靴¥36300/ニューバランスジャパンお客様相談室(ニューバランス)
バッグ¥213400(24×27×12)/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ) スウェット¥22000/ノーベルバ(ノマディス) スカート¥39600/インターリブ(サクラ) ピアス¥34100/マリハ 靴¥36300/ニューバランスジャパンお客様相談室(ニューバランス)

繊細なフリンジディテールで人気モデルをアップデート

フランスを代表するメゾンでキャリアを重ね、1999年に自身のレザーグッズブランドを立ち上げたピエール・アルディ。こちらはアーティなT字のフラップポケットを配した大人気ショルダーバッグに、フリンジをたっぷりと飾った新作の「アルファデイ ミス テキサス」。

今季のトレンドのひとつであるウエスタンをモダンに昇華したデザインで、肩にかければ、コーデが即こなれ見え。体のラインにそっと寄り添う薄いボディや、荷物の出し入れのしやすさを考慮した開口部のスライダーなど、実用面にも魅力が満載。

Item

05

from USA

POLO RALPH LAURENの Polo ID Leather Small Tote 【¥97900】

¥97900(19×22×13)/ラルフ ローレン(ポロ ラルフ ローレン)
¥97900(19×22×13)/ラルフ ローレン(ポロ ラルフ ローレン)

上品さはそのままに、持ち方で印象自在! フレキシブルに楽しめるミニショルダー

2022年デビューの「Polo ID」は、シンボリックなポニーのカットワークを施した、ゴールドメタルがアクセントのレザーグッズコレクション。この秋登場したショルダー付きのミニトートは、ボディが台形からボクシーなフォルムに変わり、予定や着こなしに合わせてさまざまな持ち方を楽しめると話題の一品。

ショルダーストラップはなんと7段階で調節が可能。さらっと肩にかけたり、一番短くしてボディバッグのようにたすきがけしても上品見えをお約束。

シボの美しいレザーは、エイジングしていく様子も魅力的です。

Item

06

from UK

STUDIO NICHOLSONの SHIBORU 【¥154000】

高垣麗子さん バッグ¥154000(22×46×13)/スタジオ ニコルソン 青山(スタジオ ニコルソン) ジャケット¥33000/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム(ローラス) パンツ¥23980/ネイヴ(リネイヴ) ピアス¥51150/アイネックス(ヌゥ ユゥ) 帽子¥4400/ニューエラ 靴¥37400/トヨダトレーディング プレスルーム(オートリー)
バッグ¥154000(22×46×13)/スタジオ ニコルソン 青山(スタジオ ニコルソン) ジャケット¥33000/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム(ローラス) パンツ¥23980/ネイヴ(リネイヴ) ピアス¥51150/アイネックス(ヌゥ ユゥ) 帽子¥4400/ニューエラ 靴¥37400/トヨダトレーディング プレスルーム(オートリー)

スタジオ ニコルソンのウエアから着想を得た今夏デビューの話題作

スタジオ ニコルソンのウエアに用いられるディテールをデザインに落とし込んだ、ブランド初のバッグコレクション。メッセンジャーバッグのように斜めがけしてもスタイリッシュに決まる「SHIBORU」は、ジャケットの肩や袖を思わせるボリュームとシルエットがアイデアソース。

グレインカーフレザーの美しい質感が目を引くビッグサイズで、対角線上に固定されたショルダーストラップにより、ボディがわき下にすっきりと収まる設計です。

パートナーともシェアできる、ユニセックスなムードも素敵。


次回は、「足元に“私らしさ”が宿る『黒ローファー』4タイプ」をご紹介します。

Staff Credit

撮影/谷田政史(CaNN) ヘア&メイク/廣瀬浩介 スタイリスト/徳永千夏 モデル/高垣麗子 取材・文/鈴木絵美

こちらは2024年LEE11月号(10/7発売)「長く愛せる『黒バッグと黒ローファー』徹底研究」に掲載の記事です。

※本文中( )の数字はバッグが(縦×横×マチ)、靴はヒールの高さを表し、単位は㎝です(すべて編集部調べ)。

※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

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