FOOD

粉寒天とゼラチンで作る

失敗しない「本格!豆花(トウファ)」レシピ/近藤幸子さんの「おやこおやつ」

  • 近藤幸子

2024.09.21

  • 動画

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近藤幸子さんの「おやこおやつ」

Vol.

58

「本格!豆花(トウファ)」レシピ

豆乳の優しい風味と、つるんとなめらかな食感が特徴の台湾のスイーツ「豆花(トウファ)」。家庭で作るとうまく固まらなかったり、なめらかな食感にならなかったり…。なかなか難しいですよね?でも大丈夫!粉寒天とゼラチンを使った近藤幸子さんのレシピなら、失敗せずに本場の味が簡単に再現できちゃいます。作り方のコツは動画でチェックしてみてくださいね!

近藤幸子さんの「おやこおやつ」は毎月第3土曜日8時に更新!

粉寒天とゼラチンで作る

「豆花(トウファ)」の作り方

暑い日に食べたい「豆花」は、豆乳の良質なタンパク質が摂れ、食欲がない時でもさっぱりと食べられるのがうれしいですね。今回は、絶妙な硬さに仕上げるために、寒天とゼラチンを使いましたが、寒天とゼラチンは溶ける温度や固まり始める温度が違うので、それぞれの違いを子どもと一緒に調べてみるのも面白いですよ。甘いシロップとお好みのフルーツをのせて楽しんでくださいね!

近藤幸子さん

「本格!豆花(トウファ)」レシピ/近藤幸子さんの「おやこおやつ」

材料・3〜4人分

豆花の材料

【豆花】
水……1/2カップ
粉寒天……2g
ゼラチン……5g(水 大さじ2で戻しておく)
豆乳……500ml(今回は無調整豆乳を使用)

【シロップ】
水……1/4カップ
きび砂糖……40g
生姜の搾り汁……小さじ1/2

好みのフルーツ……適量

・準備
ゼラチンは水大さじ2で戻しておく。

  1. 鍋に水と粉寒天を入れて混ぜ、火にかけ、沸騰したら弱火にして2分間煮る。豆乳を加えて強めの中火にし、かき混ぜながら沸騰直前まで温める。火を止めてゼラチンを入れ、ゼラチンが溶けるまでよく混ぜる。火にかける前に寒天を入れる弱火にして2分煮るのがポイント!豆乳がフツフツとしてきたら火を止めて
  2. ①をボウルに移し、氷水にあてながら混ぜ、粗熱をとる。少しとろみがついてきたら冷蔵庫で2時間ほど冷やし固める。①をボウルに移し、氷水にあてながら混ぜ、粗熱をとる。少しとろみがついてきたら冷蔵庫で2時間ほど冷やし固める。
  3. シロップは、水、きび砂糖、生姜の搾り汁をボウルにいれ、よく混ぜる。シロップは、水、きび砂糖、生姜の搾り汁をボウルにいれ、よく混ぜる。
  4. 固まった②をスプーンですくい器に盛り、③のシロップをかけ、好みのフルーツをのせる。固まった②をスプーンですくい器に盛る。③のシロップをかけ、好みのフルーツをのせる。シロップをかけるフルーツをのせる

Point!

・本場の豆花は、石膏粉(硫酸カルシウム)を使うのですが、今回は扱いやすい粉寒天とゼラチンを使って固めました。
・寒天とゼラチンをよく溶かすのがなめらかになるポイントです。特に寒天は、沸騰した後もしっかりと2分間煮てください。
・生姜のシロップは、子どもは生姜を入れなくても。

子どもの感想、反応は?

「豆腐でもない、ゼリーでもない絶妙な硬さ!」(妹)
「甘いあんこをトッピングしてもいいね♪」(姉)

豆花食べよう
近藤幸子さん

子どもと一緒に作ってみてくださいね

近藤幸子さん

Sachiko Kondo

料理研究家・管理栄養士


近藤幸子さんの「おやこおやつ」次回は10月19日土曜日8時に、ハロウィンにおすすめの「ピザ」をご紹介します。



Staff Credit

撮影/三村健二 取材・文・動画編集/伊藤美江

近藤幸子 Sachiko Kondo

料理研究家・管理栄養士

6歳違いの二人の娘の母で、家事や育児に忙しい日々から生み出される工夫の詰まったレシピが大人気。著書に『がんばりすぎないごはん』『丸めないハンバーグ、包まないシュウマイ。』『味が決まる!レシピがいらない中火で8分蒸し』など。

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