「白アイテムと一緒に着こなせば、清潔感のあるベージュコーデが堪能できます」

そう教えてくれたのは、シンプルで女らしいスタイリングに定評のある、スタイリスト松村純子さん。

「ダークカラー中心の冬の着こなしから、春を感じさせる明るい服へと着替えたくなるこの時期、今シーズンは、ベージュを春ワードローブのベースカラーにしてみるのはいかがでしょうか？
秋冬のブラウン系人気の流れから、この春はベージュアイテムが豊富に揃っていることに加えて、気分を明るくそして女らしく盛り上げてくれる、大人の女性にとって頼りになるカラーだと思います」

ただ、ネイビーやグレーに比べると、ぼんやりしがちという声も･･･

「そんなときは、手持ちの白アイテムを加えてみて。たちまち抜け感とメリハリが生まれ、清潔感のある着こなしが楽しめるはずです」

白アイテムを加えるテクニックはとても簡単。
トップスかボトムのどちらかで「大きく白」を加えるか、ポイントで「小さく白」を加えるか。
「＋大きく白」のコーデルールからチェックしていきます！

Beige item +White rule
Coordinate idea

相性抜群の「ベージュ×白」配色は、春のやわらかな光にこそ似合う組み合わせ。
トップスかボトムに白を大きく加えて、大人っぽいワントーンコーデを楽しみたい。

TOPS
カジュアルな白トップスをプラスすれば、レーススカートがぐっとこなれる

とびきりエレガントなレース素材のベージュスカートを主役に。カジュアルな白のカットソーで抜け感をプラスすれば、女らしさと清潔感が増すのと同時に、コンサバ見えも回避できます。

スカート￥26000／インターリブ（サクラ）　カットソー￥10000／セント ジェームス代官山店ピアス￥65000／ショールーム セッション（マリハ）　バングル￥4600／ジューシーロック　バッグ￥60000／エフユーエヌ（ベルメール）　靴￥46000／ガリャルダガランテ 表参道店（ペリーコ）

TOPS
今どきシルエットで着こなすベージュシャツ×白パンツの最旬コーディネート

女らしさとマニッシュさを兼ね備えたノーカラーのベージュシャツに合わせたのは、旬のくるぶし丈ワイドパンツ。トップスの裾をすっきりウエストインして、無駄のないシルエットで着こなして。

シャツ￥27000／マスターピースショールーム（サイ）　パンツ￥15000／ノーリーズ銀座本店（ノーリーズ）　イヤリング￥2100／ジューシーロック　バッグ￥16000／マルティニーク二子玉川（ムーニュ）　靴￥24000／フラッパーズ（カルツァイウオーリ・フィオレンティーニ）

TOPS
シンプルアイテム同士の組み合わせで、春ベーシックを楽しむ
リラックス感たっぷりに仕上がったＶネックのゆるニット。白デニムと合わせて気負いのない定番コーデに。

ニット￥15000／リエス　パンツ￥19000／ゲストリスト（レッドカード）　ハット￥9000／ノーリーズ&グッドマン ルミネ有楽町店（リエ ミラー）　バングル￥2100／ジューシーロック　ゴムバングル￥13500／アーバンリサーチ 神南店（フィリップ オーディベール）　バッグ￥42000／CPRトウキョウ（フリン）　靴￥49000／ガリャルダガランテ 表参道店（ペリーコ）

TOPS
ベージュ×白の配色ならテイストミックスにも気負いなくトライできる
ボレロ風のショート丈ブルゾンをTシャツに重ねたスポーティなベージュトップス。フェミニン度MAXの白プリーツスカートを合わせて、今年らしいテイストミックスを完成して。

ブルゾン￥48000／ボウルズ（ハイク）　Ｔシャツ￥14000／マスターピースショールーム（サイ）　スカート￥24000／マルティニーク二子玉川（マルティニーク）　バングル￥3800／ジューシーロック　バッグ￥37000／ショールーム セッション（ポティオール）　靴￥15000／オデット エ オディール 新宿店（オデット エ オディール）

BOTTOM
トレンドアイテムのワンツーコーデで最愛のオードリースタイルを満喫
スカート見えするフレアパンツに、金ボタンがアクセントの白シャツをインした着こなしは、まるで『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーンのよう。辛口小物を加えて。

パンツ￥23000（3月末発売予定）／エリオポール銀座（セラー ドール）　シャツ￥18000／ゲストリスト（ハウント/ハウント代官山）　バッグ￥39000／ジャーナル スタンダード レサージュ銀座店（リエンピーレ）　サングラス￥67000／ブリンク ベース（トムブラウン）　スカーフ￥8000／マルティニーク二子玉川（マルティニーク）　靴￥29000／ベイジュ（ピッピシック）

BOTTOM
＂ゆるピタ＂シルエットを生かしておしゃれ上級者の甘口カジュアルに
マーメイドシルエットのマキシスカート×ゆるトップスで縦長の美バランスを完成。

スカート￥58000／マディソンブルーヘッドストア（マディソンブルー）　パーカ￥16500／トラディショナル ウェザーウェア 青山店（トラディショナル ウェザーウェア）　カットソー￥8500／ボウルズ（ハイク）　キャップ￥6000／カシラ ショールーム（カシラ）　バングル￥9500／ジャーナル スタンダード 新宿店（フィリップ オーディベール）　バッグ￥41000／CPRトウキョウ（レフラー ランダル）　スニーカー￥25000／アトモス 原宿店（ニューバランス）

BOTTOM
清潔感のある配色だから叶う大人にふさわしいフェミニンコーデ
ギャザーを寄せたボリュームのあるリネン素材のフレアスカートに、ゆったりニットを合わせたフェミニンな着こなしも、ベージュ×白の清潔感があれば、甘すぎにならず大人っぽく着地します。

スカート￥24000／インターリブ（サクラ）　ニット￥22000／ギャルリー・ヴィー 丸の内店（ギャルリー・ヴィー）　ピアス￥3000／ジューシーロック　バングル￥21000／アーバンリサーチ 神南店（フィリップ オーディベール）　バッグ￥23800／ショールーム セッション（ヤーキ）　靴￥36000／ジャーナル スタンダード 新宿店（メゾン エウレカ）

ベージュが持つ女らしさと優しさを、最大限に引き出してくれるのが白。トップスかボトムに大きく白を加えて、一気に春らしい雰囲気を盛り上げて！
次回は「＋小さく白」のルールをお届けします。

撮影／須藤敬一（人物）魚地武大（物）　ヘア＆メイク／麻生ヨウコ（ilumini.） スタイリスト／松村純子　モデル／今井りか　取材・原文／磯部安伽
※商品の価格は本体価格（税抜き：2017年2/7発売LEE3月号現在）で表示しています。
詳しくは2017年2/7発売LEE3月号に掲載しています。　[最新号] 試し読み・定期購読はこちら