子育ても少し落ち着いて、今再び、大好きなおしゃれを見つめ直し中というはまじ。連載2回目は、真夏に欠かせないワンピースにクローズアップします！

Brand: THE MUSEUM OF DOZE

ストイックな真っ白のワンピースと、なじみのあるスポーティな小物たち。非日常と日常のいいとこ取りをした欲張りな真夏のおしゃれに、ポジティブモードも全開！

Hamaji

「アイロンをきちんとかけた純白のシャツワンピースは、夏バテしそうな気持ちに凛とした空気を運んでくれる一枚。緊張感の漂う特別なアイテムを、親しみのあるスポーティ小物が一気に日常に引き戻してくれる。このミックス感がたまらなく楽しい！」（浜島直子さん）

Brand: Hériter

肌がうっとりするほど心地よい、ガーゼのように柔らかいリネン素材。とびきり甘いキャミワンピースをトラッドライクにコーディネート。これぞ、余裕のあるおしゃれだね！

Hamaji

「インにTシャツを着たくなるところをぐっと我慢。あえてキリリとしたストライプシャツを合わせて、小物もスタンダードで統一。ワンピースって振れ幅がなさそうにも思えるけれど、実は思いもつかない着こなしが楽しめるアイテムなんです」（浜島直子さん）

Brand: TADO

洗いざらしでも、旅先で少しくらいシワになっても、気兼ねなく着られるインド綿の柄ワンピース。この夏は、ターコイズネックレスでおめかしして、よそゆき顔で楽しみたい。

Hamaji

「リゾート先なら、水着の上から着ても素敵！　ちょっとくらい汚したって目立たないから（笑）、実は柄ワンピースって着映え力だけじゃなく、実用性も高い服なんですよね」（浜島直子さん）

Brand: Whiteread

ピンクのワンピースって、それだけで無敵。カラーステッチで切り替えが施された、たっぷりとしたAラインシルエット。こんな手間のかかったワンピースをまとうと、“価値のある人”になった気分に酔えるんです。

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「女性らしいやわらかなピンクと風になびくシルエットの一方で、素材はどこか無骨でタフ。大胆になれるというか、堂々と動けるんです。昔大好きだった古着のワンピースを思い出させてくれる、ノスタルジックな一枚に出会いました」（浜島直子さん）

ご存じの方も多いのですが、私は人一倍の暑がりです。“はまじって、夏は毎日ワンピを着てるイメージがある！”と、周囲からもよく言われるほど、涼しいうえに着るだけでサマになるワンピースは、私にとっては、“真夏の制服”のような存在でした。ところが息子が生まれてしばらくは、少し様子が変わりました。自転車に乗ったり、追いかけっこをしたり、滑り台で遊んだり、裾をめくられたり（笑）。そう、子育て真っ最中はワンピースどころじゃなくて。息子と別々に過ごす短時間に着る、仕事現場やお出かけ用の、“特別な服”になっていました。昨年の夏休み、家族3人で行った和歌山の白浜海岸。その旅の荷物に久しぶりに加わったワンピースを見て、“はまじ、おかえりなさい”と言われたような、それまでに感じたことのない想いが巡ったのです。だから、ラクチンさを求めていた夏の制服を、これからはもっと丁寧に、もっと自分らしく、大切に着ていきたいと思っています。

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浜島直子

Naoko Hamajima

モデル

1976年、北海道生まれ。18歳でモデルデビュー。雑誌や広告等で活躍を続ける。ラジオ番組のパートナーや、TV番組のコメンテーターとしても活動するほか、絵本やエッセイ本も上梓。マルチな才能を多方面で発揮する。子育てママのライフスタイルを反映した感度の高い私服スタイルが、LEE読者からの支持を集めている。

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