FOOD

ビネガーの酸味でさっぱりと食べやすく仕上げます

お砂糖なし!「いちじくビネガージャム」/榎本美沙さんの旬を食べつくす日々の食卓

  • 榎本美沙

2024.09.01

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料理家/発酵マイスターの榎本美沙さんが、季節の美味しくて栄養価の高い食材を、素材のよさを生かして楽しむレシピをご紹介。毎日の食卓に大活躍する“体に優しい料理と保存食”をお届けします!

榎本美沙さん いちじくビネガージャム

9月

September

前半の”旬”

「いちじくビネガージャム」レシピ

夏と秋、1年で2回出回る、いちじく。

榎本美沙さん いちじくビネガージャム

芳醇な香りと濃厚は味わいのいちじくは、生でそのまま食べても美味しいですが、はちみつと合わせて煮ると、豊かな風味の美味しいジャムに。

今回のビネガージャムは、いちじくの濃厚さを残しながら、ビネガーの酸味でさっぱりと食べやすく仕上げています。カルダモンは、なければ省略してOKです。

いちじくはしっかり熟れたものを使うと作りやすいです。今回は皮ごと使って、栄養も逃さず、色もきれいに仕上げます。

材料(作りやすい量)

榎本美沙さん いちじくビネガージャム
  • いちじく 400g(5〜6個程度)
  • 白ワインビネガー 大さじ2
  • はちみつ 120g
  • カルダモン 5粒

作り方

  1. いちじくはなり口の硬い部分を切り取り、包丁で8等分に切る。カルダモンは指で潰してお茶パックに入れる。榎本美沙さん いちじくビネガージャム榎本美沙さん いちじくビネガージャム
  2. 鍋に1、はちみつの2/3程度(目分量でOKです)、カルダモンを入れて中火にかける。ヘラで時々混ぜる。煮立ったら混ぜながら10分ほど加熱する。榎本美沙さん いちじくビネガージャム榎本美沙さん いちじくビネガージャム
  3. とろみがついてきたら、残りのはちみつ、白ワインビネガーを加えてひと混ぜして火を止め、カルダモンを取り除く。アルコール消毒などをした清潔な保存瓶に移す。榎本美沙さん いちじくビネガージャム


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季節の素材を活かした、体に優しい料理と保存食

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Staff Credit

製作・撮影/榎本美沙

榎本美沙さんの『旬を食べつくす日々の食卓』は、毎月2回更新。
次回の旬のレシピもお楽しみに!

榎本美沙 Misa Enomoto

料理家・発酵マイスター

発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。著書『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)が2024年2月に発売、その他の著書に『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(ともに主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。

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