LIFE

今月のLEEをスタッフとトーク!編集長きっこのLEE’sカフェ#73

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が編集部で大ブーム! 最近、本を読めていますか?

  • 喜多佳子

2024.07.28

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久々に一気読みをした三宅香帆さんの『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)。編集やまみと夏の読書トーク!

文芸評論家、三宅香帆さんの話題の新書。この帯に書かれた文言に思わず共感。明治時代から現代にかけての働き方の変遷と、余暇や家族と過ごす時間の価値観の変化など、労働史とともに読書史をたどることで「なるほど!」と腑に落ちることがたくさんありました。

LEE編集長きっこが編集部スタッフとともに、最新号についてのあれこれを語るポッドキャスト番組、今回も番外編です。きっこが、思わず「これ、私のこと?!」と手に取ってしまった上記タイトルの本。編集部でも一気読みする人が続出で、編集やまみもその一人。そこで、やまみをゲストに夏の読書についてトークしました!

書店に行き、気になるタイトルの書籍を衝動買いするものの、なかなか集中して完読できないのはなぜか……昔は長編ミステリーや歴史小説も時間を忘れて没頭できたのに。そんな最近の読書悩みを紐解くとやっぱりスマホ?! あれもしなきゃ、これもしなきゃと気ぜわしくて、バッグの中にいつも入れてる文庫本は結局運ぶだけ。ですが、この本はあっという間に完読。「読書に集中する」時間を取ることの楽しさを再認識したのでした。この本をきっかけに、ますます読みたい本が目に飛び込んでくるように…そんな最近の読書事情についてコミックや本が大好きなやまみと一緒に話しています。

やまみの最近の読書。『ただしさに殺されないために』(御田寺圭著 大和書房)、『一旦、退社。~50歳からの独立日記』(堀井美香著 大和書房)、『あかるい花束』(岡本真帆著 ナナロク社)
きっこがこの夏、読みたいと思っているのは、初の文庫化で話題沸騰、ガブリエル・ガルシア=マルケスの世界的ベストセラー『百年の孤独』(新潮文庫)。学生時代、完読できなかった苦い思い出が。そんな折に文庫化、そして再びベストセラーと聞けばチャレンジしないわけにいきません。同時に『「百年の孤独」を代わりに読む』(友田とん著 ハヤカワ・ノンフィクション文庫)のタイトルにもひかれ思わず購入。帯にはまさに、三宅香帆さんの言葉、「あの名作を読みたいのに挫折してしまった読書人全員にとって、これは待望の書です!!」。ぐっとささりました。さて、どちらから読みましょうか…。

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喜多佳子 Yoshiko Kita

LEE統括編集長

LEE統括編集長。入社以来LEE歴OVER20年! リビング班で主に料理や暮らし、読み物などのライフページを担当、21年に本誌編集長に。日課は中学生の息子弁当記録。休日は映画好き友人たちと映画&ランチするのが楽しみ。

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