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LIFE

ヒューロムのスロージューサーを絶賛愛用中

  • 神原サリー

2024.07.26

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Vol. #

87

ヒューロム スロージューサー「H70ST」

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ヒューロム スロージューサー「H70ST」65,780円。※押し棒も用意されていますが、ほとんど使う必要はありません

10年に一度の暑さと言われているこの夏、水分補給はもちろん、ビタミンやファイトケミカルの補給のためにフレッシュなジュースを毎日飲むようになりました。使っているのはヒューロムのスロージューサー「H70ST」。高速ミキサーで作るスムージーとは違って、両手で搾るような抽出方法なので果物や野菜をそのまま食べているような味わいでおいしいのです。食材を切らずに丸ごと入れられるなど手間要らずの仕組みを備えたスロージューサーの魅力をご紹介しましょう。

Index
  1. ヒューロム スロージューサー「H70ST」
  2. リンゴもトマトも皮つき&丸ごと投入できる『メガホッパー』が便利!
  3. なめらかで味わい深いジュースのおいしさは格別
  4. 酵素やファイトケミカルが摂取できるのがうれしい
  5. 専用ブラシ付きでお手入れも簡単です
  6. 製品DATA
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リンゴもトマトも皮つき&丸ごと投入できる『メガホッパー』が便利!

スロージューサーという名前は聞いたことがあるけれど、使ったことがないという人、多いかもしれませんね。街中では「コールドプレスジュース」という名前で売られているものもあります。刃を高速回転して果物や野菜を切り刻んでなめらかに攪拌するミキサーやブレンダ―とは違って、ウスのようなスクリューで搾るのがスロージューサーのジュースの作り方。搾りかす(ヒューロムではパルプと言っています)と分けて出てくるので、舌触りがなめらかで飲みやすく、消化吸収がいいという点では病後の方にも向いています

とはいえ、一般的なスロージューサーの場合、食材の入れ口が小さいため、細長くカットする必要があったり、押し棒で中に押し込む必要があったりで、ジュースが出来上がるまでの準備が面倒という点もあったのですよね。ところがヒューロムのスロージューサーは、2020年に発売されたモデルから「メガホッパー」という新しい機構を採用し、これによるオートカッティング・テクノロジーで野菜や果物を小さくカットせずに、そのまま投入できるようになったのです。つまり、イマドキの言葉で言うと「ほったらかしでOK」というわけ

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食材が丸ごと入る内径13cmの「メガホッパー」が搭載されているので、食材を皮ごとそのまま入れるだけでOK

今年6月に発売されたばかりの「H70ST」はシンプルでスリムなデザインながら、内径13cmのメガホッパーを採用しているから、リンゴもミニトマトもケールも丸ごと入れられるのが本当に便利。ニンジンも細長く切る必要はなく、大きめにカットするくらいで大丈夫です。

なめらかで味わい深いジュースのおいしさは格別

最近よく見かけるニュージーランド産のJAZZリンゴは小ぶりでワックスもかかっていないので簡単に水洗いするだけで使えるのでお気に入り。そのほか、ケールやニンジンも入れてジュースにしてみましょう。ケールの苦みを緩和するためにバナナを入れるとぐっとおいしくなります。さすがにバナナは皮をむいて、半分くらいに切って(手で折って)入れてくださいね。

ニュージーランド産の小ぶりなリンゴ「JAZZリンゴ」、ニンジン半本、ケール大きめ1枚、バナナ1本をジュースに!

メガホッパーのフタを閉めたら、ジュースカップと搾りかすカップを排出口の下に置き、背面にあるスイッチを押せば、あとは搾汁を待つだけ。半透明のメガホッパーの外から、リンゴやニンジンなどがカットされていく様子が見えますが、音は高速のミキサーに比べて驚くほど静か。ゆっくり回転していて、包丁でざっくりカットしているのと同じ感じです。

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メガホッパーに丸ごと入れて、フタを閉めたらスイッチオン。まずは大きな刃で食材をカッティングしてからその下にあるスクリューで搾汁します

メガホッパーの下にあるドラム部分にセットしたスクリューによって搾汁され、ストレーナーでこされたシルキーなジュースがジュースカップにたまっていきます。横にある排出口からは皮などの搾りかすが次々に出てきてなかなか面白い光景に。

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最後はストレーナーでこすので、とてもなめらかなジュースになります。少し泡があるのは酵素たっぷりの証拠

もしも入れ忘れた果物や野菜があったら、途中でメガホッパーの天面のフタを開けて投入することもできます。開けた瞬間に運転がストップする安全設計がお見事。フタを閉めると再び運転が始まります

あっという間にミックスジュースが出来上がりました。ケール入りなのでややグリーンの色合い。飲んでみると、なめらかで味わい深いおいしさにびっくり。バナナが入っているせいか、やや粘度が高い感じもしますが、ケールの苦みがなく、リンゴのさわやかさやバナナの甘さ、かすかに感じるニンジンの香りなど、それぞれの味や香りがちょうどよくミックスされています。お皿いっぱいの野菜や果物を食べるとしたら大変ですが、こうしてジュースにするとスィッと飲めてしまうから不思議ですよね

酵素やファイトケミカルが摂取できるのがうれしい

そのほか、ミニトマトの大パック1つ分(25~26個ありました!)を使って「ミニトマトジュース」を作ったり、リンゴ、ニンジン、ピンクグレープフルーツの組み合わせで作ったり、オレンジ色がきれいなニンジン&リンゴジュースを作ったりと、日々ジュースづくりに励んでいる私。まだ1か月ちょっとではありますが、明らかに変化があったなと思うのは、肌の調子がいいことなんですよね

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ミニトマトを大1パック分使ってジュースに。搾りかす(バルプ)が少ないのが特徴
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ミニトマトの種類もいろいろあるので、レシピブックのように真っ赤なジュースにはならなかったけれど、飲んでみたら超美味なトマトジュースでした!
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この日は、ニンジン、ピンクグレープフルーツ、りんごでジュースづくり。大きめのリンゴだったので洗って、くし形に切り、芯を取って投入。でもリンゴは半分に切るくらいでよかったかもしれません
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こちらは、リンゴとニンジン。王道の組み合わせですが間違いないおいしさ


日傘をさしていても完全には日差しを防げず、夏場は紫外線の影響やら冷房の冷気やらで肌がごわつくことが多かったのですが、しっとりすべすべでお手入れしている時の手触りが全然違うのです

スロージューサーで作るジュースは熱を加えずに搾るため、酵素やファイトケミカルがきちんと残っていて、それらが生きたまま摂取できるという特徴があります。ポリフェノールやリコピン、βカロテンやアントシアニンといったファイトケミカルは、アンチエイジングや免疫力のアップに役立つと言われているので、きっとその効果が出てきているのかなあと。

7月中旬に開催されたヒューロムのプレス体験会では、メスシリンダーに市販のニンジンジュースと、ヒューロムのスロージューサーで搾ったニンジンジュースを入れ、同じ量のオキシドールを投入した実験があったのですが、ヒューロムのジュースの方は中に含まれる酵素と化学反応してモコモコと泡が吹き出してメスシリンダーからあふれ出していました。なるほど、ちゃんと酵素が残っているというわけですね。

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メスシリンダーに市販のニンジンジュース(右)と、ヒューロムのスロージューサーで搾ったニンジンジュースを入れ、同じ量のオキシドールを投入。ヒューロムのジュースの方は中に含まれる酵素と化学反応してモコモコと泡が吹き出してきました

ちなみにヒューロムは韓国に本社を持つメーカーで、創業は1974年。2005年に世界初の低速搾汁方式のジューサーを発表し、2020年にはスロージューサーの概念を変えたメガホッパーによる、オートカッティング・テクノロジーを採用したモデルを発表するなど、スロージューサーのパイオニア的存在です。

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ヒューロムのプレス体験会の会場に展示してあった歴代のスロージューサーたち。2005年に世界初の低速搾汁方式のジューサーを発表し、2020年にはスロージューサーの概念を変えたメガホッパーによる、オートカッティング・テクノロジーを採用したモデルを発表しています ※いずれも特許取得
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一般的なスロージューサーは食材を入れるところが狭く、押し棒で中に送り込む必要がありました

専用ブラシ付きでお手入れも簡単です

最後に、気になるお手入れのことをお話しましょう。使用後は分解して水洗いするだけですし、分解も難しくありません。スクリュー部分も鋭利な刃でなく、手で触っても大丈夫なので、ミキサーやブレンダ―のように刃によるケガを心配しなくていいのも◎。付属のブラシがよく出来ていて、細部まできれいにしやすく、ジュースづくりが習慣化できるのもお手入れの簡単さによる面も大きいなと実感しています。

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使用後は分解して水洗いするだけ。スクリュー部分も鋭利な刃でなく、手で触れるのでミキサーやブレンダ―のように刃によるケガを心配する必要がありません
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シャワーの勢いと付属のブラシできれいに。ブラシの細い方はヘラ&ブラシの2WAYになっていて、細かいところを洗うのに便利
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いちばん搾りかすが溜まりやすい排出口も、カバーのロックを外すと簡単にお手入れできます
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部品を全部バラシてみたところ。2~3回使えば、組み立ても簡単にできるようになります

搾りかすは、カレーやハンバーグに入れたりするほか、クッキーやマフィンなどのお菓子に混ぜるのもおすすめ。でも、たくさんの栄養素がギュッと詰まったジュースを飲むだけでも十分。「搾りかすを使わなくちゃ!」と神経質にならずに大らかにジュース生活をするのがいいと思います。

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ニンジンとリンゴの搾りかす(パルプ)を使ったマフィン。しっとりしてシナモンの香りも効いておいしかったです

製品DATA

「神原サリーの愛しの家電語り」は、毎月2回更新。次回もお楽しみに!

●Info●
公式YouTubeチャンネル「神原サリーの家電アトリエchannel」好評配信中。

神原サリー Sally Kamihara

家電ライフスタイルプロデューサー

新聞社勤務、フリーランスライターを経て、家電ライフスタイルプロデューサーとして独立。「企業の思いを生活者に伝え、生活者の願いを企業に伝える」べく、東京・広尾の「家電アトリエ」をベースにテレビやラジオ、雑誌やウェブなどさまざまなメディアで情報発信中。商品企画やコンサルティングの仕事も多数。

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