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【写真展】シャネル・ネクサス・ホールにて「Borrowed Landscapes フェイイ ウェン|パン カー 二人展」を開催!

2024.05.17

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シャネル主催の展覧会がスタート

フェイイ ウェン & パン カー展 両作家の作品
ⒸFeiyi Wen 右:Peng Ke、2022年のTai Kwunでの展示、Photo : Kwan Sheung Chi

中国現代アートにふれる絶好の機会!

東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールにて、「Borrowed Landscapes フェイイ ウェン|パン カー 二人展」が、2024年5月22日(水)~7月15日(月・祝)まで開催されます。

中国出身女性アーティスト2名の新作を展示

先駆的な作品で注目を集める中国出身のアーティスト、フェイイ ウェン(Feiyi Wen)とパン カー(Peng Ke)。

同展では、驚異的な経済成長を見せた1990年代の中国で生まれ育ち、その後海外で学び、アーティストとしての活動を行っている両作家の新作が紹介されます。

自然や風景、アジアの近代化などをテーマにした作品を展開

フェイイ ウェン ⒸFeiyi Wen
フェイイ ウェン ⒸFeiyi Wen

フェイイ ウェンは、主に自然や風景をテーマに撮影した作品を展開。

彼女の写真の中には、中国の山水画を想起させたり、日本で撮影されたように見えたりする題材や構図がありますが、実際には最近の作品のほとんどは、イギリスとウェールズで撮影されたもの。

写真表現を探求しながら、露出レベルや現像技術、用紙や印刷の手法などの試行錯誤を重ねています。

今回は、ゼラチンシルバープリントとライスペーパーにジークレー印刷をした新作16点を発表予定です。

パン カー 2022年のTai Kwunでの展示、Photo : Kwan Sheung Chi
左:ⒸFeiyi Wen 右:Peng Ke、2022年のTai Kwunでの展示、Photo : Kwan Sheung Chi

パン カーは、中国と北米を行き来しながら、アジアの近代化の過程、特に人口の多い都市において、集団から生み出された文化・歴史に長年関心を寄せてきました。

最近では、中国の出稼ぎ労働者の居住空間や、彼らの多くが住む「アーバン・ビレッジ(城中村)」(都市のなかに取り残された、労働者の密集居住エリア)を題材にした壁面のアッサンブラージュ《Bay Windows(出窓)》を2022年に発表。

今回は、シリーズの続編ともなる6点の新作を発表します。

中国現代アート界を代表する2人の世界観を、この機会にぜひ体感してみてはいかがでしょう。

「Borrowed Landscapes フェイイ ウェン|パン カー 二人展」


会場:シャネル・ネクサス・ホール(東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階)
会期:2024年5月22日(水)~7月15日(月・祝)
開館時間:11:00~19:00(最終入場18:30)
※5月22日(水)のみ17:30閉館(最終入場17:00)
入場無料・会期中無休・予約不要

主催:シャネル合同会社


Staff Credit

取材・文/福島綾香

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