思いきって朝型生活にシフト!
「無理がきかない40代は、体と暮らしを整える」【LEE100人隊キッキさん】
2024.04.19
子育て、仕事、体の変化…
次なるフェーズのために
揺れる40代、
小さくて大きな“種まき”ストーリー
結婚して家事、育児、仕事にがむしゃらだった30代を経て、行き詰まり感や新たな悩みが出てくる40代。よりよい50~60代を迎えるために、前向きな“種まき”をしておきたい! 読者の声から、今できることを考えませんか?
渦中にいる読者が踏み出した一歩とは?
\40代LEE読者の/
モヤモヤ → ポジティブ変換インタビュー
40代の真っただ中にいながら、これまでの価値観や考え方を意識的にスイッチして、50代に向けてポジティブに生きるLEE読者に話を聞きました。
気力と体力で乗り越えていた30代。無理がきかない40代は、体と暮らしを整える
LEE100人隊No.018 キッキさん
LEE100人隊No.018
キッキさん 42歳
今年、医療系の教育機関から、地域の支援センターの看護職に転職。体の変化をきっかけに、漢方や薬膳など健康情報により詳しく。7歳、4歳の2人の子どもの母。
揺れた理由 1
ずっと夜型の生活で、日中の効率が悪かった
変われた理由
早起きして運動、家事をする朝型生活に!
キッキさんは、40代になってから体の不調を感じやすく。
「肩こり、軽いめまいや動悸など病院に行くほどではない不調が増えました。30代までは夜型だったのですが、睡眠時間をそんなに取らなくても、気力と体力で何とかやっていけたんですよね。でも今振り返ると、寝不足だと頭がボーッとするし、パフォーマンスも上がらず効率が悪かったと思います」
そこで、思いきって朝型生活にシフト! 運動も家事も朝時間に。
「7時間以上の睡眠と朝のウォーキングの時間を確保するために、夜は子どもたちと一緒に早く寝て、朝は5時すぎに起床。まず家事をして、朝だけでなく夕飯の準備まで済ませます。帰宅してから焦らなくなったので、子どもたちにイライラすることも減り、余裕が生まれました。6時半から30分ぐらいウォーキングして、朝から体を動かすことが気持ちよく感じられるように。40代からマシンピラティスも始めました。ほかにも、不調を整えるために漢方を処方してもらったり、薬膳の勉強を始めて資格試験も受ける予定です」
約30分の朝のウォーキングが日課に。合わせて話題になった“16時間断食”も実践し、おなかが軽くなりスッキリ。
揺れた理由 2
慎重な性格ゆえに、現状をなかなか変えられない
変われた理由
違和感を放置せず、転職活動を始めた
30代から仕事に対するモヤモヤも抱えていたというキッキさん。
「医療系の資格を持ち、学生に教える仕事をしていたのですが、違和感がずっとありました。そもそも私は慎重な性格で、石橋を叩いても叩いても前に進めないところがあって(笑)。新たなことを始めるのに時間がかかっていたんです。でも、身近な先輩に相談したり、いろいろと見聞きする中で“今より若いときはない”と痛切に感じるように。地域で困っている人たちを助けたいというやりたいことも明確になり、転職活動を始めたら地域の支援センターの看護職に内定。動いてみて正解でした」
Staff Credit
取材・原文/野々山 幸(TAPE)
こちらは2024年LEE5月号(4/6発売)「揺れる40代、小さくて大きな“種まき”ストーリー」に掲載の記事です。
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