ともすると、〝地味すぎ〞や、〝おじさん見え〞に陥りがちなのが、辛口派の大人の悩み。

それを、圧倒的な今っぽさと洒落感で、スマートに解決してくれるのが兵藤さんのスタイリング。LEEらしいシンプル服と、今春らしいレイヤードの共演を、たっぷりお届けします！

教えてくれたのは？

スタイリスト　兵藤千尋さん

ひょうどう・ちひろ

きれいめボーイッシュなスタイリングは、LEEテイストのど真ん中。普通の服を今どきに着こなす私服スタイルにも人気が集まる。

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おしゃれに自信が持てる本格派のジャケットを一枚

⚫︎Brand＿CIOTA × J.PRESS
⚫︎Item＿紺ブレ

辛口派にとってジャケットは、アウター代わりにもなる特別な存在。それだけに、おしゃれに自信を持たせてくれる、〝いいもの〞を手に入れたいものです。
最近、私が注目しているのが、シオタ×Jプレスの本格派ジャケット。シーズンごとに素材や形を替えて登場するのを、楽しみにしています。この春ピンと来たのは、こちらのボックスシルエットの紺ブレ。
ボクシーだけどオーバーサイズすぎない、でも、ちょっと肩が落ちた、力の抜けた今っぽいパターンが秀逸です。紺ブレに抜群に似合うベージュのチノパンは、今季ならタック入りがおすすめ。
いい意味で、〝くずれた〞感じが、トラッドを〝今〞に更新してくれるはず

兵藤千尋さん

普段は、肌見せをあまり意識しないのですが、ジャケットを着るときだけは別。胸元をあけて、必ず〝抜け〞を意識し、いわゆる〝おじさん見え〞を回避します。フリルの黒ブラウスでほどよい甘さも加えました。

兵藤千尋さん

着用した兵藤さんの春ワードローブはこちら！

「テーラードJK」はボクシーなシルエットを選んで

次回は、「甘口派スタイリスト・石上美津江さん的『春ワードローブの着こなし術』ベイカーパンツ編」をご紹介します。

こちらは2024年LEE4月合併号（3／7発売）「2大スタイリストが全力プレゼン！『最高の春ワードローブ6』」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示（掲載当時）です。