リビング、寝室、キッチン、玄関…
【OURHOME Emiさんのご自宅を一挙公開】子どもの成長、猫との暮らし…今ちょうどいい空間とは?
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OURHOME Emi
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@homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす
2024.02.28
子どもたちの成長や、猫との暮らしにともなって…
OURHOME Emiさんの自宅も”今ちょうどいい”にアップデートしています!
こまめに模様替えをしたり、リノベーションをしたりして〝今〞にフィットする形を目指してきたEmiさん宅。今の全貌を大公開!
教えてくれたのは?
OURHOME Emiさん
OURHOME主宰。「家族の”ちょうどいい”暮らし」をコンセプトに、情報発信やオリジナル商品の企画・販売を行う。
YouTubeチャンネル『OURHOME channel』も更新中
子どもたちの成長や、猫との暮らしにともなって…
OURHOME Emiさんの自宅も”今ちょうどいい”にアップデートしています!
“フレキシブルな暮らし”をテーマに、その時々に合う空間に
約80平米のマンションに暮らすEmiさん一家。3LDKの一般的な間取りだった空間を’19年、娘に個室を作るのを機にリノベーション。’21 年には猫が家族の一員に。
猫と暮らし始めてからは、ペットグッズが増えたりグリーンが減ったり。そんな変化も落ち着き、最近はインテリアにアンティークのものを取り入れ始めました。
子どもたちが小さい頃は管理のしやすさが優先でしたが、OURHOMEビルを建てたときにアンティーク中心の内装にしたら、自宅が殺風景に思えてきて。とはいえ、日常生活においては機能性も重要。自宅では、一部の家具や雑貨で”ちょこっとアンティーク”を味わうくらいがちょうどいいみたいです。
わが家のテーマは、家族の変化や成長に合わせられる”フレキシブルな暮らし”。模様替えや小さな工夫で、その時々の気分に合う空間に。そんな家のYouTube動画を作るのが最近の楽しみです
OURHOME Emiさん
OURHOME Emiさんの
自宅の間取りと部屋割りにも変遷が
2011〜
既存の間取りをオリジナルな使い方で
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2019〜
リノベで、家の中心にウォークスルー空間が!
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NOW
2023〜
子どもたちが個室へ。夫婦はリビング隣室で就寝
’11年、中古マンションを購入。当初は間取りはそのままに、壁にペンキを塗ったり床にカーペットを敷いたり、といったアレンジを楽しんでいたそう。リビング隣室をキッズスペース、洋室一部屋をファミリークローゼットとして使う工夫に、子育て世代の注目が集まりました。
’19年、娘が個室を欲しがったのをきっかけに、リノベーション。ウォークスルークローゼットや広い玄関ホールなど、フレキシブルな空間が誕生。息子も個室に移った現在は、リビング隣室が夜だけ夫婦の寝室に。
OURHOME Emiさん自宅の
Living roomは、今どう変わった?
Before(2019)
リノベ直後のリビング。
「床は無垢材、壁はコンクリートと、大きな面積を占める部分に好きな素材を。しょっちゅう模様替えをするので、シンプルな空間を目指しました」(OURHOME Emiさん)
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【現在】
アンティーク家具など味のあるインテリアへ 気分が変化
シンプルな空間や家具にアンティークをミックス
現在のリビングは、ダイニングテーブルやラタンチェアなどアンティーク家具を交え、味わいと温かみのある雰囲気に。
「仕事中、アンティークのものに囲まれているうちに好みが変わってきたのかも。試しにオフィスと自宅のテーブルを入れ替えてみたら、『いい感じ!』と。もともとの内装や家具とも相性がよく、気に入っています」(OURHOME Emiさん)
猫を飼い始めたから…
猫の安全を第一に、でも自分たちも心地よく
(左)猫によくない植物は、ベランダやオフィスへ移動。
「大好きなグリーンですが、今は猫の安全を第一に考え、室内ではハンギングのみに」(OURHOME Emiさん)
(右)’22年、追加工事で玄関の内側に扉を設置。
「一度、猫が外に飛び出してしまったことがあり、すぐにプチリフォームを決意。安心して出入りできるようになったので、つけて本当によかったです」(OURHOME Emiさん)
雑貨や小物などもアンティークテイストに
インテリアに〝柄〞を取り入れたのも変化。
「爪とぎにウィリアム・モリス柄のマステを貼ってみたら、部屋にマッチ」(OURHOME Emiさん)
アンティークのサイドテーブルやフレームが並ぶ壁ぎわ。
「イラストは夫が”それっぽく”描いたもの(笑)」(OURHOME Emiさん)
Kidsroom
子ども部屋は?
子どもが成長して2人とも個室へ
Before(2016)
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Before(2019)
小学校3年生までは、リビング隣室のキッズスペースを2人で共用。息子は、リノベ後も同じ場所にデスクなどを置いて過ごし、中学生になったタイミングで個室に移動しました。
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【現在】
息子
娘
開けっぱなしにできる引き戸にして正解
娘は、リノベ後すぐに個室へ。時々模様替えを楽しんでいるのだとか。
「この空間は、2人におまかせ。掃除も勝手にしないようにしています。リノベ時に玄関ホールのスペースをとったため、個室は4畳と4.5畳とコンパクトに。どちらも扉は引き戸にしたのですが、これが大正解! リビングの気配を感じつつ一人にもなれるのがちょうどいいようで、2人とも、着替えるとき以外は開けっぱなしにしています」(OURHOME Emiさん)
リビングの気配を感じられる!
Bed space
寝室は?
リビングの隣室を夜だけ夫婦の寝室に
Before(2011)
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Before(2019)
子どもたちが小さい頃は、家族4人で寝るスタイル。リノベ後、娘が個室に移り、一部屋が夫婦と息子の寝室に。当初から、すのこにマットレスをのせた〝たためるベッド〞を愛用。
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【現在】
移動可能な寝具を使って生み出した夫婦のベッドスペース
子ども部屋を作ったら夫婦の寝室がなくなった…。そんな〝あるある問題〞も、Emiさんは軽やかにクリア。
「リビング隣室を、夜だけ夫婦の寝室に。マットレスを縦に並べたり、2段ベッドを検討したり(笑)、試行錯誤を経てこの形に落ち着きました。
朝起きたらマットレスはたたみ、ふとんはラックにかけて、クローゼット奥にしまうので、ここは今までどおりリビングの一部として使用可能。子どもたちが巣立つまでは、こうした工夫で乗り切るつもりです」(OURHOME Emiさん)
日中は、たたんでクローゼット奥へ
Kitchen
キッチンは?
リビングの模様替えの結果、キッチンへオープンボックスを
Before(2019)
リノベ時にはキッチンカウンターを作らないことを選択。
「代わりに置いていたのはスチールラック。自由に組み替えられて気に入っていました。最近リビングを模様替えしたので、そこで使っていたひのきのオープンボックスを持ってきてみたら、材質が変わってまた新鮮な印象に」(OURHOME Emiさん)
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【現在】
食器や調味料はカウンター代わりのオープンボックスに
年々、食器選びが楽しくなってきたというEmiさん。
「子どもたちが小さい頃は、白で割れにくく食洗機で洗えるものばかりでしたが、この頃は骨董市で出会った器なども取り入れるように」 (OURHOME Emiさん)
オープンボックスには、日常使いの食器や調味料など、パッと手に取りたいものを並べて。
「ダイニング側とキッチン側、どちらからも取れるので便利です。電子レンジの裏側は、絵などで目隠しを」(OURHOME Emiさん)
吊り戸棚やシンク下は気楽な"ざっくり収納"で
見えない場所の〝ざっくり収納〞は変わりません
吊り戸棚の中。
「左側には、ミキサーや弁当箱などをジャンル分けして取っ手付きBOXに。右側には使用頻度の低い食器を。」(OURHOME Emiさん)
シンク下にはストック食材などが。
「麺、缶、その他! と、かなりざっくり分類(笑)」(OURHOME Emiさん)
Entrance hall
ステイホームを経て玄関ホールの使い方も変化
玄関は?
Before(2021)
ステイホーム中は、ここがEmiさんの貴重なスペースに。
「あの頃は、珍しく『一人になれる場所が欲しい』という気持ちに…。この空間に助けられました。昼はここでリモートワーク。オンラインレッスンをお届けしたことも。夜はヨガなどをしていましたね」(OURHOME Emiさん)
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【現在】
本が増えた今は、本棚とデスクでフレキシブルな書斎風空間に
1.5畳と広めにとった玄関ホール。
「フレキシブルに使える空間が欲しくて作ったんですが、予想以上に大活躍! コロナ禍以降はスーツケースを広げたりするときにも役立っています。使い方の幅が広がり、追加工事でコンセントを増設したほど。
今は、本が増えてきたので、スリムな本棚とミニデスクを置いています」 (OURHOME Emiさん)
Before(2019)
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【現在】
既成概念にとらわれず小物からゴミまで自由に整理
玄関わきの引き出しにはなんと「資源ゴミ」の段も
玄関わきの角にカーテンを吊るして収納場所に。
「以前はラックに息子のサッカーグッズや防災用品を置いていましたが、今は私のクローゼットで使わなくなった引き出しを。夫婦の小物のほか、実は紙箱などの資源ゴミもここに入れています」(OURHOME Emiさん)
ここは変わらない!
文房具や下着などジャンルは違ってもよく使うものを収納。
なんでもステーション
キッチンと洗面所の間には、棚を設置して、保険の書類や学校のプリント、子どもたちの下着や靴下、文具や薬類などを。
「頻繫に使うものを生活動線上に集めました。以前は〝情報ステーション〞と呼んでいましたが、もはや〝なんでもステーション〞(笑)。中は定期的に整理しますが、大枠はずっとこの状態です」(OURHOME Emiさん)
最上段のファイルボックスには、書類のほか洗剤のボトルなども!
約30年間愛用中のレターケースに、学校や塾のプリントを入れてラベリング。3.裁縫道具や工具も、専用箱は持たず引き出しへ。
次回は「ラクして“いい感じ”をキープできるEmiさん流『服とクローゼット』の整え方」をご紹介。
Staff Credit
撮影/仲尾知泰 間取りイラスト/西田磨由 取材・文/藤本幸授美
こちらは2024年LEE3月号(2/7発売)「OURHOME Emiさんと見直す〝今ちょうどいい〞暮らし」に掲載の記事です。
@homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす
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