「リベイカー(ReBaker)」が2024年2月20日に発売
バルミューダより、パンや揚げ物の温め直しに特化した新型リベイクトースター「リベイカー(ReBaker)」が、2024年2月20日(火)に発売スタート。
先日行われた発表会&試食会で、その実力をひと足早くチェックしてきたので、詳しくレポートします。
「リベイクモード」と「フライドモード」が新登場
リベイカーの特徴は、既存の大人気トースター「BALMUDA The Toaster」にはない、パンなどの温め直しに特化した「リベイクモード」と、揚げ物などの温め直しに特化した「フライドモード」が搭載されている点。
BALMUDA The Toasterでも、「フランスパンモード」、「クロワッサンモード」と、リベイク機能はあったものの、リベイカーでは、さらにリベイク専用の温度制御を採用しアップデート。
1秒ごとに庫内温度を測り、1°C単位で上下のヒーターの強さを調整し続ける、精密な温度制御により、パンは表面を焦がさずふっくらアツアツ、揚げ物は揚げたてのようなサクサク食感を実現。
トースターや電子レンジでの温め直しでありがちな「パンの表面は温かいけれど中は冷えたまま」、「天ぷらの衣がしんなりした……」といった悩みを解消し、“出来立て”の味が楽しめるトースターに!
BALMUDA The Toasterの特徴でもあるスチーム機能は省かれた、トースト・チーズトースト・リベイク・フライド・オーブンの5つのモードが搭載されています。
リベイカーのはじまりは「まるごソーセージをおいしく食べたい!」
リベイカーの開発きっかけのひとつに、バルミューダ・寺尾玄社長が愛してやまない惣菜パンのエピソードが。
寺尾社長は中高生のころ、毎日のように山崎製パンの「まるごとソーセージ」を食べていたそう。「熱々のまるごとソーセージを食べてみたい!」と思い、トースターで温めるものの、表面は焦げる一方ソーセージは冷たいままでガッカリ。ようやくBALMUDA The Toasterの完成により、理想的な熱々まるごとソーセージを食べることができたものの、「クロワッサンモードとフランスパンモード、一体どちらが最良なのか。この中間くらいでもよいのにな……」と悩ましく感じたそう。そこから、「リベイクには大きな価値があるのではないか」と考え、社内全体でもリベイクへの意識がどんどん高まっていったと言います。
「買ってきたパンを窯から出した熱々の状態に戻し、それを楽しく頬張るための製品があってもよいのではないか」と、今回のリベイカー発売に至ったとのこと。
リベイカー「リベイクモード」でパンを実食
発表会では、話題にあがっていたまるごとソーセージを「リベイクモード」で試食しました。
パンの表面はサクッとしていて中はふんわり柔らか。そしてソーセージもしっかり温かくジューシーな仕上がりで驚くほど絶品。周囲からも「これはすごい!」「おいしすぎる」と絶賛する声があちこちから聞こえてきました。
リベイカー「フライドモード」で揚げ物を実食
次に、フライドポテト、天ぷら、から揚げを「フライドモード」でいただきました。
いずれも商品が出来上がってから1時間以上経過していた冷え切ったもの。しかし食べてみると、本当にどれも揚げたてのよう!
しなしなのフライドポテトがカリッとした食感になり、油のよい香りまで戻っていました。天ぷらは衣が立ち上がり、噛んだ瞬間サクッと音がするほど。
忙しくて疲れてお惣菜に頼る日も、ここまでおいしく仕上がるなら罪悪感もなく、心も満たしてくれそうです。
リベイカーのデザインコンセプトは“キッチンの小さな焼き職人”
バルミューダといえば、その洗練されたルックスも魅力のひとつ。リベイカーは、“キッチンの小さな焼き職人”をコンセプトに、チャーミングでいて少しスパイスが効いた上質な佇まいに。脚もほんの少し高く設定することで、すっきりとエレガンスな印象へと仕上げたそうです。
簡単操作も魅力
BALMUDA The Toasterと異なり、モード選択はダイヤル式ではなくボタン式に。モードを選ぶと、そのモードに合わせた時間が光ってアテンドしてくれる親切な設計へと進化。焼き時間に迷うプチストレスを解消してくれていました。
カラーはホワイトとブラックの2色展開。
現在、バルミューダオンラインストアなど一部販売店で予約受付がスタートしているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
リベイカー
価格:¥24200
サイズ:幅34.7×奥行き33×高さ21.6cm
予約受付店:バルミューダオンラインストア、BALMUDA The Store Aoyamaをはじめとするブランドショップ、主要家電量販店などバルミューダ製品正規販売店
発売日:2024年2月20日(火)
Staff Credit
取材・文/古川晶子
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