ナイロンバッグと聞いて思い浮かぶのは、シャカシャカとしたスポーティなデザイン。ですが、今季はそんなイメージを大きく変える〝らしからぬナイロンバッグ〞がトレンドに台頭。もちろん軽いのはデフォルト！　おとなしくなりがちな冬コーデも、持つだけでパッと明るく楽しげに。

コートから始まったパデッドの流行はバッグにも！　パフっと愛らしいボリュームと洒落た発色のバランスが今どき感満点のトートバッグは、人気セレクトショップも注目するブランド「アンドミューク」のもの。アクセントになっているビーガンレザーのストラップは、好きな長さに調整できるので、さまざまな持ち方を楽しめます。どちらも開口部にマグネットがあり、開閉が楽ちん。

（右・中）お出かけに必要なものはひと通り収納できるB5サイズ。（20×28×8）（各）￥16500／アマン（アンドミューク）

（左）「LEE」通常版が縦にすっぽり入るビッグサイズ。サイドからちらりとのぞく大きなノットがアクセントになっています。（40×34×15）￥20900／アマン（アンドミューク）

LEE読者からの支持も厚いアエタの大人気レザーバッグ「BOSTON」のナイロンバージョンは、マットな質感が特徴。シンプルで上品、そしてどんなコーデにもフィットする対応力はそのまま、持ち心地を軽やかに。

（右）左のものよりひとまわり小ぶりな「BOSTON MINI」は手でちょこんと持つ姿が絵に。（13.5×17×6）￥25300／アエタ

（左）「BOSTON S」は長財布が横に収まるサイズ感（18.5×24.5×7.5）￥28600／アエタ

一見キャンバストートのようなルックスのこちらは、ボディに「KONBU®」という名前の特殊なナイロンを使用。その名のとおり昆布のようなパリパリ触感で、荷物をたくさん入れてもヘタレない耐久性＆撥水性が魅力。大容量ながら小さく折りたためるので、急に荷物が増えがちな旅のお供にもおすすめ。

大人が投入しやすい遊びがきいたアイテムが揃うCITENでは、最旬のたまごイエロー＆ティアドロップ形のボディバッグを発見。モダンさとカジュアルさのバランスが絶妙です。

リッチな印象のバンブーハンドルなら、普段ナイロンバッグを持たないきれいめ派の人も挑戦しやすく。

（右）なめらかなホワイトナイロンを用いた巾着型は、長財布や500mlのタンブラーもきちんと収まるサイズ感。斜めがけできるレザーのショルダーストラップ付き。（27×22×16）￥23100／ピーチ（ヴィオラドーロ）　

（左）こっそりハートを忍ばせたレオパード柄がキュートなミニボストン。バンブーハンドルでぐっとリュクスな印象に。別売りのストラップをつければショルダー使いもOK。（14×20×10）￥27500／レスポートサック ジャパン（レスポートサック）

三角形フォルムはキャッチーな外見だけでなく、肩にかけたときの収まりのよさもポイント。

（右）ワッシャー加工で自然なシワ感と柔らかな風合いを演出。ショルダーのラバーとシリコンタグがおしゃれなアクセントに。（30×43×9）￥26400／カンペールジャパン（カンペール）　

（左）昨年デビューした、ナイロン製のバッグや小物が中心のブランド。鮮やかなオレンジのマチなしトートは、シャープな三角形にロープストラップという新鮮な組み合わせ。中は2カ所ポケットがあり、荷物を整理しやすいつくりに。（52.5×44.5）￥13200／リフト（エリーワークス）

近くで見ても、どちらもナイロンとは信じがたい素材感。

（右）スムースレザーのような上品なつやとしなやかさを兼ね備えた生地は、防水性に優れたナイロン100％。潔いマチなしの正方形シルエットが、着こなしにシャープさを与えます。（42×42）￥22000／ゴールドウイン カスタマーサービスセンター（ザ・ノース・フェイス）　

（左）NY発の小物ブランドが、ハンドメイドで作る立体フォルムのミニバッグ。防水加工を施したナイロンなのに、見た目は完全にコットン。開口部はファスナー仕様です。（26.5×24×15）￥27500／モットハウス・トーキョー（カミング オブ エイジ）

こちらは2023年12月号（11/7発売）「大人のおしゃれは「軽さ」が命！」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示（2023年12月号現在）です。