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FASHION

浜島直子さん やっぱりいいね!「大人のピンク」

40代の今、自分らしく着こなす"ピンク”

【浜島直子さんが着るピンク】コンバースのスニーカー、dosaのストール…はまじの私物を公開!

  • 浜島直子

2023.11.30

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Hamaji in Pink!

このキュン♡が私たちに必要です

浜島直子さんやっぱりいいね!「大人のピンク」

hamaji in pink 浜島直子さん 大人のピンク

LEEとは15年来のお付き合いになるはまじこと浜島直子さん。〝らしさ〞あふれる等身大のカジュアルスタイルはいつだってLEE読者の憧れの的です。

そんな、はまじが「大好きな色」というのがピンク。年を重ねるにつれ、敬遠したり、難しく感じる人も多いけど、実は今、大人に似合うピンクが続々登場しているんです。

もっと自由に、自分らしく。〝大人とピンク〞のいい関係について、はまじの私服や着こなしセオリーとともにフィーチャーします!

浜島直子さん

浜島直子さん

Naoko Hamajima

1976年、北海道生まれ。18歳でモデルデビューし、『LEE』をはじめ雑誌・広告などで活躍。『CURIOUS HAMAJI』(bayfm・毎週土曜11時〜)ではラジオパーソナリティも務める。今年4月に発売された著書『けだま』(大和書房)では「服」を入口にしたエッセイを収録。「ピンクの記憶」と題した章では、ピンク好きが高じて〝ピンクマスター〞と呼ばれたことや、ピンクへの特別な想い、忘れられないエピソードを綴っている。

ピンクマスター、はまじが提案 浜島直子さん 靴/コンバース(浜島さん私物)  ダウンベスト¥52800(ホルツワイラー)・ニット¥24200/エストネーション バッグ¥9790/L.L.Beanカスタマーサービスセンター(エル・エル・ビーン) パンツ¥39600/オーラリー リング¥12100/デミルクス ビームス 新宿(フリュイジョリ)
靴/コンバース(浜島さん私物)  ダウンベスト¥52800(ホルツワイラー)・ニット¥24200/エストネーション バッグ¥9790/L.L.Beanカスタマーサービスセンター(エル・エル・ビーン) パンツ¥39600/オーラリー リング¥12100/デミルクス ビームス 新宿(フリュイジョリ)

ピンクのコンバース・オールスターは、ネットで見つけたMade in USAのデッドストック。30代半ば、〝ピンクマスター〞として歩みはじめた頃に出会った一足です(下記参照)。

このコンバースをはじめ、はまじの私物がたっぷり登場。それぞれのストーリーと着こなしをご堪能あれ! 

私物とともにプレイバック!

はまじの「ピンク」HISTORY

はまじの私服クローゼットの中から、特に思い入れのあるピンクアイテムをピックアップ。〝はまじとピンクの物語〞を、ひもときます。

普段のカジュアルに取り入れやすい〝服以外〞からスタートしました

30歳

【30歳頃】

dosaのストール

dosaのストール 浜島直子さん私物

身につけるものでピンクのアイテムを買ったのは、このストールが初めて。それまでは、お財布やポーチなど小物どまりでした。
このストール、ピンクの中でも、かなりキツめの色みですよね。このピンクだったら、〝弱さ〞よりも、〝強さ〞のイメージでまとえるから、とだいぶとがった気持ちで手に入れた記憶があります

【30代半ば】

CONVERSEのハイカットスニーカー

コンバースのスニーカー 浜島直子さん私物 

全身ネイビーの着こなしに、ポンと一点、ピンクのスニーカーを履いていたマーク・ジェイコブスの姿に一目惚れ。すぐにネットで探して購入したのが、このデッドストックのコンバース。甘いピンクだって、〝カッコよく〞身につけられるんだと気がついた、きっかけでもありました。これからも、一生、手放さないと思います

【30代後半】

suzuki takayukiのスカジャン

suzuki takayukiのスカジャン 浜島直子さん私物

大草直子さんをラジオのゲストにお呼びしたとき、スカジャンをまるで自分の肌のように着こなしてらしたのがとても印象的で。〝私も大草さんのように、おしゃれの海を自由に泳ぎたい!〞と思っていたときに、出会ったのがこのスカジャン。
大草さんのスカジャンはピンクではありませんでしたが、私が見つけたのはピンク。偶然とはいえ、自由というキーワードのもとに、ピンクとの運命を感じます


40歳

【40代半ば】

ヂェン先生の日常着のバルーンパンツ

ヂェン先生の日常着のバルーンパンツ 浜島直子さん私物

40歳直前に出会ったスカジャンをきっかけに、気負いなく、淡いピンクを身につけられるようになっていきました。10年ほど前から、黒や白など、毎年1本くらいずつ買い足してきたバルーンパンツ。2年ほど前には、桜色のような淡いピンクを購入。
ピンクだから、という気負いもなく、単純に、〝可愛い〞〝着たい〞という、フラットな気持ちで手に入れました

【今年】

LetraとFatima Moroccoのかごバッグ

LetraとFatima Moroccoのかごバッグ 浜島直子さん私物

今年の夏、北海道から遊びに来ていた小学校からの親友と、『アコメヤ』で見つけたのがこのレトラのメルカドバッグ(右)。何十年かぶりで、お揃いで購入しました。
多分、ピンクのバッグをお揃いで買うなんて、昔だったら恥ずかしくてできなかったはず。今だからこそできた楽しみで、思い出の一点になりました。
ファティマモロッコ(左)は展示会で見て、普段なら黒を選ぶのですが、このビビッドなピンクのストラップに惹かれてしまって。どちらもコートの季節にこそ活躍してくれそうです

to be continued



40代の今。やっとピンクと、素直に付き合えるようになりました

実は、私がピンクと素直に付き合えるようになったのは、40代に入ってからなんです。

〝ピンク=甘さ”に直結すると思っていた20代の頃は、他人からなめられたくないという意識があったのでしょう。ピンクを選ぶこと自体が弱い自分をさらけ出すというか、媚びているような気がして、まったく手を出せなかったんです。まだまだ若くてピチピチしていたから、ピンクの華やかさがトゥーマッチに思えたというのもあったかもしれません。  

30代に入ってからは、徐々にピンクを取り入れられるようになったものの、他人の目を気にする自意識過剰な感覚は抜け切らず(笑)。 自分の華やかさやオーラのなさを隠すための戦闘服というか、〝鎧”代わりに、ピンクを身につけていた気がします。  

40代になり、他人目線で物事を判断しない、〝自由”な自分に成長した今。やっと、ピンクと対等に向き合えるようになりました。年を重ねることで関係性が変わっていった私とピンク。その現在形を、お届けできればと思います。

浜島直子さん


次回は、「今だからこそ気負わず楽しめる! はまじの「ピンクRules」」をご紹介。

Staff Credit

撮影/東 京祐 ヘア/左右田実樹 メイク/小森由貴 スタイリスト/福田麻琴 モデル/浜島直子 取材・文/磯部安伽

※私物は現在販売されていないものもあります。ブランドへのお問い合わせはお控えください。

こちらは2023年LEE12月号(11/7発売)「浜島直子さんやっぱりいいね!『大人のピンク』」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

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