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LIFE

【東京グレートベアーズ】2023-24シーズン開幕記者会見・新規加入選手入団会見へ!

男子バレー代表・柳田将洋選手&深津旭弘選手を取材!誕生間もない「東京グレートベアーズ」へ移籍するワケとは。

2023.10.22

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東京グレートベアーズ

昨年、東京で新たに誕生した男子プロバレーボールチーム「東京グレートベアーズ」をご存知でしょうか。

V1リーグ唯一の東京チームであった「FC東京バレーボールチーム」の活動中止を受け、選手を含む多くの人たちが奔走し、奇跡とも呼べる後継というかたちで発足したチームが「東京グレートベアーズ」です。

大きなピンチを乗り越えたその背景や、今までにないクリエイティブにあふれた会場演出などが話題を集め、今年3月に開催されたホーム戦では、結成1年目にして「V.LEAGUE 歴代最多入場者記録」を叩き出すほど。

その熱狂はサポーターに留まらず、他チームの選手からも注目を集めることに。

「このチームに大きな可能性を感じた」と、先日のアジア競技大会で日本代表キャプテンを務めた柳田将洋選手がコメント。同じく日本代表を務めた深津旭弘選手「バレーボール界を変えられるチームになれる」と述べ、2名の新加入は大きな驚きを与えました。

なぜここまで大勢の人たちが「東京グレートベアーズ」に惹かれるのか。

その理由を探りに「2023-24シーズン開幕記者会見・新規加入選手入団会見」へと足を運びました。記事の最後には、柳田選手と深津選手のインタビューもお届けします。

観客動員数No.1を記録した「東京グレートベアーズ」とは?

東京グレートベアーズは、ヘアケアやホームケアなど、多くのブランドを擁する「ネイチャーラボ」が母体となって誕生したプロバレーボールチーム。クラブ理念も、ネイチャーラボの企業理念と同じく「ひとに強さを(STRENGTH TO HUMANITY)」を掲げています。

東京グレートベアーズ 代表取締役・久保田健司さん
東京グレートベアーズ 代表取締役・久保田健司さん

東京グレートベアーズの1年目の活動として、代表取締役・久保田健司さんは「バレーボール関心層の外にも、どれだけ魅力を伝えられるかを重要なポイントとしてやってきました」とコメント。

バレーボールに関心がない方でも「これは間違いなく振り向かされる!」と強く感じたのが、そのエンターテイメント性の高さ。

例えばホーム会場では、東京スカパラダイスオーケストラが制作したチームソングにのせ、人気アニメーションスタジオ「MAPPA」が手がけた躍動感に溢れたアニメーションが映し出され、おおいに観客席を盛り上げます。

これには、単なる付き添いとして来た人でさえ、思わずぐっとのめりこんでしまうはずです。

コートの外でも積極的に活動

東京グレートベアーズ 活動

また、試合以外でもチームや選手が精力的に活動されている姿も印象的でした。

FC東京バレーボールチーム時代から継続して、小中学生やママなどを対象に年間1万人以上にバレーボールを指導していたり、渋谷の宮下公園でエキシビジョンマッチを開催したり、ビーチバレー大会に出場したり。

チームや選手を身近に感じる機会が非常に多いと感じました。

自分たちのチームだけでなく、バレーボール界全体を盛り上げようとしている姿に、多くの人が心を掴まれるのかもしれません。

日本代表や現役大学生ら計5名が加入

深津旭弘選手、柳田将洋選手
(左から)深津旭弘選手、柳田将洋選手

今シーズンより、男子バレーボール日本代表を務めた柳田将洋選手や深津旭弘選手をはじめ、現役大学生の後藤陸翔選手、伊藤吏玖選手、五頭寛大選手の計5名が新たに加入。

フィンランド出身のカスパー・ヴオリネン新監督を迎えた新体制に。

カスパー・ヴオリネン新監督、古賀太一郎選手(主将)、戸嵜嵩大選手(副将)
(左から)カスパー・ヴオリネン新監督、古賀太一郎選手(主将)、戸嵜嵩大選手(副将)

昨シーズンのVリーグでは、10チーム中8位という結果に終わったものの、主将の古賀太一郎選手は「今シーズンも感謝の気持ちを忘れずに、チーム一丸となって戦っていきます。応援してくださるファンの皆さまと一緒に、より多くの勝利の喜びをわかちあえるようやったります!」と力強く語り、期待をぐっと高めてくれました。



柳田将洋選手「バレーボール界に一番夢を与えられるチーム」

ここからは、発表会と囲み取材での柳田選手と深津選手のコメントもお届けします。

柳田将洋(やなぎだ まさひろ)
●柳田将洋(やなぎだ まさひろ)1992年生まれ、東京都出身。ポジションはアウトサイドヒッター。アジア競技大会・男子日本代表の主将を務め銅メダルへと導く。

今シーズンへの意気込みについて。

「東京グレートベアーズに大きな可能性を感じ、移籍を決めました。僕個人の考えですが、このチームが一番バレーボール界に夢や希望を与えられると思っています。そこに、実力を兼ね備えた強いチームにしていきたいと思います」

東京グレートベアーズのどういう点に魅力を感じたのでしょうか。

「バレーボールだけにこだわらず、いろんなところへと発信している点ですね。例えばアニメーションと一緒に見せたりとか。そういった柔軟性やイマジネーション、アイデア力はものすごいなと感じました」

出身地である東京のチームということに、なにか特別な思いは。

「東京のチームは影響力もあると思うので、やはり強くあるべきだと思います。それだけでなく、このチームには、バレーボールの魅力やおもしろさをコート外でも伝えていける力があると思っています。

僕たち選手は一致団結して優勝を目指すことに変わりないですが、そこまでのステップを乗り越えていく過程もサポーターや多くの人と分かち合い、盛り上げていきたいです」

深津旭弘選手「このチームで勝てたら面白いですよね」

深津旭弘(ふかつ あきひろ)
●深津旭弘(ふかつ あきひろ)1987年生まれ、愛知県出身。ポジションはセッター。アジア競技大会・男子日本代表でもセッターとして活躍。東京グレートベアーズ最年長選手。

今シーズンへの意気込みについて。

「このチームの一員になれてすごくうれしいです。東京グレートベアーズはバレーボール界を変えられる、歴史を作るチームになれると思っています。今シーズン、期待してください」

移籍を決断された理由は。36歳という年齢での移籍に躊躇はありましたか?

「前回の移籍も皆さんが思うより軽くやっちゃってるから、躊躇はどうですかね(笑)。逆に、もっと歳を重ねたら移籍がより難しいと思うので、今しかないなと。

あと、このチームがすごく発展しそうだなというのはみんな薄々感じていると思うんです。

堺ブレイザーズ(前所属チーム)にいるときから、約8000人集客した試合も見ていましたし、対戦したときも『あ、なんかおもしろいな』という感覚があったんですよね。このチャンスを逃してはいけないと。悩みはしたけれど、ポジティブに決めました。

今、日本代表が盛り上がってバレーボール界が注目されていますが、国内のリーグでももっとできることがある、僕ら選手がもっと夢を与えられるとも思っています」

最後に、深津選手ご自身とチームの目標を教えてください。

「僕個人は、明るく元気に爽やかにバレーボールを続けたいですね(笑)。チームとしてはまず優勝を目指します!」

ファーストシーズンに密着したドキュメンタリー

『VOLLEYBALL DREAM』ep.1「奇跡のチーム」より。Amazon Prime Video、Hulu、U-NEXT、FOD、DMM TVで配信中

「東京グレートベアーズに興味がわいてきた!」「もっと知りたい!」という方は、動画配信サービスで配信されている、東京グレートベアーズのファーストシーズンに密着したドキュメンタリー『VOLLEYBALL DREAM』の視聴がおすすめ。

試合の様子はもちろん、選手の苦悩や試合以外での活動など、この1年がぎゅっと凝縮されています。深津選手が話していた「あ、なんかおもしろいな」という気持ちを、感じ取ることができるかもしれません。

視聴方法など、詳しくは記事最後の公式HPよりチェックしてみてくださいね。

本田翼さんがホーム開幕節に登場

グレートベアーズ ロゴ

「2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN」のホーム開幕節、東京グレートベアーズ vs パナソニックパンサーズ戦では、『ネイチャーラボ presents Diane DAY(ダイアンデー)』(10月21日・22日)を開催。

10月21日(土)の始球式には、ヘアケアブランド「Diane」のイメージキャラクター・本田翼さんのゲスト出演が決定しています。

新メンバーも加わりパワーアップした、2年目の東京グレートベアーズから目が離せません!

ネイチャーラボ presents Diane DAY(ダイアンデー)開催概要


日時:10月21日(土)、22日(日) 13:00 開場

会場:国立代々木競技場第二体育館(東京都渋谷区神南2丁目1-1)

本田翼さんの始球式は10月21日(土)14:55頃を予定


Staff Credit

撮影/柳香穂 取材・文/古川晶子

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