『感覚は道標』くるり

結成当時のメンバーで奏でるロックに胸アツ！

結成当時のメンバーである森信行とともに制作したアルバム。先行配信された『California coconuts』をはじめ、少しひねりのある心地よいロックは当時を思い出させながらも、経験を重ねた今の3人だからこそ奏でられるサウンドに。オリジナルメンバーの時代を知るリスナーには胸アツすぎる一枚。アルバム製作の様子を記録したドキュメンタリー映画『くるりのえいが』も10月13日より公開に。アルバムと映画、あわせてじっくり味わいたい。（スピードスターレコーズ）

『CHAI』CHAI

国内外で活躍し、すでに世界レベルでファンを持つCHAI。古典的な“かわいい”の価値観を覆すCHAIのモットー“NEO KAWAII”をあらためて掲げる『NEO KAWAII, K?』などエンパワメントソングも。自分らしく、でも力みすぎない彼女たちのスタイルに励まされ、心躍る。（ソニーミュージック・レーベルズ）

『ガッツ』オリヴィア・ロドリゴ

第64回グラミー賞で最優秀新人賞含めて3部門受賞。俳優としても活躍し、ファッションアイコンとしても注目される20歳。彼女の立場を利用する元恋人への思いを描いた『ヴァンパイア』など等身大な女性視点の歌詞は、Z世代だけでなく、30代・40代も共感するところがあるはず。（ユニバーサルミュージック）

『Ammolite』Omoinotake

メンバー全員が島根県出身というピアノトリオバンドのメジャー初アルバム。ブラックミュージックにも影響を受けながら、なじみやすいポップでアーバンなテイストが持ち味。ドラマ『彼女たちの犯罪』主題歌の『渦幕』をはじめ、すでに聞き覚えのある楽曲も多数収録。（ソニーミュージック・レーベルズ）

こちらは2023年LEE11月号（10/6発売）『カルチャーナビ』に掲載の記事です。