今年で日本上陸25周年を迎えた、フランス発パティスリーの名店ピエール・エルメ・パリ。2023年クリスマスコレクションは「デスティネーション：旅の行先」がテーマです。

ピエール・エルメが創造する「味覚の世界」を地図に見立て、まるでフレーバーのワールドツアーを楽しんでいるかのような、五感を刺激する色彩豊かで華やかなクリスマスケーキが勢揃い。10月上旬の予約開始に先駆けて行われた発表会でチェックしてきました。

ビッシュ サレント　¥7830

気になる1品目はマンゴーとライムのフルーティーなケーキです。

ライム風味のサブレブルトン、ライム風味シャンティクリーム、ライムとオリーブオイル風味のビスキュイ、ライムのジュレ、マンゴーのコンポート、ビスキュイジョコンドで構成されています。

発表会では、ビッシュ サレントの味を、試食用にワンプレートスイーツで再現したものが振舞われました。口に含むとフレッシュなマンゴーの香りが広がり、ライムの軽やかな酸味がマンゴーの甘さを一層引き立ててくれます。それなのに後味はあっさりしていて、ずっと食べていたいお味でした。

チーズケーキ イスパパン¥7560

ピエール・エルメのケーキの中でもトップの人気を誇る「イスパパン」がなんとベイクドチーズケーキになって登場です。

サブレ、フランボワーズ風味ビスキュイ、ローズ風味のベイクドチーズケーキ、ライチ入りフランボワーズのコンポート、ローズ風味のチーズクリームで構成されています。

食卓が華やぐキューティーでエレガントな見た目、かわいいという言葉では形容しきれない、ピンク色のベイクドチーズケーキ。ローズが上品に香る濃厚なベイクドチーズケーキとフランボワーズ風味のビスキュイが重なり合い、ホールケーキの見た目からは想像できない驚きを感じる逸品です。

フロコン オルフェオ¥7560

フランス語で“雪の結晶”を表すクリスマスケーキ「フロコン」。

ドーム型のフォルムと、デコレーションされた幾何学模様のチョコレートプレートの組み合わせが、さまざまな想像力をかき立てます。

ビスキュイショコラ、ガナッシュアラグアニ、ガナッシュモンテアラグアニ、ヘーゼルナッツプラリネクリームから構成されています。

カットした断面を見ると、何層もの計算され尽くした味の重なりがあり、いかにこだわって作られているかがわかります。濃厚なガナッシュとプラリネクリームに使われているヘーゼルナッツの風味が口いっぱいに広がり、新しい味に出会えた気分になれるチョコレート好きにはたまらないケーキです。

ノマド プレジール シュクレ￥7290（送料込み）オンラインブティック限定

個人的に1番の注目はこちら。ブランドを代表するガトーのひとつ「プレジール シュクレ」が、公式オンラインブティック限定の冷凍ケーキになって登場です！

ダコワーズノゼット、ヘーゼルナッツ入りプラリネフィユテ、ガナッシュショコラオレ、ブラックショコラオレ、シャンティショコラオレで構成されています。

丸みのあるフォルムがかわいらしいこちら。パリパリサクサクの食感や、濃厚で舌ざわりの滑らかなチョコレートのおいしさが自宅で楽しめる喜びを、心ゆくまで味わって。

ビュッシュ アーリア ￥18360 （青山ブティック限定）

“色彩のパーカッショニスト”と呼ばれるジャンパオロ・パーニ氏と初の協働。

彼のデッサンによるアーティスティックなデザインと、ピエール・エルメ氏の手による頭では理解されるものではない『味覚の構築』が合わさり、体現されたのがビュッシュ アーリアなのだそう。

サブレ、パウンドケーキ、プラリネ、クリームに至るまでピスタチオをふんだんに使い、存在感のある一品となっています。

ピエール・エルメ・パリのクリスマスケーキをご紹介しました。みなさんも、新たな味に出会う旅をしてみませんか？紹介しきれなかったラインナップや詳細は公式ページをチェック！

「ピエール・エルメ・パリ 2023年クリスマスケーキ」
■予約開始時期：2023年10月上旬
■販売・受渡期間：2023年12月20日（水）～2023年12月25日(金)
■販売場所：ピエール・エルメ・パリ 青山、他直営ブティック、オンラインブティック
※商品により展開期間が異なります。
※状況により、提供できない場合があります。

問い合わせ先
ピエール・エルメ・パリ 青山
住所：東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山 1・2F
電話：03-5485-7766