断面萌えに挑戦!第9回はフルーツサンド
前回の食物繊維たっぷりな「オートミールクッキー」に続き、今回は、ミルキーな生クリームがたっぷりと入った「フルーツサンド」。
近藤幸子さんが教えてくれた一番のポイントは、生クリームの硬さ加減です。お好きな旬のフルーツと生クリームを思う存分入れて、断面萌えに挑戦してみては?
近藤幸子さんの
一緒に作ろう「おやこおやつ」
#9 フルーツサンド
5月からいろいろ作っているおやつですが、今回は、娘たちが作ってみたい!! と熱望していたフルーツサンドに挑戦です。
フルーツサンド、生クリームとフルーツをはさむだけで単純に思われがちですが、食べた時の食感やきれいな切り口に仕上げるためには多くのコツが必要です。
動画だからこそしっかりお伝えできそうなので、ぜひ好きなフルーツを使っておうちで思う存分食べてください!(近藤幸子さん)
ミルキーで濃厚
「メロンフルーツサンド」の作り方
材料
作りやすい分量
・食パン(8枚切り) 4枚
・メロン 1/4個
A
・生クリーム(乳脂肪47%のもの使用) 1カップ
・砂糖 大さじ2
・練乳 大さじ1
1 メロンは皮をむき、2〜3cm角ぐらいの大きさに切り、冷蔵庫で冷やす。
1 ボウルにAを入れ、氷を入れたボウルにのせて、泡立て器で泡立てる。
3 クリームが、泡立て器からとろりとゆっくり落ちる程度になったら、
慎重にクリームの様子を見ながら、若干ぼそっと硬くなり、泡立て器を持ち上げてもクリームが落ちない硬さまで混ぜる。
4 パン2枚に生クリームを1/2カップ程度のせて広げる。
5 切る断面を考えてメロンを置く。
上に残りのクリームをたっぷりのせる。この時も手早く大きく塗り広げる。
6 ラップでしっかりと全体を包み、冷蔵庫で30分ほど冷やす。
7 ラップをはずし、あればパン切りナイフで押し付けないようにゆっくり前後に刃を動かして耳を落とす。
パンを軽く押さえながら、同じように刃をうごかして4等分に切る。
メロンや生クリームをつまみ食い…
大好きな「フルーツサンド」の出来上がり!
point!
*フルーツは好みのもので。いちご、マンゴー、メロン、ぶどう、キウイ、バナナなど。
*生クリームに練乳を加えているので、よりミルキーで濃厚になり、食パンの塩気にもよく合います。
*生クリームは乳脂肪分高めの方がクリームの水分が出にくく硬く泡立つのできれいに仕上がります。
*植物性のホイップクリームではなく、動物性脂肪の生クリームでぜひ。ただ、生クリームはデリケートなので氷水に当てながらしっかり冷やした状態で泡だてないと、すぐボソボソ分離します。
*今回の一番のポイントはクリームの硬さ加減です。分離するちょっと手前、ツヤがなくなって少しだけボソッとするぐらいがベスト! 泡立て器をゆっくりくるくる回しながら、様子をしっかり観察して見極めてください。
*フルーツサンドを切る時、クリームがナイフについていると断面が汚れるので、その都度キッチンペーパーなどでふき取ると良いです。
子どもの感想、反応は?
「どうやって切るか考えてからメロンを置くんだよ」とアドバイス。2人ともそれぞれ、切る方向を考えながら断面がきれいになるようにメロンのサイズや置く場所を考えていました。(近藤さん)
「おいしくて、ほっぺいっぱいに頬張っちゃいました♡」(お姉ちゃん)
「切った断面がきれいで、大好きなフルーツサンドを思いっきり食べられて嬉しかった!」(妹)
子どもと一緒にチャレンジしてみてくださいね。
次回はどんなおやつのレシピかお楽しみに!
近藤幸子 Sachiko Kondo
料理研究家・管理栄養士
6歳違いの二人の娘の母で、家事や育児に忙しい日々から生み出される工夫の詰まったレシピが大人気。著書に『がんばりすぎないごはん』『丸めないハンバーグ、包まないシュウマイ。』『味が決まる!レシピがいらない中火で8分蒸し』など。
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