料理家/発酵マイスターの榎本美沙さんが、季節の美味しくて栄養価の高い食材を、素材のよさを生かして楽しむレシピをご紹介。毎日の食卓に大活躍する“体に優しい料理と保存食”をお届けします!
10月後半の“旬”
「生落花生の炊き込みご飯」レシピ
この時期にしか手に入らない「生落花生」。
「生落花生って、おいしいのかな、どうやって調理するのだろう?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実はごはんと一緒に炊くだけでおいしい炊き込みごはんに!
いり落花生とはまた違った味わいで、ほっこり食感。
甘みがあり、やみつきになります。
そして、この炊き込みご飯にぜひ合わせて欲しいのが”焼き味噌”と”すだち”。
焼き味噌は、みそをトースターで焦げ目をつけるだけ。
みその深い香ばしさとすだちの香りが、炊き込みご飯と相性抜群なのです。
今だからこそ、落花生本来の味、ぜひ楽しんでみてくださいね。
材料(作りやすい量)
- 米 2合
- 生落花生(鞘つき) 300g
- 酒 大さじ1
- 塩 小さじ1と1/4
- 焼きみそ、すだち 各適量
作り方
- 米を研いで水に浸しておく。
- 生落花生は水洗いし、殻を剥く。
(※指で側面から力を入れると開きます。)
3.炊飯器の内釜に米、酒を入れてから2合の目盛りまで水を入れ、塩を加え軽く混ぜ、炊飯する。
4.器に盛り付け、焼きみそ(作り方は下記参照)、すだちを添える。
- ポイント【焼きみその作り方】
アルミホイルに油少々を塗り、みそを広げ、トースターで5〜6分焼き目がつくまで焼く。
製作・撮影/榎本美沙
榎本美沙さんの『旬を食べつくす日々の食卓』は、毎月2回更新。
次回の旬のレシピもお楽しみに!
発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。著書『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)が2024年2月に発売、その他の著書に『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(ともに主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。
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