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FOOD

プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつ

材料3つだけ!「栗の濃厚ポタージュスープ」レシピ【プラントベース】

  • 池田清子

2021.10.03

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プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつ

栗が美味しい季節になりました!
栗の甘味を楽しむ濃厚ポタージュスープ

栗を湯がいて皮を剥くのですが、剥くのが大変な場合はスプーンでかき出してもOK。最終的にミキサーで撹拌してしまうので、ボロボロになってもお気になさらず。

秋到来!ということで芋・栗・かぼちゃが旬の時期になり、私は気分もホクホクでございます。

今回は、栗を使ったポタージュスープ。

材料はたったの3つだけ。シンプルな味付けですが、味は濃厚!

少量加える塩麹が、栗の甘味を引き立てます。

材料は、栗・豆乳などの植物性ミルク・塩麹の3つだけ!

また「栗を茹でて皮を剥く(or スプーンでかき出す)のが大変」という場合は、焼き栗でも代用可能です。

「焼き栗」を使って、簡単に作ることもできます(栗の風味は「茹で栗」の方が強いように感じます)。鬼皮付きで売られている「焼割栗」(写真は有機焼楽栗®︎)がお気に入りです。

仕上がりに黒胡椒、そしてほんの少しシナモンを振ると、栗の甘味と相まって

ふわ〜っと秋風が吹き抜けるようです。

シナモンは、完成後にお好みで少量からお試しください。

ポタージュスープで、いつもとはまた違った栗の味わいをお楽しみください。

材料 2人分

  • 栗(茹でて鬼皮と渋皮を剥いたもの/もしくは茹で栗を半分にカットし、スプーンでかき出したもの)……120g前後(約10g/個)
    ※または焼き栗でも代用可能。焼き栗の場合は少し量を増やして150g前後使用すると同等の甘みが感じられます
  • 豆乳などの植物性ミルク……300cc
  • 塩麹……大さじ1/2

トッピング

  • 栗……1個
  • お好みで……黒胡椒、シナモン、イタリアンパセリ等

栗の下処理(茹で方)

  1. 栗は流水で洗い、ボウルに入れて水を加え、一晩浸水する。
  2. ボウルの水を切り、栗を洗う。鍋に栗と栗がたっぷりの水を加え、塩(小さじ1程度)を入れる。中火で加熱を始め、煮立ったら弱火にして更に30〜40分煮る。
  3. 水に浸けたまま、粗熱が取れるまでおいておく。粗熱が取れたら、鬼皮と渋皮を剥くor半分にカットし、スプーンでかき出す。

作り方

  1. トッピング以外の材料を全てミキサーに入れ、滑らかになるまで撹拌する。トッピングの栗は5mm角に刻んでおく。
  2. 器に盛り、刻んだ栗(お好みで黒胡椒・シナモン・イタリアンパセリ)をトッピングして完成。

※仕上がりは常温になります。お好みで温めて、もしくは冷やしてお召し上がりください。



column

栗の栄養素は糖質がメインですが、ビタミンCやビタミンB1・B6の他、カリウム・カルシウム・鉄分・亜鉛などのミネラルも含まれています。

そして、なんとびっクリ!

この可食部である渋皮と実の部分は栗の「」に当たり、

一番外側のイガの部分が「」。

硬い皮(鬼皮)の部分が「果肉」なんです。

鬼皮が果肉……何故に?という疑問がいささかありますが

食べる部分が「種」ということは、当然生命力もありますね。

微量ですが、タンパク質も含まれています。

そして、秋野菜の代表=芋・栗・かぼちゃのいいところ!

これらは本来熱に弱いビタミンCがデンプン質に守られているので、加熱しても消失しにくいという特徴があります。

加熱して食べることが多い、秋野菜。自然の摂理の素晴らしさを感じます。

池田清子 Sayako IKEDA

アスリートフード研究家

ビオトープ株式会社代表。夫は7年連続日本代表マウンテンバイクプロライダー、池田祐樹。菜食・プラントベースを主とした「細胞から健康的に強く美しくなる」食事の研究と発信を行う。2014年より自身もサイクリング・ランニング・筋トレを中心とした運動をスタートし、国内外での大会出場経験も多数。著書に『EAT GOOD for LIFE』至上最高の私をつくる「食」×「ながらトレーニング」』『野菜のおいしい食べ方』https://biotope-inc.co.jp https://biotope-inc.co.jp

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