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FOOD

プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつ

体内の熱を放出!担々風 きゅうりの冷や汁

  • 池田清子

2021.08.28

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プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつ

白砂糖&卵不使用!プラントベースの極上なめらかプリン

卵・乳製品不使用プリン。ほんのり色付いたクリーム色は、メイプルシロップとバニラエクストラクトの色味。

プリンといえば、卵。プラントベースのライフスタイルを始めてからはご無沙汰しておりましたが、植物性原料だけでプリンに負けるとも劣らない、なめらかな舌触りを実現しました。

絹のようになめらか且つプリンとした食感で、濃厚な味わいです。

また、今レシピでは白砂糖も使用していません。プリンにはメイプルシロップを、通常グラニュー糖で作るカラメルには、みりんを使用しています。

*トッピングに使用した豆乳ホイップの製品自体には砂糖が使用されています

アレルギーをお持ちの方や動物性食材を控えている方、白砂糖を避けている方にも楽しんでいただけるレシピになっています。

材料 4個分(175ml程度/個)

左上から時計回りに、豆乳・バニラエクストラクト・茶こし・粉寒天・本葛粉・メイプルシロップ・みりん。みりんは耐熱容器に注いで軽量すると、そのまま電子レンジにかけられます。

<プリン>

豆乳……600ml

メイプルシロップ……120ml

粉寒天……小さじ1/2

本葛粉……小さじ2 *今回は微粉末タイプを使用。ではなく本葛を使ってください。

バニラエクストラクト……小さじ1弱  *バニラエッセンスとは異なります

<シロップ>

みりん……120ml

<今回のトッピングに使ったもの>※量はお好みで

乳製品を使っていない豆乳入りホイップ

フルーツ(いちご・ブルーベリー・スペアミント・いちじく)

今回使用した豆乳入りホイップは、実は友人から教えてもらって初めて使ったもの。近所のいわゆる一般的なスーパーマーケットで取り扱っていました。フルーツと併せるので、特に砂糖は加えずに泡立てました。

<あると良い調理器具>

茶こし(味噌こしでもOK)

作り方

  1. プリンを作る。鍋にバニラエクストラクト以外の材料を全て入れ、寒天と本葛粉をよく溶かしてから(ここが最大のポイント。ブロックタイプを使用する場合や溶けにくい場合はそのまま5分ほど置いておく)、中火にかける
  2. 寒天と本葛粉がダマにならないように注意しながら、木べらなどでゆっくりとかき混ぜる。手を止めずに動かし続けることと粉が鍋底に溜まって焦げやすいので鍋底からしっかり混ぜる
  3. 中火にかけてから大体5分位すると細かな泡がブワ〜と上がってくるので、火を止める。
  4. バニラエクストラクトを加えて手早くかき混ぜ、茶こしでこしながら容器に注ぐ(最後に型から外す場合は、外れやすいように予め容器を水で濡らしておく)。寒天の特性上、冷めてくると常温でも固まってしまうので、ここはスピーディーに。粗熱を取ったら冷蔵庫に入れ、3時間程度冷やす。
  5. シロップを作る。鍋にみりんを入れ、半量くらいにカサが減るまで(約2分程度)煮立たせる。またはみりんを耐熱容器に入れ、ラップをせずに電子レンジで600W・3分〜4分程度加熱する。とろみがついて、香りを嗅いでアルコール成分が飛んでいれば、出来上がりの合図。粗熱を取って、常温または冷蔵庫で冷やしておく。
  6. 冷やし終えたプリンにのシロップをのせて、完成。お好みで、ホイップやフルーツを飾る。

左:本葛粉と粉寒天を加えたところ。このまま火にかけずに、しっかりと溶かしてから加熱する。右:鍋全体に沸騰しているような細かな泡が立ったら、火を止めて手早くバニラエクストラクトを加えます。

しっかり固まるけれど、なめらか〜なプリンの完成。今回は瓶に入れてみましたが、もちろんプリンカップで作って型から外しても、崩れません。



column

今回使った愛用材料のブランドを紹介します。

体に優しくて、美味しい。手間を惜しまず伝統的な製法を守り続けている製造者を、消費者としても応援していきたいです。

2年がかりで製造・熟成「三州三河みりん」

みりんには「本みりん」と「みりん風調味料」があります。

「本みりん」はもち米・米麹・アルコールを時間をかけてじっくりと糖化・熟成して造られたもの。

「みりん風調味料」はブドウ糖(または水あめなどの糖類)・米・米麹・うまみ調味料・香料などを調合し、短い期間で造られたもの。

みりんに限らずですが調味料は割と頻繁に使うからこそ、しっかりと時間をかけて熟成され、できるだけ混ぜ物が無いもの選ぶことを私はおすすめしています。

三州三河みりんは、1910年創業。

私はもうかれこれ15年ほど愛用している調味料の一つですが、伝統的な製法で愚直に造られていることが味からも伝わってきます。

南九州産本葛100%使用、伝統的な製法で「オーサワの本葛」

葛は、マメ科の植物で、葛の根から抽出したデンプンのことを本葛(葛)と言います。

100キロの葛の根から、手間暇かけてさまざまな工程を踏んだのち……最終的に本葛になるのは7〜10kgだそう!とっても希少ですね。

一切混ぜ物を入れず、葛の根100%使用したものだけが「本葛」と名乗ることができます。

一方、葛粉や吉野葛はジャガイモやサツマイモなどのデンプンが含まれています。

本葛は舌触りも滑らかで、純粋にとっても美味しい!私はよくこの本葛粉で、葛餅も作ります。

消費者として、微力ながら昔ながらの伝統も守っていけたらと思っています。

プリン感を出してくれる影の王者…バニラエッセンス恐怖症からの脱却「オーガニック バニラエクストラクト」

一般的に【バニラエッセンス】は食品添加物の部類に入る香料製剤で、エタノールとグリセリンを混ぜて作るなど、バニラビーンズ自体は入っていません。

【バニラエクストラクト】とは、バニラビーンズを水とアルコールにつけて、数年かけてバニラ液を抽出したもの。

私は正直バニラエッセンスの ”味” が苦手でした。でも、バニラエクストラクトの存在を知り、初めて使った時の衝撃といったら!

似ているようで、全く別物でした。上品なバニラの香り。そして、少量しか使っていないのに、美味しい。

こちらのバニラエクストラクトは、海外認証のオーガニック原料。化学香料の添加や、薬品を使ってのアルコール抽出もしていません。

少量ですが、このプリンには特に欠かせない材料の一つです。

一気にプリン感が増し増しです。声を大にして、一度でいいから使ってみて!とおすすめしたいです。

 

最後に、夫の感想。

「もうプリンそのもの。え、これみりんなの?ウンマ!」

スイーツ男子も気に入ってくれた模様。またすぐにでも作ろうと思います。

池田清子 Sayako IKEDA

アスリートフード研究家

ビオトープ株式会社代表。夫は7年連続日本代表マウンテンバイクプロライダー、池田祐樹。菜食・プラントベースを主とした「細胞から健康的に強く美しくなる」食事の研究と発信を行う。2014年より自身もサイクリング・ランニング・筋トレを中心とした運動をスタートし、国内外での大会出場経験も多数。著書に『EAT GOOD for LIFE』至上最高の私をつくる「食」×「ながらトレーニング」』『野菜のおいしい食べ方』https://biotope-inc.co.jp https://biotope-inc.co.jp

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