＜8月23日～9月22日のあなたの運勢＞うまくいかないことが多くても、焦らず自分らしいペースで！【Sayaの星占い今月の12星座運勢「星ごよみ」】

Saya

2023.08.23

SUN SIGN IN VIRGO（太陽がおとめ座に）

8月23日に太陽がおとめ座へ。おとめ座は、「労働」の星座。分析し、行動することが大切になりますが、おとめ座には行動や戦いの星・火星、思考や伝達の星・水星が滞在しているので、これまで行動したり、考えたりしてきたことが具体的な目標になっていきそうです。ただ24日からは水星が「逆行」し始めるので、いざ現実に移そうとすると、段取りが狂うことも。考え違いをしていることがあったと気づくことも。

そんななか、27日には火星がてんびん座へ移動。おとめ座のときは、完璧であろうとするあまり、相手のアラを見つけたり、批判したりに忙しかった人も少し変わってきそう。調和を目指すようになっていくでしょう。

ただ29日にはおうし座で自立や変革の星・天王星が「逆行」。9月4日にはここで拡大と保護の星・木星も「逆行」し、おうし座の象徴する〝豊かさ〟を大切にする世界では混乱も。

とは言え、愛と美の星・金星は、同じ9月4日にしし座で「順行」します。しし座の性質がネガティヴに出たときの、自己中心的になりすぎる傾向は落ち着き、ポジティヴな、楽しいエネルギーが表れてくるでしょう。

この間、31日にはうお座で満月が。うお座では現実化とルールの星・土星、境界を溶かす星・海王星が「逆行」しているので、8月中にモヤモヤが高まっても、満月を過ぎると、落ち着いてくるはずです。

とは言え、おとめ座での水星「逆行」は9月16日まで続くので、この頃までは予定が狂うことが起こりやすいでしょう。15日におとめ座で新月があるので、そこから仕切り直してスタート、ということも各方面でありそうです。

まとめると、しし座の金星「逆行」というのは、夏休みの子どもたちがワガママを言っているようなイメージです。一方、うお座での土星、海王星の「逆行」は、2学期を前に不安が高まるような感じですね。そんな状態が9月に入るとだんだんに落ち着いてくる。でも、学校が始まって、実際にいろいろ取り組んでみると大混乱もある。必死に仕切り直していたら、9月も中旬になってしまうと言ったところでしょうか。うまくいかないことが多くても、あまり焦らないこと。自分らしいペースでやっていくよう心がけてくださいね。

おとめ座に太陽が入るこの時期は、北半球の多くの場所では子どもたちの学校が始まります。たっぷりと遊び、自由時間を楽しんだ夏休みのあとで、規律正しい学校生活に戻る。健康的な生活を送り、自分の体調を整えて、学んでいく。その時期をイメージしてもらうとわかるのですが、おとめ座ではわたしたちは自分の心身の状態をよく観察して、整えていく姿勢が必要になります。

そこで選んだ１冊目は、アンドルー・ワイルの『癒す心、治る力　自発的治癒とは何か』。わたしの手元にあるのは発売から2年足らずで、なんと14刷。邦訳の初版は1995年ですから、30年近く前なのですが、今も色褪せることのない名著だと思います。

東京でも米軍横田基地からの有害物質（有機フッ素化合物）が飲料にも使われる地下水を汚染していたとわかり、盛んに報道されていますから、怖い思いをしているママも大勢いると思います。環境汚染や代替療法などに関心のある人にとってはバイブルのような本なので、今こそ読み返したいと選んでみました。

実は、わたしも数年前から、クラシカルホメオパシーという代替療法を学んでいるのですが、専門家になろうというよりは、むしろセルフケアのため。自分だけでなく、家族や親しい人たちのケアをしたくて、始めたことです。これからの高齢化社会、お医者さまやお薬に頼りすぎることなく、主体的に自分の心と身体を観察し、ナチュラルにケアしていく姿勢はきっと誰にとっても大切になっていくでしょう。

２冊目は、『理想のわたしになる！　最強のセルフプロデュース術』（きこ書房）。魂の面からコーチングを説いたおもしろい本。読んだのは、まだ会社員編集者だった30歳くらいでしょうか。多忙なエディター時代のこと。年に一回くらい遅刻をしてしまうことがありました。

そんなとき、この本に出会い、「アドレナリンで走りつづけるのをやめて、約束の15分前には着くようにする」という項目を読んで、「そうか、アドレナリンやカフェインを燃料に走っているから、疲れているし、成果も上がらないのかも」と気づいたのです。それから20年以上、できるだけこの「15分前到着」を実践しています。

「この人は遅刻もドタキャンもしない」という約束を守る姿勢は、締め切りにも言えること。いくら才能があっても、締め切りを守らなかったり、クオリティの低い、誤字脱字ばかりの原稿を送っていたりしたら、だんだんに仕事は来なくなってしまうでしょう。仕事を始めて、2024年の春でちょうど30年ですが、きちんとした会社から長くお仕事をいただけるのは、能力でも何でもなく、ごく当たり前のことを続けてきて、それによって信頼を得られたからという気がします。

アドレナリンで走っているときは、がんばっているつもりでも、実は、成果が上がっていないことがほとんどです。マルチタスクでいろんな仕事をこなしているつもりでも、ミスや遅刻が多いとやり直しになり、時間は倍どころか、何倍もかかってしまうでしょう。自分だけならまだしも、相手の時間も奪うことになり、相手の心証が悪くなるために、運も落としてしまう。それくらいなら、予定を詰め込まずに、ひとつひとつの案件に集中し、ていねいに仕上げるほうがずっとタイパはいいのです。そう、最近言われているタイムパフォーマンスの基本を身につけられるような本だと思います。