物価高騰が続く今、LEE読者の「やめたいムダ使い」を調査したところ、消費期限が切れていたり、傷んで捨ててしまう…という“食品ロス”が85%と圧倒的な数字で1位となりました(ちなみに、光熱費関連が2位、使い捨て製品の購入が3位と続きます)※。サラダやおひたし用に購入した葉物野菜がすぐに傷んでしまったり、まとめ買いして冷凍保存したはいいけれど、いざ食べるときには冷凍焼けしていたり…そんな経験がある方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は長期間鮮度を保ってくれる画期的な冷蔵庫、AQUAの「TXシリーズ」の魅力を探るべくショールームにお伺いして取材してきました。驚きの仕掛けを備えた野菜室や、10日間もひき肉のフレッシュさを保つチルドルーム、冷凍焼けしない冷凍室のほか、使い勝手もバッチリの「TXシリーズ」の魅力をご紹介しましょう。
※2023年9月6日~10日の期間、LEE100人隊33人にアンケートを実施。
メイン料理の食材ではないかもしれないけれど、冷蔵庫の野菜室にフレッシュな野菜がたくさん入っているとうれしくなりますよね。AQUAの「TXシリーズ」で一番と言ってもいいくらい気に入っているのが、冷蔵室の扉を開けると、その下にある野菜室の野菜が引き出しを開けなくても見渡せること。そう、「TXシリーズ」の冷蔵室の底面はガラスになっているのです。こんな驚きの仕掛けになっているだけで、何だかワクワクしてくるではありませんか。
冷蔵室を開けて、野菜室を開けて「うーん、どうしようかな」と考えなくても、チルドルームに保存してある豚バラ肉のスライスを見ながら、「キャベツと玉ねぎの残りが半分と、もやしとニラがあるから野菜炒めにしよう。ニンジンの残りも入れようかな」とか「白菜がまだたっぷりあるから、ミルフィーユ鍋なんていいかも」というように献立を考えやすくなるというわけ。これって、野菜をムダなく使うことにもつながるから、食品ロス解消になりますよね。しかも、野菜室の引き出しを開けなくてもいいので、電気代のムダも防ぎ、さらには野菜室の温度や湿度の変化が少ないため、鮮度保持にもつながるのです。
続いて、野菜室の引き出しを開けてみましょう。ここは上段のバスケット、下段手前の野菜ケース、下段奥のうるおいエリアの3つに分かれています。上段のバスケットには鮮度保持用のツインLEDライトが搭載されていて、トマトなどの実もの野菜の軟化やジャガイモの発芽を抑制する働きがあります。
手前の野菜ケース部分は、通常だとペットボトルなどを入れているご家庭も多いのですが、TXシリーズはとにかくたっぷり野菜を入れてほしいということで、深さを抑えめにして、ペットボトルが入らないようにしてあります。写真のようにパプリカなどを入れるもよし、立てておきたいキュウリやアスパラなどを入れるもよし。ちなみに、冷蔵室のドアポケットには2Lのペットボトルが左右合計で4本入るので、ご安心くださいね。 出色が下段奥のうるおいエリアです。ここは、上段のバスケットと下段手前の仕切りによる半密閉構造と、専用の送風口からアルミプレートに冷気を当てることで発生する輻射冷却により、低温・高湿環境を実現させて、野菜の乾燥や栄養の減少を防いで、おいしさを長く保ってくれるのです。
葉物野菜は持ちが悪くて、食べたいものや作りたいものを優先させるよりは、「このレタスや小松菜、早く食べなくちゃ!」という義務感を優先させがちですよね。でも、このうるおいエリアに入れた野菜はラップをしなくてもフレッシュさを保つので、いつでも食べたい気持ちを優先させてお料理ができるのですからうれしくなります。これまで野菜室に不満を抱いていた方は、TXシリーズの野菜室だけでも魅力いっぱいに感じることでしょう。
特売になっていた肉類や、近海もののおいしそうな魚やお刺身、いくらあっても困らないひき肉や鶏むね肉など、まとめ買いをしたいけれど保存がちょっと…そんな心配もTXシリーズならご無用です。なぜなら、ひき肉でさえも10日間もフレッシュに保存できる心強いチルドルームがあるから。解凍の手間が不要なうえ、一度に食べ切れなくても大丈夫なのでお求めやすいときにまとめ買いができるのはうれしいですよね。
一見、どれも同じように見えるかもしれませんが、TXシリーズのチルドルームは『W間接冷却チルド』という最新の鮮度保持機能を搭載しているのです。これは専用の送風口からチルドルームの上下に設置したアルミパネルに冷風を当てて冷やし、その輻射冷却を利用してチルドルームを恒温化し、上下からはさみ込むように冷やすというもの。先ほど説明した野菜室の「うるおいエリア」と少し似ていますね。 「恒温化」というのは、温度変化を抑えることで、開閉によって温度が上がっても速やかに冷やし、食材の傷みの原因となる菌の繁殖を抑え、食材に直接冷風を当てない輻射冷却によって乾燥を防いで食材の鮮度を長く保つのです。
ここまで野菜室とチルドルームの魅力をご紹介してきましたが、ホームフリージングした食品のほか、お取り寄せの食品やお弁当に便利な冷凍食品など冷凍室の機能や容量も気になるところですよね。AQUAの「TXシリーズ」にはドリップを抑制する独自の冷凍技術「おいシールド冷凍」が搭載されているため、冷凍焼けを防いで長期間おいしさを保つところがすごいのです。
例えば、食パンや厚切りのステーキ肉、お刺身の柵などを丁寧にラップに包んでジップ付きの保存袋に入れて冷凍しても、なぜだか霜がついてしまうこと、ありませんか? こうなってしまうと、ふわふわのうちに冷凍した食パンもトーストするとパサついたり、肉やお刺身を解凍するとドリップが出てしまったりでがっかりです。
これは実は、冷蔵庫の自動霜取り運転時に発生する暖気で食品の温度が上がって水分が出てしまい、それがまた冷凍される…ということが起きているからなのです。でもTXシリーズでは、冷蔵庫の自動霜取り運転時にファンの隙間から流入する暖気をシャットアウトする構造にすることで、冷凍室内の温度変化を抑えることに成功しているのですね。これによって、食材を霜つきから防ぎ、冷凍した食品の食材のうま味や触感を損なわずに長期間おいしさを保てるというわけなのです。
上下2段ある冷凍室は容量もたっぷり。お子さんがいると1年中氷をよく使ったりするかと思いますが、製氷トレーもビッグサイズで氷切れの心配がありません。しかも取り外して収納スペースにすることもできるので、年末にかけてお取り寄せの食品が届いたときなどには、下段にそれをしまって、食パンなどすぐに食べる予定の食品をここに収納しておくなど臨機応変に使えるので便利ですよ。
実はまだまだほかの冷蔵庫にはない素敵なポイントがあるのです。冷蔵室の扉を開けるとあれ、これまで見たものとどこか違うなあと感じる理由は、冷蔵室内の天面と背面に設置された大きなLEDの照明パネルがまるで間接照明のように冷蔵室内を照らして、食品を浮かび上がらせてくれるから。内装がホワイトではなくグレーというのも高級感を感じさせて、食材を美しく映えさせるのです。
単においしそうに見えてうれしいというだけでなく、食品の見落としを防ぐという点でも皆さんが気になる「食品ロスを防ぐ」という願いをかなえてくれますよね。
そしてもう1つ、ちょっと微笑んでしまうようなコミュニケーション機能も搭載されています。扉の上部に人感センサーがついていて、人が近づくと冷蔵室の扉の下部に備えられたLEDステータスバーがふわりとやさしく光って、運転状況などを知らせてくれるのです。通常はライトブルーに光りますが、これは「ようこそ!」という意味のWelcomeライト。ほかにも節電モード中はグリーン、もしも製氷用給水タンクが空の場合はイエローなど、冷蔵庫の状態を7つの光の色でお知らせしてくれます。 冷蔵庫は24時間365日、常に食品を冷たく保存してくれる、なくてはならない大切な存在ではありますが、無言でそこにいるだけで大きな家具のような感じです。TXシリーズのこんな美しいコミュニケーション、何だかとてもいいなあと思います。
最後にTXシリーズのデザインや使いやすさ、省エネ性についてお話ししましょう。最近は「横幅スリムで大容量」という冷蔵庫が増えていますが、その分、奥行がかなりあって前に突き出してしまうのがネックだったりします。このモデルはキッチンカウンターと面をそろえやすい奥行き667mmの薄型設計。人が通りやすく、キッチンのスペースを広々使えるのはもちろん、冷蔵室の最上段の奥まで手が届きやすいのです。
とはいえ、庫内容量は501Lと大容量なので、お弁当作りをしたり、食べ盛りのお子さんがいたり…というご家庭でも安心。年間消費電力量の数値を見てもしっかり省エネ性を保ち、静音性の高さも魅力です。そうそう、最近の大型冷蔵庫はかなり値が張りますが、AQUAの母体は世界ナンバー1の白物家電企業のハイアールなので、部品調達などのコストが抑えられていて、デザインや機能の高さを鑑みると、抜群のコスパのよさだということも忘れてはならないポイントかなと思います。
- ブランド:AQUA
- 商品名:5ドア冷凍冷蔵庫「TXシリーズ」
- 品番:AQR-TXA50N
- 色:マットクリアブラック、マットクリアホワイト
- サイズ:幅700×奥行き 667×高さ1850mm
- 定 格 内 容 積:501L
- 質量:139kg
- 価格:オープン価格
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Staff Credit
撮影/藤澤由加 スタイリスト/今田 愛