シンプルな着こなしが多くなる夏は、気のきいたアクセサリーの出番！　Tシャツやブラウスなどの着慣れたトップスも、シルバーやゴールドの輝きがプラスされるだけで、見違えるほどおしゃれに。そこで、アクセ使いに定評のあるスタイリスト石上美津江さんが、手持ち服に合う今年らしい取り入れ方を指南。楽しく重ねづけして、夏コーデを新鮮にブラッシュアップ！

Technique 01
「辛口なコードネックレスでカジュアルをキリリと引き締めて」

ピアス（SV925）￥8800／ショールーム ロイト（ニナ・エ・ジュール）

バングル（SV925）￥29700・リング（右手人さし指）（SV925+黒檀）￥13200・ダブルリング（左手人さし指）（SV925）￥12100／アダワットトゥアレグ

ネックレス（SV925）￥122100／アルファ PR（ジル プラットナー）

都会的でありながら、クラフト感のあるコードアクセは、幅広い着こなしに合う懐の深いアイテム。「細いけれど存在感があって、大人のカジュアルにまさにピッタリ。縦長ラインで細見え効果も期待できます」（石上さん）

Technique 02
「黒のスクエアアクセがあれば誰もがクラシカル上手に！」

1.ピアス（K18YG×オニキス）￥70400・2.リング（左手人さし指）（K18YG×オニキス）￥162800／ホワイトオフィス（ジジ）

3.リング（左手中指上）（K10+K18YGプレーティング×ブラックダイヤモンド）￥44000・リング（左手中指下）（K10YG+K18YGプレーティング）￥15400・リング（右手人さし指）（K10YG+K18YGプレーティング）￥29700／アルティーダ ウード

「手元をモダンに印象づけてくれるオニキスやブラックダイヤモンドなどの黒いカラーストーンに注目。ツイードなどのやや甘め服も、黒をちりばめればレトロに転びすぎず、ちょうどいいクラシカル感に着地します」（石上さん）

Technique 03
「色も大きさも異なるカラーストーンで可憐なリズム感をON」

1.パープルストーンリング（右手人さし指）（K18YG×アメジスト）￥126500・2.グリーンストーンリング（左手中指）（K18YG×ペリドット）￥279400・3.水色ストーンリング（右手薬指）（K18YG×アクアマリン）￥118800・ゴールド3連リング（右手中指）（K18YG）￥135300・ゴールドダブルリング（左手人さし指）（K18YG）￥81400／マリハ

一粒でもキャッチーな色石を、たくさん並べて手元を盛り上げて。「複数個つけるなら、地金は華奢なゴールドが正解。寒色系カラーストーンには、暖色の服を合わせるとリングが引き立ちます」（石上さん）

Technique 04
「構築的なデザインのイヤーカフで耳元にモダンなムードを漂わせる」

リング（人さし指）（K18YG×白蝶真珠バロック）￥107800／カドー六本木ヒルズ店（カドー）

1.ゴールドイヤーカフ（SV925×K24Gプレーティング）￥22000・2連リング（中指）（SV925×K24Gプレーティング）￥38500／ブランイリス トーキョー（ブランイリス）

2.パール付きミニイヤーカフ（K10YG×淡水パール）￥15000／ジュエリーツツミ

耳元アクセのレギュラーにすっかり定着したイヤーカフ。「今季は、曲線使いやパール、ストーンをあしらったインパクトのあるデザインが豊富。目を引く形状がつける人を高感度に見せてくれます」（石上さん）

Technique 05
「ミックスカラーのビーズネックレスで遊び心をひと盛り」

ピアス（SV925）￥23100（サピア バシャール）・サングラス￥30800（ブラン）／モットハウス・トーキョー

バングル（SV＋真鍮）￥20900／パリゴ 銀座店（フィリップオーディベール）

ネックレス（オールドベネチアンガラスビーズ）￥16500・チェーンブレスレット（SV900）￥49500／UTS PR（フォークバイエヌ）

「単色使いだとやや子どもっぽい印象になるビーズネックレスも、マルチカラーだと洗練度が高まって大人向きに」（石上さん）

スタイリスト石上美津江さん

兵庫県出身。トラッドやフレンチテイストをきかせた可愛げのあるカジュアルが得意で、『LEE』『MORE』の看板スタイリストとして活躍中。センスに加えてその明るいキャラクターで、モデルや女優からの信頼も厚い。

幅広いテイストがそろう今夏はアクセの当たり年！

「重ね着したくない暑い夏。かといって、カジュアルトップス一枚だと＂普段着感＂が出すぎてしまって、お出かけには適さないことも。そんなときは、アクセサリーの力を借りて盛り上げを！　かくいう私も、実は昨年までアクセで＂盛る＂のがあまり得意ではなかったのですが、秋にピアスホールを開けて以来、その楽しさを再発見。

この夏は、存在感のあるシルバーを主役に、上品なゴールドを重ねたり、黒の色石を取り入れてみたりと新鮮見えする方法をいろいろ試しているところです。今年はメキシカンジュエリーの復活などもあり、選択肢が本当に豊富。

手持ちのものと違ったテイストのアクセを手に入れ、自由に組み合わせてみるのも楽しいですよ！」（石上美津江さん）

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撮影／曽根将樹（PEACE MONKEY）（人物）　魚地武大（TENT）（物）　ヘア＆メイク／廣瀬浩介　スタイリスト／石上美津江　モデル／優木まおみ　取材・原文／栗田瑞穂
※価格の前の（　）は素材を表し、SV＝シルバー、YG＝イエローゴールド、KGF＝ゴールドフィルドの略です。

こちらは2023年8・9月合併号（7/7発売）「カジュアル派こそ、夏はアクセサリーで盛り上げる！」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示（2023年8・9月合併号現在）です。

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