#66/シリウス「スイトル スティック」
こう暑いとお掃除も面倒になりますね。気が付いたときにサッと掃除ができる軽くて使いやすいコードレススティック掃除機なら、少しはやる気が出そうです。見た目もスリムでスタイリッシュ、しかも充電スタンドや布団ブラシなどのツールも充実していて2万円を切る価格でコスパも抜群。そんなシリウスの「スイトル スティック」の魅力をご紹介しましょう。
目次
数々のデザイン賞を受賞しているデザイナー小西哲哉氏によるムダのないデザイン
今や、掃除機はリビングやダイニングに出しておくのが当たり前になりました。とはいえ、インテリアに馴染むすっきりとしたデザインのコードレス掃除機は案外少ないものです。シリウスの「スイトル スティック」は、グッドデザイン賞をはじめ、海外の名だたるデザイン賞の数々を受賞している「exiii design」の小西哲哉氏によるスリムでスタイリッシュな見た目がポイント。ホワイトとブラックの2カラーそろっていますが、特におすすめはマットな質感のブラックです。
本体の重さも約1250gと、大手家電メーカーの最軽量スティックと比べても遜色のない軽さ。手首に負担がかからず、スイスイ掃除ができるところがいいのです。しかも耳障りなモーター音がしないんですよね。ヘッド部分には回転ブラシが付いていないので、観葉植物の落ち葉やコーヒー豆などの大きめの粒のゴミも詰まることなく吸い込みます。ゴミの上でヘッドを何回も持ち上げて吸引させるというようなストレスを感じる掃除から解放されますよ。
でも、自走するブラシがないと、ラグなどの上を進みにくいのでは?と心配になるかもしれません。いえいえ、ヘッドの両サイドにはローラーが仕込んであるので楽々進みます。強弱2つのモードがありますが、フローリングなら弱で十分。カーペットやキッチンマットの掃除なら強にすれば奥に潜んだ汚れもきれいになります。
ちなみに1回の充電で弱モードだと40分、強モードでは10分掃除ができるので、このあたりも必要にして十分と言えるのではないでしょうか。
便利なアイデアをよみがえらせた!お手入れ楽々の「ティッシュdeポイ」
「スイトル スティック」の大きな特徴の1つにお手入れの簡単さがあります。というのも、ティッシュをダストボックス内のフィルターの前にセットして使い、ゴミはティッシュごと捨てればOKという「ティッシュdeポイ」という仕組みを採用しているのです。
ここで裏話をすると、「ティッシュdeポイ」は、約20年前に三洋電機が「ティッシュでブロック」という名前で当時のキャニスター型のサイクロン掃除機につけていた機能と同じで、これをスティック用のフィルターに応用したもの。シリウスの代表である亀井隆平氏が元々同社出身で“三洋愛”にあふれていることもありますが、「便利なものは復活させればいい。決して退化したわけではない」という潔い姿勢から、今回の開発に至ったといいます。
実際に使ってみると、ゴミ捨て後にティッシュをフィルターにかぶせてセットする手間はありますが、一方でゴミ捨ては楽々。新聞紙やチラシの上で作業をして、ゴミが付いたティッシュをチラシなどでくるんで捨てるようにするのがおすすめです。もちろん、慣れればゴミ箱の上でティッシュごと捨てればもっと簡単。
紙パック式でない掃除機は、プリーツフィルターなどのお手入れが面倒ですが、それをぐんと軽減させているのがありがたいなと思います。
充電スタンドや布団ブラシなどの付属品も充実
この「スイトル スティック」には充電スタンドのほか、蛇腹になっていてぐんと伸びるフレキホースや2in1ブラシ、布団ブラシなどハンディとして使うときにセットすると便利なツールが充実しているのも魅力です。
片手で掃除機本体を持ち、利き手でフレキホース+2in1ブラシを持ちながら掃除をすると細かい部分の掃除や、高いところの掃除がしやすいのでぜひ。布団ブラシはソファやクッションなどの掃除にも便利に使えます。
ハイスペックモデルとは言えませんが、ここまでいろいろ充実していて17,800円という2万円を切る価格なので、圧巻のコスパ。値上げで家計が苦しくて…という方のお財布にもうれしいですね。
製品DATA
- ブランド:シリウス
- 商品名:「スイトル スティック SC-ST101」
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